さて、気を取り直しまして。 映画、『Upside Down -The Creation Records Story-』(2010)を観て参りました。Alan McGeeがCreation Recordsを立ち上げるきっかけとなったのがTelevision Personalities。そこで今回は彼らの『Part Time Punks』(1992)です。
M1「Part Time Punks」、件の映画の中でもしつこく流されていただけありましてさすがの名曲ぶりです。面白おかしいだけではなくて、Daniel Treacyに歌われますと何だか妙な説得力があるんですよね。 そして、影響力も凄くあったんだなと感じさせます。多くのグループにとっての指針となったはずだと。
M2「Where's Bill Grundy Now?」も皮肉が利いた1曲。果たしてこういうものを面白がることが出来るか否かでしょう。Alan McGeeは啓示を受けた訳ですよね。非常に象徴的ですし、納得することが出来る事例ですね。
B面の2曲、M3「Happy Families」とM4「Posing At The Roundhouse」がこれまたあり得ないほどに酷い演奏なので、これらを聴いて脱力してしまったり腹を立てる方々もきっと居るでしょう。そんな拒絶反応も納得です。