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John Coltrane / Blue Train (1957)

bluetrain

John ColtraneBlue Note Recordsに残した唯一のリーダー作と言えば『Blue Train』(1957)にほかなりません。
Blue Note Records作品はやはりジャケット写真が素敵ですよね。


とまれ、Prestige Recordsとの契約期間中にAlfred Lionが割って入って頼み込んだとかいう話もあるようです。
そして、4曲の自作曲は勿論、全5曲をたった1日で録音したとのことです。


恥ずかしながら、実はごく最近になって本作を聴き始めたというのが本当のところなのです。
それでも表題曲M1「Blue Train」については知らないはずがなく、どこぞで何度か耳にしていつしか憶えてしまったという良くある話です。


何はなくともそのM1「Blue Train」と言いますとLee Morgan(t)とCurtis Fuller(tb)を従えて重層的にテーマを奏で、冴え渡る各ソロ演奏にも思わずうっとりです。
この1曲で本作の名盤度が高まるというものですよ。


M2「Moment's Notice」やM3「Locomotion」の熱い演奏にしても同様です。


こうしておりますと、Impulse! Records時代から入り込んで聴き進めて来たことを若干、後悔してしまうような心境へと陥ったりします。
本作のこの快活なハードバップが偉く魅力的なものですので。


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トレーン・トレイン

chitlinさん、こんばんわ!
もうホントに名盤で、こうバチッ!と決まっていますよね!
ジャケットも素晴らしいです。

私はコルトレーンさんはコレとインパルス盤いくつかを同時に、という聴き始めだったのですが、いまだそこから全然進んでおらず、アトランティック盤はロクに聴いたことがない、つまみ喰い状態のままです。いけませんねぇ。

しかし、この内容をたった1日で録音してしまうなんて、ホント、ジャズメンってどんだけクリエイティブに、神経その他もろもろすり減らして生きてるんでしょうね!

モスコさんへ

モスコさん、どうもです!
コメントをありがとうございますね。
BN1500番台を代表する1枚、納得の傑作ですね。

私もAtlantic時代のはポツポツとしか聴いていないのです。(汗)うーん、まだまだ道のりは長いっすね。老後が楽しみのような心配のような。

いろいろな意味で我々が真似しようにも出来ないような暮らしぶりだったでしょうね~、きっと。
長生きはして欲しいものです。

コルトレーンのアルバムにして、見事に「ブルーノート」のアルバムになっている所が凄い所ですよね。
問答無用の名盤というのはこういうアルバムに使われるべきです。
もちろん後期も素晴らしいですがやっぱ疲れるんですよね、聴いてて。たまにしか聴けません。泣
その点初期プレスティッジとこのアルバムは気軽に楽しめていいです。
プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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