
今月の
Teenage Fanclubはシングル、『
Ain't That Enough』(1997)です。傑作アルバム、『
Songs From Northern Britain』(1997)からの先行シングルでもありましたね。
もう既に10年以上前になるんですよね。そして、今でも活動を続けていると。最新アルバム、『
Shadows』(2010)が発売されたばかりで。
表題曲のM1「
Ain't That Enough」は納得の
Gerald Love作です。手堅いですよね。どっしりとしたテンポに落ち着き払った演奏、折り重なるコーラス。
そして、どこまでも晴れ渡る青空を想起させる素晴らしい1曲でもあります。あの
Teenage Fanclubがこんな境地へと辿り着いたかと勝手に想像が働きまして泣けて来ます。
M2「
Kickabout」は出来心というか遊び心で作られたような代物。
Marilyn Wilsonたちのグループ、
Springの「
Everybody」をサンプリングしたものですね。これもまた新境地、と言えるものなのかどうか。面白い試みではありますよね、単純に楽しいですしね。
M3「
Broken」これまた滋味深い1曲なんです。ほとんどインストゥルメンタルな実に簡素な作りなんですけれど、そこが心に染みますね。一聴して地味ではありますけれども、非常に印象深いB面曲です。
初めてお目にかかります・・・
時々気になるバンドのことが書いてあるので気になっていました。
Teenage Fanclub、ジミですが好きですよ。デヴューから。
最新アルバムも泣かせる曲が満載でホッとしています。
このEPは最後のカヴァー2曲が自分的にはキモです。
もしよろしかったら、私のYouTubeチャンネルにお立ち寄りください。
http://www.youtube.com/user/Vidmind21
MOREさん、はじめまして!どちらかのリンク先さまのコメント欄にてお見かけしているとは思います。わざわざコメントを入れていただきましてありがとうございました。
すでにもう『Shadows』を聴かれたんですね。私も一応、注文だけはしておきました。届くのは先のことなんですよ。
年相応のしっとりとした感じなんでしょうか、楽しみに待つことにしますよ。
>このEPは最後のカヴァー2曲が自分的にはキモです
これはもう1種類の方のことでしょうか~。「Jesus Christ」と「Femme Fatale」ですよね。来月にエントリ予定ですが、とても素晴らしい出来ですよね!この“Part 1”よりも好きです。
>これはもう1種類の方のことでしょうか~。「Jesus Christ」と「Femme Fatale」ですよね。
そうですそうです。そうかPart 1と2があるんですよね。うっかりしていました。
Big Starは80年代に入ってから聴き出したんですが、最近Alexが亡くなり落ち込んでいます。
VUはバナナのオリジナルを大阪の今は無きLPレコードまで買いに行ったのでした。
いまだにステッカー貼ったままです。中古盤の剥がれたのを見て、「おー、ちゃんと中のバナナの画がある」と驚いたものでした・・・(爆)
そんな2曲をカヴァーしてるんですから、こりゃあもう好きにならざるを得ないと言うか・・・
ニューアルバムはそう、もう貫禄と風格さえ匂わせています。一曲目からノックアウトでした!
MOREさん、再度のコメントをありがとうございました!
Alex Chiltonの件、残念ですよね。痛ましくも無慈悲な仕打ちだと思います。TFCらのお陰で新たなファンを得たことが救いだったでしょうか。
The Velvet Underground(オリジナル盤とは羨ましい!)とBig Starはアメリカのインディー・バンドだとか若いミュージシャンたちにとってはある種、踏み絵のようなものかも知れませんよね~。ホント、とても重要で大切なグループだと確信しています。
>ニューアルバムはそう、もう貫禄と風格さえ匂わせています。一曲目からノックアウトでした!
多くの人たちに聴いてもらいたいですね!!(自戒を込めて!)