木村カエラ / Hocus Pocus (2009)

スヌーピーと共演中の『ホットペッパー』のCMがめんこい木村カエラの『Hocus Pocus』(2009)、デビュー5周年にして5枚目のアルバムという記念すべき1枚です。 前作、『+1』(2008)から約1年ですか、早いものですね。
今回も例によってM2「マスタッシュ」、M6「どこ」、M12「BANZAI」、M5「Butterfly」といったシングル曲(タイアップ曲)を網羅、おまけにM3「Phone」でさえ『どこ』(2009)収録曲だったりします。
既発曲が多いですね、こういうのって仕方ないことなのでしょうか。
そのM6「どこ」はシングル曲としては初のバラードだとかでいろいろなことに取り組んでいる訳ですね。ジャケット写真などのヴィジュアル面も含めて聴き手を楽しませよう、ついでに自分でも楽しもうというのは痛いほど伝わって来ると。
いつものロックなM1「Dear Jazzmaster '84」やM2「マスタッシュ」、何かが弾けたようなふっ切れたようなM12「BANZAI」、泣かせるウェディング・ソングのM5「Butterfly」と盛り沢山、却って何でもあり過ぎですよね。特徴的なのがシングル曲ばかりですけれど、ほかの収録曲も色とりどりなんですよ。
それがどうにも各曲ともそっぽを向き合っていて収まりが良くはないなというのが第一印象ではありました。
木村カエラの元気いっぱいの歌声が輪をかけてちゃきちゃきしていて、嬉しいことで。
追々、これまでのほかのアルバムと同様に愛着が湧いて来るのだとは思いますけれども、掴みどころがないというか何だか頑張り方が今回は違う気がするというのが正直なところだったりしますね。
グッと来ます。
♪「どこ」
しっとりからちゃっきりへ。
♪「Butterfly」「BANZAI」
上がります。
♪「マスタッシュ」「Magic Music」木村カエラ
♪「どこ」
しっとりからちゃっきりへ。
♪「Butterfly」「BANZAI」
上がります。
♪「マスタッシュ」「Magic Music」木村カエラ
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