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Alzo & Udine / C'mon And Join Us! (1968)

comonjoinus

生憎の雨模様ですので気晴らしにAlzo & Udineの『C'mon And Join Us!』(1969)を聴いています。


紙ジャケットCD化に際してはふたつの追加収録曲までもという嬉しい仕様です。


頭の3曲は勿論のこと、いみじくもM3「Rain(De Rain)」のことが特に大好きです。
Alzoの繊細な人柄が窺えるような美しいメロディーがひと際光り輝いていますし、抜群のグルーヴを生み出す演奏も最高ですね。


幾分かしこまった感のあるM5「Want Your Love」と少々泥臭いM6「Drag Of A Bag」を別といたしまして。
煌めく12弦ギターの音色に切ないファルセットという極上のシンガー・ソングライターの作風にラテン風味のパーカッションが軽快に踊ります。
ソウルフルな感覚までをも備えておりまして、都会的ですらありますよ。


曲良し、歌良し、そのうえノリも良しという訳で肌寒さも吹き飛ばす瑞々しくも実に清々しい、この人気のデュオ作品を聴かない手はありませんよ。



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非公開コメント

雨の日に聴いてもよし、夏に聴いてもよし、涼しげなアコースティック感がたまらないアルバムだと思います。でもどことなくサイケもあるような。

70年代のアルゾにすでに通じるものがありますね。

なんか小山田さんのネタ元の曲もあるとか

アルゾのソロは買ってすごい良かったので
これも買ってみたいなぁ(*´д`*)

いたちさんへ

いたちさん、どうもです!
コメントをありがとうございますね。

これからの季節にはなおさらぴったりな音ですね!イイ気分になれますっ。
独特の浮遊感がどこかサイケデリックな感触に繋がるのかも知れませんね、盲点でしたぁ。

夏の間にソロ作についても取り上げてみたいと思っておりますです。

よつばさんへ

よつばさん、どうもです。
コメントを入れていただきまして感謝です!

初期のCorneliusのことを知っていないのですが、小耳に挟んだことはありますねぇ。
充分あり得ることですよね。

未発表に終わった幻の2ndソロについてはこれから聴いてみようというところなのですけど、1stソロ作も素晴らしい出来ですよね。
再発直前の急逝が惜しまれます。

本作もお薦めですが、欲しいブツはいくらでも出て来てしまいますよね。
気長に行きましょうよ!
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北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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