Sportsguitar / Fade / Cliché (1994)

Sportsguitarのデビュー・アルバム、『Fade/Cliché』(1994)をふと聴いてみました。グループ名も訳が判りませんが、このジャケット写真の選択も謎ですね。
初っ端のM1「Gong Gong」はデビュー曲でもあるんですが、これまたSub Pop Recordsから発売されたものなんですね。意外でもあり妥当とも言えるような絶妙さです。というのも一聴してPavementなどからの影響が明白ないかにも1990年代前半の音だからです。
素人に毛が生えたような演奏と歌。当時は喜んで聴いていましたよ。この手の宅録然とした音も好みでしたので。ずっと前に聴いた際にはもっと胸躍らされるような突き抜ける感覚があったはずがそうでもなくなってしまいましたよ。
以降、代わり映えのしない収録曲がどこにも引っかからず通り過ぎて行くように感じてしまうのは単に聴いているこちらが歳を重ねてしまったことのが理由なんでしょうか。そうなんでしょうね、きっと。
このSportsguitarの場合はスイスの若者ふたりで大体のことを演っています。さすがにThe Jesus And Mary Chainからの影響も絶大ですね。青臭い歌声ときびだらけの曲調にノイズを盛ったギターが鳴り続けるという型。悪くないです。悪くはないんですが飛び切りに良い訳でもなさそうなんですよね、今となっては。
♪「Gong Gong」Sportsguitar
♪「Pretty Sad」Sportsguitar
♪「Reality」Sportsguitar
♪「Mars」Sportsguitar
♪「Down」Sportsguitar
♪「Letters」Sportsguitar
♪「Pretty Sad」Sportsguitar
♪「Reality」Sportsguitar
♪「Mars」Sportsguitar
♪「Down」Sportsguitar
♪「Letters」Sportsguitar
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