Samla Mammas Manna - Klossa Knapitatet (1974)

33年も続いた読売テレビ制作の『鳥人間コンテスト』の休止の報せを受けて連想したのがSamla Mammas Mannaの『踊る鳥人間』(1974)です。当然ながら無理矢理ですけれど。
これは変態です。最初に申し上げておかなくてはなりません。
その異様なジャケット・デザインのせいか、たとえ紙ジャケットCD化されなくとも興味をそそられる1枚でしたよ。
スウェーデン産の変態プログレッシヴ・ジャズ・ロックと呼べるSamla Mammas Mannaの3枚目のアルバム、『Klossa Knapitatet』です。
原題としては『資本主義をブッ壊せ!』だそうで。いろいろな意味が込められているのでしょうね。
実際に聴き始めてみますと唖然とするほかないです。
変拍子は当たり前、1曲の中で目まぐるしく展開して行く複雑さが圧倒的な演奏技術と未曾有の折衷感覚や諧謔性に支えられては噛み合わさり、大きなうねりとなって吐き出されています。
この辺りはFrank ZappaやBonzo Dog Bandに充分に通じるところではあるのではないかと。極めて同じ臭い、そうです、同じ異臭を放っています。
意外にも表題曲のM8「Klossa Knapitatet」がいちばんこぢんまりと、こざっぱりとしていまして聴き易いくらいですね。
そこではとんでもなく面白いことが確実に繰り広げられているはずなのですけれど、その尋常ではない難解さと痛快無比さゆえに足がすくむようなと言いましょうか、未だにすんなりと楽しむまでには至っていないのですよ。
ただただ茫然自失、です。
変態が大変!
♪「Liten Dialektik」Samla Mammas Manna
超絶技巧!
♪「Musmjolkningsmaskinen」Samla Mammas Manna
生!
♪「Klossa Knapitatet」Samla Mammas Manna
おまけです、勿論。
♪「踊るダメ人間」筋肉少女帯
♪「Liten Dialektik」Samla Mammas Manna
超絶技巧!
♪「Musmjolkningsmaskinen」Samla Mammas Manna
生!
♪「Klossa Knapitatet」Samla Mammas Manna
おまけです、勿論。
♪「踊るダメ人間」筋肉少女帯
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