Teenage Fanclub / Neil Jung (1995)

今月のTeenage Fanclubは『Neil Jung』(1995)です。
前回の『Grand Prix』(1995)からのシングル・カットですね。
M1「Neil Jung」というからにはやはりNeil Youngばりの泣きのメロディーが特徴なんです。ギター・ソロにも熱気が込められていますね。
傑作アルバム、『Grand Prix』の中でもまさしく核になる1曲ではないでしょうか。キラリと光る1曲でもあります。
Teenage Fanclubの面々がNeil Youngのことを好きであることを公言していますし、初期の頃にはSonic YouthとNeil Youngを掛け合わせたような音だ何だと喧伝されていた憶えもありますし。
とにもかくにも名曲度高し、ですよね。
他の収録曲はと言いますと。
Raymond McGinley作のM2「My Life」は怠く、Gerald Love作のM3「Every Step Is A Way Through」は甘く、Norman Blake作のM4「The Shadows」は切なく。
それぞれの持ち味が出た3曲が選ばれていまして。これらは『Grand Prix』で立てたDavid Biancoというプロデューサーを介していない点で共通しています。きちんと仕上げてはいるもののキレの良さは今ひとつですし、習作ではないんでしょうがアルバム録音に向けての慣らし運転か何かだったんでしょうか。
熱い1曲。
♪「Neil Jung」Teenage Fanclub
♪「Neil Jung」Teenage Fanclub
スポンサーサイト