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Heavenly / Le Jardin De Heavenly (1992)

lejardin


みんな大好きHeavenly


そんな訳で今月のHeavenlyです。
実際に初めて購入して聴いたのがこの2枚目の『Le Jardin De Heavenly』(1992)、邦題『天国の庭』なのです。
日本盤CDは今は亡きQuattro Labelなるところからの発売でした。今となってはこれもバブル経済の残り香でしょうか。
国内盤化されてから少し間が空いたものの何度目かの来日公演にも初めて観に行きまして、そういう意味では遅れていた方でしたね。


どちらにせよ、まさに運命の1枚です。
清らかでその愛くるしいポップ・ソングの連続。好きです、Heavenly。大好きです。
結局、弟ドラマーの死という悲しい出来事が引き金となってグループが解散しましてもHeavenlyのシングル盤やアルバム群は一生ものです。
つまりは単純に未だに引き摺っているだけとも言えるのですけれど。


国内盤CDには追加収録が4曲(2枚目のシングル、『Our Love Is Heavenly』(1991)と続く『So Little Deserve』(1992))、いちばん手に入り易いK Records盤CDには『So Little Deserve』のみ追加といった具合ですけれど、本家Sarah Records盤にはたったの8曲とやはり物足りなさを感じてしまいます。
それでも、メリハリもきちんと備わっておりますし、M5「C Is the Heavenly Option」という最大の山場が待ち構えておりますので飽きの来ない構成なのです。


そして、本作から参加のCathy Rogersが奏でるキーボードのお陰でグループとしての演奏にも幅が出て来ましたし彩り豊かとなりまして、思わず胸がときめく冒頭のM1「Starshy」からしてこれまでの彼女らとは段違いの成長ぶりを窺うことが出来ます。
1作目の『Heavenly VS. Satan』(1991)と比べましても、はるかに録音が良くて演奏自体もしっかりとしたものになっています。各曲とも抜かりなく粒が揃い、確実に進歩している訳ですよ。


コーラスも出来るは音に厚みが出るは弾みもつくはで、Robert Purseyをきちんと練習に参加させる対策として恋人のCathy Rogersに加入してもらった甲斐がありましたね。
前身のTalulah Gosh時代にもバック・ヴォーカルにほかの女の子が居ましたけれども、以前よりもずっと丁寧に歌うAmelia Fletcherの姿にうつつを抜かしてみたり猫の目のように変わる乙女心の機微を読み取ろうとしてみたりと聴く方も楽しくなってしまって仕方ありません。


やはり、中でもはにかみ度も最高のM5「C Is The Heavenly Option」が何と言っても大好きです。
我らの歌姫、Amelia Fletcherがアメリカのインディー界の総大将、K Records主宰のCalvin Johnsonとのデュエットを華麗に披露。(実際には郵便でテープのやり取りをしたのかも知れませんし、ライヴではCathy Rogersが代役を務めとりますよ)
このふたりの掛け合いがもう最高なのです。
とにかくにも、夢のような共演にこちらとしても盛り上がらない訳がありません。


小さなことが原因で仲違いしたとしても、選択肢“C”を選べば何事も結果オーライという恋愛指南の極上ポップ。テーマがごくごく身近なことだけに単なる痴話喧嘩と言われればそれまでなのですけれどね。(このようなやり取りは随分とご無沙汰ですし)
Amelia FletcherCalvin Johnsonが絶妙に入れ替わり立ち替わり細かい工夫も凝らされていますので、思わず鼻の穴も膨らんでしまうというものです。
終盤で畳み掛けて来る大サビにこれまた胸キュン必至です。


弟ドラマー、Mathew Fletcherは相変わらず大胆かつ力強い演奏で走り気味なものの、全体的な演奏にしても小川のせせらぎのようで決して出しゃばらない要所を押さえているのが素敵ですね。
ギターの音色が本当に小鳥のさえずりのようなM7「And The Birds Aren't Singing」に続きまして。止めは必殺の乙女パンク、M8「Sort Of Mine」にてきれいに締めくくり。


茶目っ気あり、軽いわがままありの可憐なギターポップもまさにAmelia Fletcher姫あってのこと、とまで言うのは持ち上げ過ぎでしょうか。
とにかく最高です。Heavenlyの『Le Jardin De Heavenly』はここに永久不滅のポップ・アルバムとして結実しているのです。


この『Le Jardin De Heavenly』については、これまたちょいとイイ話がありまして。
件の初めて観に行った来日公演の際、1992年冬のことです。
タワーレコード新宿店にて彼女たちのサイン会が開催されました。充分にアイドル人気があったのです。


そのことを直前に知ったので整理券など入手することなど出来なかったのですけれど、逸る気持ちを抑えられずにとにかく会場に出向いてしまいました。


サイン会開始より前に到着したので店内をうろついていますと、予想的中!
Amelia Fletcher姫に遭遇してしまいました。(連れのPeter Momtchiloffも一緒でしたけれどもね)
そ、そばかすが、か、可愛いっ!


とりあえず交わした挨拶の後に何の脈絡もなく“Tomorrow is my birthday”と迫りました、汗だくで。
持って来た手帳のカレンダー欄にお祝いの言葉をいただきましたよ、ええ。
整理券も持たずの反則行為が奏功しました。イヒ!


当然、その後のサイン会を遠巻きに眺めてはいたのですけれど思いつきで絵葉書を階下で購入して来ました。
サイン会終了後、Amelia Fletcherさまが裏手に向かうところでプレゼントしましたとさ。


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北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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