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The Flaming Lips / Race For The Prize (1999)

racefortheprize
The Flaming Lipsの『Race For The Prize』(1990)という3曲入りのシングル盤です。
あり得ないほどの変貌を遂げた『The Soft Bulletin』(1999)からです。


もはや名曲としか言いようのないM1「Race For The Prize (Remix)」。リミックスだと言われても残念ながらその明確な違いが判りません。それはそれといたしまして、いつ聴いてもどこで聴いても何度聴いてもその素晴らしさに変わりはないですね。溜め息しか出て来ません。


続くM2「Riding To Work In The Year 2025 (Your Invisible Now)」では相変わらずの上ずった歌声がさらに目立ちます。それと同時に継ぎ接ぎも目立つ1曲なので混沌とした印象を持ちます。こういうのはやはり、アルバムに収録するには浮いてしまいますよね。


M3「Thirty-Five Thousand Feet Of Despair」も同様でシングルのB面くらいでしか日の目を見る場面がなかったのではと納得してしまいます。何やら神妙な曲調ではありますが5分弱の尺でさえ冗長だと感じられる訳です。


♪「Race For The Prize」The Flaming Lips



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No title

1990年代の"Pet Sounds"と評価の高い"The Soft Bulletin"、大好きです。ウェイン・コインのへにょへにょヴォーカルのせいで?コアなファン以外には見向きもされないバンドですが・・・
私は彼らみたいな「こいつら何者?」というバンド大好きなので・・・(笑)
このアルバムと"Yoshimi..."は90年代以降に出現したアルバムの中では出色ですね。こういうのが出てくると、「長生きしていて良かった」と思えます。(爆)

MOREさんへ

MOREさん、コメントをありがとうございました!

>1990年代の"Pet Sounds"と評価の高い"The Soft Bulletin"
今さらながらこれは初耳ですね~。『Transmissions From The Satellite Heart』が『Revolver』に例えられていたことを知ってはいましたけども、あ~これはじわじわと判ってきますね。

あと、そのピッチの合っていない歌声は・・・、合わせようとしていないかも知れませんです・・・。まあ、これも個性ですよね。

新譜が発売されれば必ず購入してみる数少ない現役ミュージシャンです、私にとりましても!
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北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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