Black Sabbath / Paranoid (1970)

Black Sabbathを取り上げるのも実を申し上げますと3回目です。
1970年2月は13日の金曜日発売の1作目、『Black Sabbath 』に続き早くも同年9月に発売されました『Paranoid 』(1970)にも挑戦してみました。
パッと聞き、判り易さが前面にあるように思えます。ありきたりですけれど具体的にはM2「Paranoid 」やM4「Iron Man 」といったところでしょう。
Black Sabbath と言っても今まで縁がないものとばかり思っていたのですけれど、M4「Iron Man 」はアメリカン・プロレスの雄、ザ・ロード・ウォリアーズの入場曲としてお馴染みだったんですね。
その反面、M6「Hand Of Doom 」のような冗長な楽曲があったりM7「Rat Salad 」ではドラム・ソロも挿し込まれる場面などが散見出来ます。
初っ端のM1「Luke's Wall / War Pigs 」などでは鋭利なギター・サウンドが駆け巡り、聞く者を暗黒面に貶める強引さが認められます。
それ以上に感じたことは、意外と構成力に長けた一面を覗かせているなというところです。まだ何十回も聞いていないこともあるのですけれど、飽きて来ることもなく繰り返し聞かせる要因か何かがその辺にあるのかなと。
いずれにせよ、重厚さを保ちつつも相変わらずグループとして一体感のある演奏にも引き込まれてしまいますね。
冒頭の和やかな雰囲気も良いものですね。
♪「Paranoid」Black Sabbath
♪「Paranoid」Black Sabbath
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