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My Bloody Valentine / Glider (1990)

glider

Primal Screamの『Loaded』(1990)が祝福される最中に発売されたMy Bloody ValentineのEP、『Glider』(1990)の出番です。


冒頭のM1「Soon」がまったくの異色作です。革新的とは言わないまでもという程度に新しさがあります。
当代流行の、即ち彼ららしからぬダンス・ビートを主軸に煌くようなギターの音色が折り重なるという珍しさ。


Bilinda Butcherによるとろけるような歌声はそのままに、さらには妖艶さも上乗せされていまして聴き手は呆気なく陥落すること間違いなしです。


表題曲のM2「Glider」が結果的に後の『Loveless』(1991)全体の音作りに直接的に繋がるインストゥルメンタル曲と呼ぶことが出来るでしょうか。
これはこれで決してよそでは聴くことの出来ない幻想的な小曲ではあります。


M3「Don't Ask Why」はと言いますと。
回転数をいじっているのでしょうか、何となくたどたどしく歌うKevin Shieldsのささやかなるサイケデリアの表出がどこか憎めないのです。
そして、これも良いメロディーを持っています。


M4「Off Your Face」には若干の線の細さを感じざるを得ない一方で、このEPの中でいちばんMy Bloody Valentineらしさが出ている1曲なのかも知れません。


計らずも『Isn't Anything』(1988)と『Loveless』との中間地点に位置する作風であるという意味合いとこの時点でM1「Soon」が与えた強烈な印象ゆえに古臭ささえ感じさせる始末です。
背後で鳴り止まない不協和音の洪水が斬新で、すっかり陶酔してしまう訳ですけれど。
勿論、Bilinda Butcherの歌声が物凄くこそばゆいせいもあります。



My Bloody Valentineで踊れます。
♪「Soon」My Bloody Valentine

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北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
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