Ride / Leave Them All Behind EP (1992)

今回のRideは『Leave Them All Behind』(1992)です。
いつものことながらジャケット写真が素敵ですね。例によって旧ブログからの引用です。
Rideにとって2枚目のアルバム『Going Blank Again』(1992)に先駆けて発売された、3曲入りのEP盤です。
M1「Leave Them All Behind」はデビュー・アルバム、『Nowhere』(1990)や『Today Forever EP』(1991)の延長線上にある轟音ギターが吹きすさぶ、サイケデリック風味も香しい1曲です。
たわむようなベースラインが重たいグルーヴを叩きつけ、けたたましいドラムスの弾け具合をも含めて大きなうねりにひと飲みされそうな長尺曲です。癖になります。
M2「Chrome Waves」は件の『Going Blank Again』に収録されている同曲のヴァージョン違いに当たります。個人的にはどちらも印象が弱いです。
M3「Grasshopper」は10分以上に渡る、ライヴの場で映えそうな勢いに任せただけのような感もあるインストゥルメンタル曲です。身を任せていますとその心地よさに溺れて呆けた心境に陥ります。
Teenage Fanclubの『King』(1991)に通じる音の感触ですが、こちらの方が骨太です。
尺がたっぷりとあるM1「Leave Them All Behind」にはラジオ番組用の編集ヴァージョンもありますが物足りないのは確実ですよね。
♪「Leave Them All Behind」Ride
♪「Leave Them All Behind」Ride
♪「Leave Them All Behind」Ride
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