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ももいろクローバーZ / 月刊TAKAHASHI 1月号

ももいろクローバーZの『月刊TAKAHASHI 1月号』のライブ・ビューイングに行って参りました。
この『月刊TAKAHASHI』というのはAE会員向けに全国各地のライヴハウスで開催される月に1度のライヴ。今夜はZepp DiverCityで開催されたその1回目です。


客入れに流されているのがJudas Priestだったそうですが、初っ端から開演が10分遅れになるということで若干、退屈な気持ちにさせられました。
というところで1曲目は「My Dear Fellow」です。昨年末の紅白歌合戦ではインフルエンザのせいで欠場した有安杏果を除く4人で歌ったこの「My Dear Fellow」を冒頭に持って来る辺りが実にももいろクローバーZらしいですね。しかも、モノノフたちの大合唱を織り込んだものでしたから。


そして、「overture」が鳴り響くその最中にステージ上で出欠を確認しつつ「ももいろ太鼓どどんが節」へと突入。5人が勢揃いしているという姿に少しだけ感激してしまいました。
続けざまに「サラバ、愛しき悲しみたちよ」、「MOON PRIDE」に「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」と落差の激しい選曲。


ここで自己紹介が行われるんですが、“ゴリゴリでガチガチな60分?”と謳う『月刊TAKAHASHI』ならば、この際、自己紹介くらいは省いてしまっても良いんじゃないでしょうか。あるいは、自己紹介を最後に回すなどの方法もあり得るのではと。
ついでに言ってしまうと『鯱詣』でチームしゃちほこがやってのけた9曲連続披露を観た後ではいくら選曲が工夫されていても曲間も詰めていないのでは見劣りしていると感じてしまいます。


久しぶりだという「全力少女」、大好きな「CONTRADICTION」に盛り上がるしかない「Chai Maxx」というこの流れが本編の最大の見どころでしたね。良い汗をかくことが出来ました。
そして、高城れにによる茶番劇が始まるかと思いきや、怒濤の「黒い週末」へ雪崩れ込むという展開。ももいろクローバーZらしさをにやけ笑いをしながら噛み締める瞬間です。


実際のところ「PUSH」、「きみゆき」、そして「未来へススメ」と畳み掛けるところも良かったです。3曲連続程度に留めておいて何かしらじっくりと聴かせる表現力が高まって来ているのは確かなことかも知れないです。


アンコールはないもんだと思っていましたが、客電が点かない中で先ずは新曲、「Chai Maxx ZERO」が披露されます。これがまた、判らない1曲なんですよね。どうにも取っ付き難いですし、どうして“Chai Maxx”と冠されているのか本当に謎です。


次いで鍵盤から始まる新録の「走れ!」にも若干の違和感を覚えつつ、「いつか君が」で有安杏果が涙ぐむ場面には心動かされるものがありました。


終わってみれば60分以上の公演で楽しむことが出来たのは事実でしたし、必ずしも“ゴリゴリでガチガチな60分”とは感じられなかったのが本当のところではありますが、これから1年の間でいかようにでも改善して行って欲しいものです。


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チームしゃちほこ / 俺のしゃちほこライブ

チームしゃちほこの『俺のしゃちほこライブ』を観に行って参りました。1月6日から日本青年館で開催されている『ふじいとヨメの七日間戦争』の中のひとコマで1月9日に行われた分です。


実は1月7日の真っ昼間に開催された『俺のイエローサミット』にも足を運んだんですが、自分自身の体調不良のせいもありまして満足度の足りない結果と相成りました。
という訳で早くも今年、2度目の日本青年館の2階席に辿り着くと、目前の4列がごっそりと招待席なのか判りませんがそこの観客たちは最初から最後まで着席していたので見晴らしだけはとても良かったです。それほど大きくはない会場にもかかわらずステージまで遠いことに変わりはありませんが。


残念なことに手羽先キミドリ坂本遥奈がインフルエンザに罹ってしまって欠場という最中の『俺のしゃちほこライブ』の幕開けは「でらディスコ」。ある種のお祭り騒ぎなのでこういう選曲もありなんでしょう。
colors」、「いいくらし」と続きまして「乙女受験戦争」でひとしきり大盛り上がり。やはり、「乙女受験戦争」の英語版は『鯱詣』限りでよろしいんではないかと実感した次第。


それから、自己紹介ではういろうイエロー伊藤千由李手羽先キミドリ坂本遥奈の物真似をして凌いだのですが、「シャンプーハット」では名古屋レッド秋本帆華が歌詞を飛ばしてしまうなど空いてしまった穴は想像以上に大きいなと思わざるを得なかったです。


ザ・スターダストボウリング』(名古屋&会場限定盤)のカップリング曲の「いただきっニッポン!~おみそれしましたなごやめし~」、『いいくらし』のカップリング曲の「エンジョイ人生」と続いたところでたこやきレインボー堀くるみ清井咲希のふたりがいきなり登場。
これは前夜の『俺のたこ虹ライブ』にチームしゃちほこから紫パープル(仮)大黒柚姫ボニー・ピンク安藤ゆずういろうイエロー伊藤千由李3人が乱入したことに対するお返しなんですね。ここでたこやきレインボーの持ち歌、「15のメランコリー」をマリッジブルー咲良菜緒と一緒に披露。


続いて名古屋レッド秋本帆華が主役を乗っ取り「私がセンター」を改変した「私はセンター」を敢行するという超絶展開。これは衝撃的でしたし心底、打ちのめされました。身も蓋もないじゃないですか、良い意味で。


