Matthew Larkin Cassell / Pieces (1977)

日中の豪雨は酷かったですが、夜は秋らしく涼しくなって参りました。Matthew Larkin Cassellの『Pieces』(1977)を聴いています。
詳細を知りませんでした。今もたいして判っていませんけれども、ほとんどP-Vine Recordsから紙ジャケット仕様CDとして再発されるということだけで購入してしまった1枚です。
確かにメロウなんですよ、言われている通りにグルーヴィーなノリと洒落た軽みが心地良いんです。
特に毛嫌いしている訳でもなく何とはなしに遠ざかったままなだけで、普段からこの手の1970年代のAOR寄りの音に接する機会が少ないので余計に新鮮に聴くことが出来ますね。
クセもなく決して嫌みのないすっきりとした歌声としなやかな音使いがとても良い塩梅で感触はとてもあっさりとしていながら、それでいて収録曲がどれも機知に富んだ作りなんですよね。
最後のM9「In My Life」だけが少しだけ凝っていますが全体的には複雑さはありません、したすら爽やかです。ゆったりと聴かせるM4「You」にしても胸に迫るものがありますよ。秋の夜長にぴったりです。
もう1枚、猫の顔面をあしらったジャケット・デザインの『Matt The Cat』(1979)も一緒に再発されています。猫が苦手だからなんて言っている場合ではなさそうです。
♪「Heaven」Matthew Larkin Cassell
♪「Ecotez Moi」Matthew Larkin Cassell
♪「In My Life」Matthew Larkin Cassell
♪「Ecotez Moi」Matthew Larkin Cassell
♪「In My Life」Matthew Larkin Cassell
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