Led Zeppelin / Led Zeppelin (1969)

週明けから日本列島を揺るがせていると言えば、これもうLed Zeppelinですね。
結成40周年記念として3度目の(凝りに凝った)紙ジャケットCD化ということなのですけれど、何かと話題のSHM-CD仕様にもかかわらず音源については1994年のデジタル・リマスターだというのですから物議となる訳です。
加えて、今回発売分の全10作品の購入者へのプレゼントとして、ってもうよろしいですよね。詳細はコチラからどうぞ。
とにもかくにも、商う魂が炸裂しておりますね。
そんなこともありまして、畏れ多くもLed Zeppelinのデビュー・アルバム、『Led Zeppelin』(1969)を取り上げてみます。
手持ちは2度目の紙ジャケットCD化の際のものです。2003年発売ですね。
二十歳前後の頃、定石通りに“フォーエバー・ヤング”シリーズの4枚目から入りまして、定石通りに「Rock And Roll」やら「Stairway To Heaven」やらに取り憑かれたものの、いつしか売り払ってしまいまして。
それ以降は『Remasters』(1997)のみで済ませていたのです。しかも、上記のような決まった曲にしか耳を傾けないという有り様でしたね。
21世紀に入りまして、30歳を過ぎてようやくLed Zeppelinの諸作品を紙ジャケットCDで揃えてみたというのが本当のところだったりします。(←思わず開陳!)
本盤を初めて聴いた時には何から何まで驚きの連続でした。
ギターもそうなのですけれど、何はともあれM1「Good Times Bad Times」からしてそのドラム・サウンドに圧倒されました。どうにもこうにも、金槌で頭をかち割られたかのような衝撃です。
未だに痺れてしまいますよ。鳥肌ものです。
ここのところはM5「Your Time Is Gonna Come」からM6「Black Mountain Side」へと劇的に転換し、そしてM7「Communication Breakdown」に続く流れを特に気に入っています。
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