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Joni Mitchell / Blue (1971)

joniblue
Joni Mitchellの4枚目のアルバム、『Blue』(1971)を初めて聴いてみました。情けないことに今までまともに聴いたことがなかったんですよ。


のっけから変則チューニングのギターにやられてしまいます。M1「All I Want」から受ける衝撃、軽い目眩を覚えました。これまた情けないことに初めて知ったんですがJames Taylorが参加しているんですってね、お恥ずかしい限りです。
続いてピアノが絡むM2「My Old Man」にしてもその凛とした佇まいが目に浮かぶようです。


表題曲のM5「Blue」、その息を飲むような美しさや静謐感には即座に打ちのめされました。本当に素晴らしい3分間ですね。
それからM9「A Case Of You」でのJoni Mitchellの表現力、筆舌に尽くし難いほどの素晴らしさですね。言葉を失ってしまいます。


こんな風に全10曲があっさりと過ぎて行ってしまうんですがどれも凄く印象的なんです、その清々しさが胸の空くような忘れられないものばかりなんです。
中でも一聴して気に入ってしまったのがM4「Carey」ですね。本作の少し淡々とした雰囲気にありましてひと際明るく輝いている1曲。


ずばり、鮮烈で瑞々しいフォークですね。フォークの枠組みなんかをひょいと飛び越えているのかも知れませんけれども。決して押し付けがましくはないのに饒舌な歌と不思議な浮遊感に溢れるギターの音色が胸に響き渡ります。


♪「All I Want」Joni Mitchell



♪「My Old Man」Joni Mitchell



♪「Carey」Joni Mitchell



♪「Blue」Joni Mitchell



♪「California」Joni Mitchell



♪「River」Joni Mitchell



♪「A Case Of You」Joni Mitchell



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コメントの投稿

非公開コメント

どうも〜♪

いやぁ、これには私もしびれましたね♪
そして、ここからジョニにハマった感じです。

そんな最高なこのアルバムですけど、最近はこれよりこの前作のほうをよく聴きます…まぁ、どっちも好きなんですけどね、うふ♪

へどろんさんへ

へどろんさん、どうもです。コメントをありがとうございます!

今さらですがクセになってしまったというか、やはり虜になってしまいました。
え~と、前作と言いますと『Ladies Of The Canyon』でしょうか、参考にいたしますね。

で、ちょっと調べてみましたらデビューから10年くらいの間には毎年、1枚の配分でアルバムを発売しているんですね。才気溢れるお方なんですね~。一気に要注目です!
プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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