今週のスポットライト (30)
私、chitlin改め北沢オーストラリアが勝手に気になるモノやコトを取り上げてみる『今週のスポットライト』のお時間です。
先週のことですが、『地下鉄のザジ』を観て来ました。何でも作品生誕50周年記念だそうで、“完全修復ニュープリント版”の上映ですよ。
忙しいのは当たり前なので、何が何でも観るために前売り券まで買ってしまったのです。
1度だけテレビ放映の際に観たことがあったので、凄く新鮮に観ることが出来ました。
パリの地下鉄に乗ることを楽しみにして来た女の子、ザジが引き起こす騒動が物語のあらましです。花の都、パリの街並みなども見ものですよね。
元来、子供が持つ残虐性やら簡明直截な感覚を主人公のザジに体現させていることも勿論なんですけれど、彼女が引き起こすというよりは周囲の大人たちの行状がどんなに異様なモノかが子供目線によって浮き彫りにされています。
終盤のグダグダぶりなんかを含め、欺瞞や不条理に満ちた大人の世界をザジの屈託のない笑顔と遠慮のない発言、軽やかな足どりがひと刺しするのが痛快極まりないですね。
それにしても唯一、ニュートラルな立ち位置の奥さまの美貌ってのは目を見張るものがありますよ。
先週のことですが、『地下鉄のザジ』を観て来ました。何でも作品生誕50周年記念だそうで、“完全修復ニュープリント版”の上映ですよ。
忙しいのは当たり前なので、何が何でも観るために前売り券まで買ってしまったのです。
1度だけテレビ放映の際に観たことがあったので、凄く新鮮に観ることが出来ました。
パリの地下鉄に乗ることを楽しみにして来た女の子、ザジが引き起こす騒動が物語のあらましです。花の都、パリの街並みなども見ものですよね。
元来、子供が持つ残虐性やら簡明直截な感覚を主人公のザジに体現させていることも勿論なんですけれど、彼女が引き起こすというよりは周囲の大人たちの行状がどんなに異様なモノかが子供目線によって浮き彫りにされています。
終盤のグダグダぶりなんかを含め、欺瞞や不条理に満ちた大人の世界をザジの屈託のない笑顔と遠慮のない発言、軽やかな足どりがひと刺しするのが痛快極まりないですね。
それにしても唯一、ニュートラルな立ち位置の奥さまの美貌ってのは目を見張るものがありますよ。
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