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The Folklords / Release The Sunshine (1969)



ジャケット写真の通り、彼岸の音世界を楽しむことが出来るThe Folklords の『Release The Sunshine』(1969)を今宵はどうぞ。


もともとは随分前にきよさんのadd some music to your dayで紹介されていたとろを興味津々となりまして。きよさん、感謝です。


地味ながら煌めくギターのストロークにたどたどしいドラムスが表情を付けて行くところへオートハープの音色とぼんやりとした男性ヴォーカルの歌声が覆い被さるという、“混ぜるな危険”の表示が義務付けられたカナダ産サイケデリック・フォークの至宝です。


どの収録曲においても逐一気怠さが頂点に達し、あまつさえ身も心も蕩けてしまいそうな淡く儚い夢幻フォークの数々がここぞとばかりに咲き乱れておりますよ。


女性メンバーによるあまりにも目立たないコーラスと通低音のように掻き鳴らされるオートハープが聴き手の平衡感覚を乱してしまうことも特徴です。


M3「Child」では1980年代に跋扈していたようなインディー・ギターの弱小グループが1960年代末に無理矢理にタイム・スリップしてしまったかのような感覚を醸し出していまして、思わず嬉しくなりました。


ほかに強いて挙げるとすれば、よれよれのヒッピー感覚が顕著なM9「We'll Love Like Before」から不器用に愛を約束するM10「Suzanne Marie」、そしてThe Pastels並みに腑抜けたM11「Don't Look Back」の流れを特に気に入っております。


さすがのLion Productionでも充分な情報を集めることが出来なかったらしくブックレットも薄手ではありますが、とにもかくにもこの希有なサイケデリック・フォークの復刻には拍手を送るほかございませんね。


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北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
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