Sonic Youth / Goo [Deluxe Edition] (2005)

乗りかかった船という訳で前回のエントリのついでに、この『Goo [Deluxe Edition]』(2005)も取り上げてみましょう。
“アンダーグラウンドの帝王”なんて呼ばれ方もされていたようですけれど、Sonic Youthもこういう豪華拡大盤2CDが発売されてしまうくらいなのですから、隔世の感を禁じ得ませんね。
ただし、5曲分の未発表曲というのが実際には大した出来ではないようです。
Disc Oneには『Goo』(1990)本編のほかにシングルB面曲とアウト・テイクが追加されていまして、当たり前と言えば当たり前なのですけれどどうってことのない気がするのです。
M14「The Bedroom」は『Goo』(1990)の追加収録曲と同一のライヴ・テイクですし。
早々にDisc Twoへと移りまして。
今、流行りの体裁のうえで本盤の目玉は何と言いましても、『Goo』(1990)収録曲のデモ音源をほぼ網羅していることですね。
ここで聴くことの出来るそのデモ音源というのがこれまた本テイクの一歩手前のような完成度に達している状態なので、そういう意味では緊張感い欠けると言いましょうか少し肩透かしを喰らう場合もあるのかも知れません。
非常に興味深いことには違いないのですけれどね。
そして、いちばん気になるのがM12「I Know The Answer」なのですよ。
ご存知の通り、The Beach Boysの『Pet Sounds』(1966)収録曲のカヴァーという訳です。
いかにもSonic Youth流という塩梅に仕上げられていまして聴き応え充分なのですけれど、原曲の「Hang On to Your Ego」をPixiesがカヴァーしていたりするのです。
何とも奇妙な符合です。
今、流行りの体裁のうえで本盤の目玉は何と言いましても、『Goo』(1990)収録曲のデモ音源をほぼ網羅していることですね。
ここで聴くことの出来るそのデモ音源というのがこれまた本テイクの一歩手前のような完成度に達している状態なので、そういう意味では緊張感い欠けると言いましょうか少し肩透かしを喰らう場合もあるのかも知れません。
非常に興味深いことには違いないのですけれどね。
そして、いちばん気になるのがM12「I Know The Answer」なのですよ。
ご存知の通り、The Beach Boysの『Pet Sounds』(1966)収録曲のカヴァーという訳です。
いかにもSonic Youth流という塩梅に仕上げられていまして聴き応え充分なのですけれど、原曲の「Hang On to Your Ego」をPixiesがカヴァーしていたりするのです。
何とも奇妙な符合です。
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