スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Cold Sun / Dark Shadows (1970)

coldsun
Cold Sunというグループです。その幻のアルバム作品と呼ばれている『Dark Shadows』(1970)です。
テスト・プレスされたアセテート盤がようやく正規にCD化されたのが数年前、という代物です。これはつまり、レコード・デビュー未満の自主制作な訳ですよね。まずはその存在やあらまし自体が謎のサイケデリック・ロックですね。


もっと豪腕を振るうような重たいサイケデリック・ロックだろうと勝手に想像していたのとは随分と違いまして。歌声はむさ苦しいですし、録音のせいなのか音自体に迫力が欠けるような気がします。
それでも思わず首っ引きになって聴き入ってしまう魔力を充分に持った音なんですね。鳴り止まないオートハープや手数の多いドラムス、蛇の舌がちろちろと這うような変幻自在のギター音にとにかく痺れてしまいます。衝撃的です。ただちにそのめくるめく幻想的な音像の虜です。


M1「South Texas」からして一気に引き込まれてしまいます。
時空が歪むように混沌としながらも強烈な磁場が築かれています。不気味ではありますが嵌まると抜け出すことが難しそうなんですよね。ふとした隙に傍らに限りなく広がる暗黒面に足を踏み外しそうで恐ろしい音です。


起承転結があるようでいてやはりないだろうなというM3「Here In The Year」は危険ですね、問題ありです。特に9分弱にも及ぶ尺の長さが高揚感をますます増幅してくれますよ。こんなのを大音量で浴びせられたらば頭がおかしくなってしまいますよ、きっと。この酩酊感と言ったらほかにないものです。
反対に11分以上もある最後のM7「Ra-Ma」の方は脈絡のなさが災いをしているようですね。


ギター・リフが特に格好良いM4「For Ever」とM5「See What You Cause」では逐一、目眩を起こしそうな感覚にさせられるますし。
叩き付けるような激しい演奏のM6「Fall」も最高です。


同郷であり先輩でもあるThe 13th Floor Elevatorsと同じような臭いと言いましょうか、確実に相通じる如何わしさがありまして、これまた納得といったところではありますね。
いつの間にかすっと懐に忍び込んで内側から巣食うかのような音です。


追加収録されたライヴ音源であるM8「Live Again」とM9「Mind Aura」は1972年の録音ということなので、しつこく地道に活動を続けていたんですね。生々しい演奏を体験することが出来ますよ。


♪「South Texas」Cold Sun



♪「Twisted Flower」Cold Sun



♪「Here In The Year」Cold Sun



♪「For Ever」Cold Sun



♪「See What You Cause」Cold Sun



♪「Fall」Cold Sun



スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんばんは。マイドです。このバンドは初めて知りました! まんま、ドストライクのアシッドまみれサイケまみれのドラッギーないかにも、US自主制作の鑑のやうな音ですねーww この辺は、追求してゆくと、結局キリが無いと言うか、出口の見えないふかーい穴って感じでww で、僕はVINYL派なので、こういう自主制作ものは、手を出せない(リプロ買っても意味ないし、オリ盤なんて、ウン10万ですからねー)ので、時々、CDで密かに楽しむ程度なので、なかなか、拡がらないし、ディープに掘り下げも出来ずにいるヘナチョコです(苦笑)

でも、Youtubeってすげーな。
と、改めて思った次第w

V.J.さんへ

V.J.さん!コメントをありがとうございました!!

ご存知なかったですか~、是非ともこのCDをお求めください!3年前くらいですか、それはもう局地的に盛り上がったんですから、って今頃になってエントリしていますが強力推薦盤ですよ。

>ディープに掘り下げも出来ずにいる
ポーランドの宗教サイケ(ですよねっ)に手を出すV.J.さんが何をおっしゃるんですか、我々の代わりに奥の細道を邁進してくださいっ。

お久しぶりです。

北沢オーストラリアさん、こんばんは!
サイケの発掘レーベルRockadelicの正規アナログ盤リリース(300枚)から22年後の~2011年、
自称サイケ好きでCold Sunの正規CDを常備していないのはモグリでしょう(笑)。
The 13th Floor Elevators等のサイケ系はCDで聴くと魅力が半減しますが、Cold Sunはアナログの良さを保ってます。CDでも十分危ない音ですね。
流行のハイレゾ音源と対極にある音質なのに、ジワジワと引き込まれるのは何故?
Cold Sunって不思議な音盤ですね。

nicohoiさんへ

nicohoiさん、お久しぶりでございます!

やっとのCD化に溜飲を下げた好事家の方々がたくさんいらっしゃるはずですよね。
正規アナログ盤発売からして快挙というかある意味おかしな感じなんですが、まあ、これだけのものでしたら納得の内容ですよねぇ。ライヴ音源まで発掘して来るんですからたいしたもんですし。

これはホントに危険っす。

プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
TFC (36)
MBV (8)
BMX (24)
リンク
ブログ内検索
小さな天気予報

-天気予報コム- -FC2-
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。