Superstar / Greatest Hits Vol. One (1992)

映画、『Upside Down -The Creation Records Story-』(2010)に登場したSuperstar。今回は彼らの『Greatest Hits Vol. One』(1992)です。
Creation Recordsとの関わりは件の映画の内容と本エントリの一部が被る通りです。そして、旧ブログからの転載です。
BMX Banditsでの活動と平行してJoe Mcalindenが録り溜めたデモ・テープをTeenage FanclubのNorman BlakeがCreation RecordsのAlan McGeeに渡したことから作品化が実現したという全6曲のミニ・アルバムです。
グループ名がSuperstarにして表題が『Greatest Hits Vol. One』という挑発的な処女作ですが、その内容はまったく名前負けしておりません。
M1「Barfly」や必殺の泣きのメロディーが炸裂するM2「The Reason Why」、Paul McCartney直系の美しいピアノ弾き語りのM4「Let's Get Lost」は後のメジャー・デビュー盤にて再録音されました。
M5「Taste」とM6「After Taste」の合わせ技は当社比20%増の味わいです。
何と言っても白眉はM3「She's Got Everything I Own」です。爽快感とほろ苦さが同居するギターポップの鑑のような1曲です。
こうして20年近く経た現在でも錆び付くことのない音楽なので、とても新鮮な気持ちで聴くことが出来る逸品です。結局はここに戻って来るんだなという意味でも気持ち良く聴くことが出来ます。
♪「The Reason Why」Superstar
♪「Let's Get Lost」Superstar
♪「Let's Get Lost」Superstar
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