更にユニット曲やソロ曲を経てから「勝手にハイブリッド」、「 It's New 世界」、「そこそこプレミアム」、「トリプルセブン」と矢継ぎ早に畳み掛けるというチームしゃちほこらしさ全開のステージ運びもすっかりと堂に入ったものです。


次の「マジ感謝」ではボニー・ピンク安藤ゆず名古屋レッド秋本帆華紫パープル(仮)大黒柚姫の3人が1階席の通路に降り立ち、歌うという演出までありまして。
2階席が相変わらず遠いことを実感しましたね。


そして、最後には「アイドンケア」と「抱きしめてアンセム」とで大盛り上がりさせてあっさりと終演です。ワイシャツ姿で振りコピに励むのも滑稽しょうがこれはもう致し方ありません。のこのこと現場にまでやって来て楽しまない手はないんですから。
というところで映画、『天才バカヴォン ~蘇るフランダースの犬~』のOP歌担当決定が発表されました。これでいいのだ、だそうです。

チームしゃちほこ / 鯱詣2015

1月3日に開催されたチームしゃちほこ『鯱詣2015』を観に行って参りました。ほぼ1年振りの愛知県体育館での公演ということでチームしゃちほこの本拠地、名古屋にとうとう初上陸です。


開場前に名古屋城を見物するよりも昼食を優先、せっかくなので奮発して上ひつまぶしを頂いたんですがこれがまたとんでもない美味しさなのですっかりと満足感を得てしまいました。そのお陰でライヴ前には多少なりとも飢餓感が必要だと思い知りました。


早朝からの出発のために慌ててしまい公式パーカーを忘れたので急遽、購入した鯱詣2015Tシャツを着込んで臨んだ『鯱詣2015』。今回はチームしゃちほこにとって初の360度センターステージという訳なんですが、2階席からはどうしても遠いんですよね。せっかくの遠征ですから、そこら辺は残念なところです。


『鯱詣2015』のテーマがハワイであることを連想させるフラダンスショーがすでに始められていまして。いよいよ開演という時にステージ真上のモニターにまずはテレビ番組司会者風の竹内力が登場、次いでチームしゃちほこの英語記者会見の模様が流されるなどのお膳立て。
上昇したセンターステージの中央部分にチームしゃちほこの5人が登場し、最新シングル『シャンプーハット』(2014)のカップリング曲である「It's New 世界」で幕開けです。そりゃ盛り上がります。


大好きな「恋人はスナイパー」、アルゼンチンタンゴな「尾張の華」、キレの良い踊りが見ものの「ごぶれい!しゃちほこでらックス」、最新シングル曲の「シャンプーハット」、フリスビーが観客席に投げ入れられた「ピザです!」という合わせて6曲を連続で披露。
ごぶれい!しゃちほこでらックス」では特にマリッジブルー咲良菜緒ボニー・ピンク安藤ゆずにちょっかいを出していたりして年明け初のライヴを心から楽しむ様子が窺えました。


ここで自己紹介、各人が『鯱詣2015』での願望を語る中で件のマリッジブルー咲良菜緒が英語詩を歌いたいと。そこで早速、「乙女受験戦争(英語Ver.)」が歌われた訳なんですが、これには違和感だけが残りました。


最近になって妙に耳から離れない「愛の地球祭」に続いて件のボニー・ピンク安藤ゆずが中心のユニット曲、「私がセンター」ではそんな安藤ゆずが古典的な手品に挑戦。
この程度が360度センターステージの使い方かと言われればそれまでなんですが、これはこれでそれ相応の内容でしたよ。


好曲、「マジ感謝」ではチームしゃちほこの5人がそれぞれアリーナ内の客席通路まで歩くという演出。年明けから縁起の良いことです。
ここで「恋人はスナイパー」を改変したいつもの出囃子から浅野曲でもある「エンジョイ人生」へ突入。そりゃもう盛り上がります。


首都移転計画」、「いいくらし」のEDMの2連発からスタダDDにとっては堪らない「アイドンケア」という波状攻撃。楽しむしかありません。


OEOEO」を挟んで傑作としか言いようのない「ザ・スターダストボウリング」、「トリプルセブン」、「抱きしめてアンセム」と矢継ぎ早に畳み掛けてから最新シングル『シャンプーハット』(2014)のカップリング曲でもある「Sweet Memories」をしっとりと歌い上げるという誰をも唸らせる展開。


と、ここで本編が終了と相成りまして初めて着席した訳ですよ。つまりは公演中に一切、観客を座らせない構成だったんです。振り返ってみれば、後半の9曲連続に対してはただただ圧倒されるのみ。年初から心憎い演出ではありませんか。


アンコールは「カントリーガール」から披露されまして、というところでいきなり告知です。再度、テレビ番組司会者風の竹内力が登場し5月9日、10日の『幕張HOLLYWOOD』開催を発表。初のアリーナ公演、2Daysとのことです。
マリッジブルー咲良菜緒ういろうイエロー伊藤千由李とが抱き合って喜んでいましたね。


気を取り直してチームしゃちほこの5人がそれぞれ抱負を語る中で紫パープル(仮)大黒柚姫が「colors」を最後のひと節を2回も歌ったほか、名古屋レッド秋本帆華の考え抜かれたMCが印象的でした。


最後の最後は「大好きっ!」と「そこそこプレミアム」で締め括り。文字通りの大円団で『鯱詣2015』も終了です。楽しい時間でした。遠征した甲斐が充分にありました。
今回もこの6人にただひたすら感謝です。


2015年1月1日

明けましておめでとうございます


元日の真っ昼間からカメラのレンズのことを調べては思い悩んでいるのとは無関係に2015年も良き1年でありますようにお祈り申し上げます。


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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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