The Springfields / Reach For The Stars (1991)

The Springfieldsという良質なギターポップを奏でるグループの再登場です。
当時の地道にシングル盤を発売しているその草の根の活動に誇りさえ感じていました。
こちらの7インチ・シングルは先のエントリにてご案内したSeminal Twang Records盤と曲順が異なるだけのSummershine Records盤です。
つまりはM3「Tranquil」の代わりに M1「Reach For The Stars」をA面に持って来たという訳なのです。
1991年にVelvet Crushとして来日公演を行った際に前座を務めたのが、彼らの別ユニットであるThe Springfieldsでした。前座も自前で賄うという大車輪の活躍です。唯一のファン・クラブが日本にあった訳ですから、やり甲斐も十分にあったことでしょう。
当時のVelvet Crushは、以前からThe Springfieldsに参加していたギタリストのDavid GibbsをGigolo Auntsから迎えることで音に厚みを持たせていました。
この時にはRic MenckとDavid Gibbsのふたりだけの準アコースティック・セットを披露してくれました。
丁寧な演奏の「The Gentle Breeze」が印象に残っています。もっともこの「The Gentle Breeze」はVelvet Crushの『The Post-Greatness EP』(1992)収録のB面曲ではありますけれども。
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