Ride / Twisterella EP (1992)

ついでにRideのEPを。結局のところ、編集盤の類いを除きますとこの『Twisterella EP』(1992)が最後に購入したRideのアナログ盤となってしまいましたね。
こちらもまた旧ブログからの転載です。
これまた、まんまとジャケット写真に釣られてしまった1枚です。
彼らにとって2枚目のアルバム『Going Blank Again』(1992)から切られた4曲入りのEPです。このEP、実際には無題なのですが便宜上、『Twisterella EP』と呼ぶしかないでしょう。
A面のリード・トラックM1「Twisterella」は、ハイハット・シンバルが小気味良く刻まれる大変ポップな1曲です。
ギターの音はしっかり鋭角的ではありますが、従来のグループが見せる蒼く沈鬱な表情とは明らかにひと味違う新たな一面が弾け飛んでいます。
その他の収録曲として、件のアルバムの表題曲でもあるM2「Going Blank Again」やB面のM3「Howard Hughes」、M4「Stampede」の3曲が収録されていますが、どれもメランコリックながら印象が薄いというアウト・テイクの典型的なものと言えそうな出来です。
本当に素敵なジャケット写真です。こういう写真をEPのジャケットに選ぶRideだから好きだった訳なんですが、実際の内容は理想とするところからどんどん乖離して行ってしまっていたんですよね。今でも複雑な気持ちにさせられます。
♪「Twisterella」Ride
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