中村一義 / 犬と猫/ここにいる (1997)

中村一義のデビュー・シングルの『犬と猫/ここにいる』(1997)を久しぶりに聴いてみました。
この14年間を総括するベスト盤やらボックスセットやら書籍が発売されたばかりですね。いずれも見送りましたけども。
さてさて、実際には『金字塔』(1997)を先に聴いたくらいなので単純にM3「ホッパーとボッパー」を聴いてみたかったんです。M1「犬と猫」とM2「ここにいる」はどちらも件のデビュー・アルバムにも収録されていますので。
そんなM3「ホッパーとボッパー」はM1「犬と猫」の歌詞違いのデモ曲ですね。骨組みはすっかり出来上がっていますし『金字塔』自体が自宅録音を元に作られたとかいう話ですのでそういう意味ではそれほど驚きはないんですが、予算をかけることが出来るというのは想像以上に大きいなことだなと思わされます。
勿論、何から何までひとりでここまで作り上げるなんてことは相当なものだとは思いますよ。言葉の選び方も最初から鋭いものがありますしね。どうやったってM1「犬と猫」の名曲ぶりには疑いようのないものがありますので。
ちなみにM2「ここにいる」はアルバム収録版よりも歌声が前に出ています。凄く見通しが良いということもあって素敵な1曲ですね。
♪「ここにいる」中村一義
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