ももいろクローバーZ / ももクロ試練の七番勝負・番外編『ももクロvs女子プロレス』
4月21日に中野サンプラザで開催されたももいろクローバーZの『ももクロ試練の七番勝負・番外編『ももクロvs女子プロレス』』をライブビューイングで観て参りました。
ライブビューイング会場というのが開業したばかりのTOHOシネマズ新宿。つまり、新宿コマ劇場跡地です。新宿歌舞伎町は相変わらずの汚らしさですが。
『ももクロvs女子プロレス』という趣旨に則りまして、プロレスのリングが設置されている中野サンプラザのステージ上にももいろクローバーZの5人がひとりずつ現れるのにも気の利いた演出がありまして。それぞれがプロレスラーの入場曲とともに客席を練り歩くというもの。
高城れにの場合にはスタン・ハンセン、有安杏果には三沢光晴、玉井詩織にはジャンボ鶴田の、佐々木彩夏に橋本真也、百田夏菜子にはアントニオ猪木の入場曲をといった具合。そりゃ、会場内も盛り上がります。
5人が揃ったところでまずは「Link Link」を披露。以降、今回の“トーク・デスマッチ”の開始と相成りますが、肝心のゲストがブル中野と神取忍。司会陣には東京03の飯塚悟志と豊本明長、元週刊プロレス記者にして現Quick Japanの小島和宏という面々。充分過ぎます。
件の東京03の豊本明長がスターダムという団体に所属しているミス・モンゴルなる選手と結婚をしたということにも驚きましたが、ブル中野と神取忍という女子プロレスの頂点を極めた両雄を引っ張り出して来たことに運営側の本気度が窺えますよね。やるからには刺し違える覚悟でしょうか。
所謂、“猪木イズム”に毒された川上アキラマネージャーに育てられたももいろクローバーZでも女子プロレス中継すら観たことがないそうで。これまでライヴでプロレスをネタにして来た割りに本人たちには接点がまるでないんですよね。
そこを貴重な映像でその歴史を辿りつつ、直近の過激な場面についても画像を使って紹介。当然、ブル中野と神取忍の活躍ぶりについても同様です。
ここでまた肝要な点が特にブル中野が話し慣れていることというか饒舌であるというか。頭の回転がとても速いことも見て取れますし、時に好奇心旺盛なももいろクローバーZの反応に対して静かに闘志を燃やして熱くなって行くのが判るのも面白かったです。
また、リーダーの百田夏菜子から“今まで感じたことのない感情が湧き上がって来た”という発言を引き出したのもお手柄と言えるのではないでしょうか。
終盤ではいよいよスターダムの4選手による特別試合、タッグマッチが行われるという展開。ももいろクローバーZの5人も二手に分かれてセコンドにつくのは想像の範囲内でしたけども、まさか実際にリングに上がって選手たちの攻撃に加担するとは思ってもみなかったです。
挙げ句、高城れに、玉井詩織と佐々木彩夏の3人は敵の陣営による連続攻撃にも加わるといった暴挙に出る始末。
台本に無理がある場面もありましたが、年齢の近い同じ女性たちがリングの上を所狭しと身体を張って動き回っていることに面食らいながらも試合の行く末を見つめ続けるももいろクローバーZの姿には心を打つものがありました。そんな5人の姿に思わず涙ぐんでしまったのはここだけの話です。
最後に最新シングル曲、「Zの誓い」を歌って大円団。
成功裏に終わった今回の『試練の七番勝負・番外編』は川上アキラマネージャーのプロレス好きが高じて実現したようのもので今までいちばん面白い内容のイベントでした。
そして、ブル中野と神取忍のふたりや特別試合から学ぶものが大いにあった有意義な機会であったでしょうし、人前に立つ覚悟を改めて叩き込まれたはずですが、それが実を結ぶのは今後の活躍次第な訳ですよね。ももいろクローバーZのこれからもとても楽しみです。
ライブビューイング会場というのが開業したばかりのTOHOシネマズ新宿。つまり、新宿コマ劇場跡地です。新宿歌舞伎町は相変わらずの汚らしさですが。
『ももクロvs女子プロレス』という趣旨に則りまして、プロレスのリングが設置されている中野サンプラザのステージ上にももいろクローバーZの5人がひとりずつ現れるのにも気の利いた演出がありまして。それぞれがプロレスラーの入場曲とともに客席を練り歩くというもの。
高城れにの場合にはスタン・ハンセン、有安杏果には三沢光晴、玉井詩織にはジャンボ鶴田の、佐々木彩夏に橋本真也、百田夏菜子にはアントニオ猪木の入場曲をといった具合。そりゃ、会場内も盛り上がります。
5人が揃ったところでまずは「Link Link」を披露。以降、今回の“トーク・デスマッチ”の開始と相成りますが、肝心のゲストがブル中野と神取忍。司会陣には東京03の飯塚悟志と豊本明長、元週刊プロレス記者にして現Quick Japanの小島和宏という面々。充分過ぎます。
件の東京03の豊本明長がスターダムという団体に所属しているミス・モンゴルなる選手と結婚をしたということにも驚きましたが、ブル中野と神取忍という女子プロレスの頂点を極めた両雄を引っ張り出して来たことに運営側の本気度が窺えますよね。やるからには刺し違える覚悟でしょうか。
所謂、“猪木イズム”に毒された川上アキラマネージャーに育てられたももいろクローバーZでも女子プロレス中継すら観たことがないそうで。これまでライヴでプロレスをネタにして来た割りに本人たちには接点がまるでないんですよね。
そこを貴重な映像でその歴史を辿りつつ、直近の過激な場面についても画像を使って紹介。当然、ブル中野と神取忍の活躍ぶりについても同様です。
ここでまた肝要な点が特にブル中野が話し慣れていることというか饒舌であるというか。頭の回転がとても速いことも見て取れますし、時に好奇心旺盛なももいろクローバーZの反応に対して静かに闘志を燃やして熱くなって行くのが判るのも面白かったです。
また、リーダーの百田夏菜子から“今まで感じたことのない感情が湧き上がって来た”という発言を引き出したのもお手柄と言えるのではないでしょうか。
終盤ではいよいよスターダムの4選手による特別試合、タッグマッチが行われるという展開。ももいろクローバーZの5人も二手に分かれてセコンドにつくのは想像の範囲内でしたけども、まさか実際にリングに上がって選手たちの攻撃に加担するとは思ってもみなかったです。
挙げ句、高城れに、玉井詩織と佐々木彩夏の3人は敵の陣営による連続攻撃にも加わるといった暴挙に出る始末。
台本に無理がある場面もありましたが、年齢の近い同じ女性たちがリングの上を所狭しと身体を張って動き回っていることに面食らいながらも試合の行く末を見つめ続けるももいろクローバーZの姿には心を打つものがありました。そんな5人の姿に思わず涙ぐんでしまったのはここだけの話です。
最後に最新シングル曲、「Zの誓い」を歌って大円団。
成功裏に終わった今回の『試練の七番勝負・番外編』は川上アキラマネージャーのプロレス好きが高じて実現したようのもので今までいちばん面白い内容のイベントでした。
そして、ブル中野と神取忍のふたりや特別試合から学ぶものが大いにあった有意義な機会であったでしょうし、人前に立つ覚悟を改めて叩き込まれたはずですが、それが実を結ぶのは今後の活躍次第な訳ですよね。ももいろクローバーZのこれからもとても楽しみです。
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