fc2ブログ

ももいろクローバーZ / おしいろマンハッタン 〜なんてこったパンナコッタ〜2014

ももいろクローバーZが2月20日に行った『おしいろマンハッタン 〜なんてこったパンナコッタ〜』のライヴビューイングを観に行って参りました。


珍しく何とはなしに登場したももいろクローバーZの5人が担当色の入れ替えをくじ引きで決めるという風雲急を告げる展開に突入です。また、最終的には審査の結果、罰ゲームが用意されているとのこと。
紫色担当の元リーダーの高城れにが赤色へ、センターにして赤色担当のリーダー、百田夏菜子が紫色へ、緑色担当の小さな巨人、有安杏果が桃色へ、黄色担当にして若大将の玉井詩織が緑色へ、MCであり桃色担当の佐々木彩夏が黄色へと衣装替えです。


3人のアナウンサーによる余興を何とかやり過ごしまして、すっかりと馴染んで来た最新シングル曲の「GOUNN」から開始です。「PUSH」、「黒い週末」、そして「行くぜっ!怪盗少女」と来まして見事なまでに塩っぱい場面の連続でした。急ごしらえのために歌と衣装だけの変更という決まりのはずが振り付けまで混同する有り様。
それでも、「行くぜっ!怪盗少女」の間奏における百田夏菜子の背面ケチャでのエビ反り具合は流石に見ものでしたよ。


玉井詩織が軍手を会場へ投げ入れる「words of the mind -brandnew journey-」、久しぶりの「ツヨクツヨク」と続きまして百田夏菜子玉井詩織から成るももたまい事務所に推され隊として「事務所にもっと推され隊」を熱唱。こういう場面での玉井詩織の芸の細やかさは際立つものがありますね。つまるところ、歌を頑張るよりも以下、略。
有安杏果の「あーりんは反抗期!」では中断してまで指導されるほど佐々木彩夏が手厳しかった訳ですが、どうにかまとめ上げた有安杏果もまた見ものでした。好感度がさらに上昇したんじゃないでしょうか。


再び「サラバ、愛しき悲しみたちよ」「BIRTH Ø BIRTH」「灰とダイヤモンド」で何とも不安な時間を過ごしまして担当替えも終了です。開演直後から低価格のチケット代を強調していた通りに“値段に合ったライヴ”でしたよ、苦言でも何でもなく本当に。
ようやっと「ももいろ太鼓どどんが節」からいつものももいろクローバーZです。「仮想ディストピア」で勢いに乗ったかと思えば「泣いちゃいそう冬」を可憐に決めるといった荒技でモノノフたちの心を鷲掴みです。


因みに審査結果としてはリーダーの百田夏菜子が最下位という意外なものでした。求められているものが想像以上に大きいのかも知れませんね。


待望のアンコールが「走れ!」で開始されまして「いつか君が」へと良い流れに。最後の最後が「鋼の意志」だったということに不満を感じつつも大円団を迎えましたとさ。
ももいろクローバーZの5人からの発言にあったように来る国立競技場での『春の一大事』に向けてまたとない機会と緊張感の中で各自の役割などを振り返ることが出来たはずですよね。高城れにの不意の涙も無駄にはならないでしょう。


スポンサーサイト



ももいろクローバーZ / ももいろ夜ばなし第二夜『玄冬』2014

ももいろクローバーZが2月19日に行った『ももいろ夜ばなし第二夜『玄冬』』のライヴビューイングに行って参りました。一昨年の『第一夜 『白秋』』に引き続きアコースティック編成の生バンドを従えた異色のライヴです。


幕開けはしっとりと歌い上げる「空のカーテン」、今回の趣旨をはっきりと印象付ける1曲目でした。
次いでリーダーの百田夏菜子の「太陽とえくぼ」と玉井詩織の「涙目のアリス」というそれぞれのソロ曲へと繋ぎ会場を沸かせます。


ここから暫くは初披露のカヴァー曲の連続です。高城れにによる「Hello, Again ~昔からある場所~My Little Lover百田夏菜子による「宙船TOKIO、もみあげを生やした有安杏果による「もしもピアノが弾けたなら西田敏行、そして玉井詩織の「卒業尾崎豊と。
平たく言ってしまえば塩っぱい出来でした。選曲についてはともかく、百田夏菜子でさえ声が出ていなかった訳ですので。結局は扮装しながらも抜群の安定感を魅せた有安杏果が目立っていましたよ。


続く「DNA狂詩曲」で改めてアコースティック編成に唸らされました。バンドの演奏がとにかく巧いんです。それに持ち歌となるとももいろクローバーZの5人にとっても慣れたものですので水を得た魚のようでした。


ここでひと息つきます。先ずは「久米明のナレーション講座」です。先のソロでのカヴァー曲の頭に語りを入れていたのはこの布石だったようで久米明にその極意を説いてもらうという貴重さ。
辛島美登里のニューミュージック講座」についてはニューミュージックなんてものがまだ生き残っているんだと戦慄を覚えながら「たしかなこと小田和正の共演を眺めておりました。そのまま佐々木彩夏辛島美登里とともに「サイレント・イヴ」をというところで佐々木彩夏にしても声が出ていないんですよね。左足の怪我の代わり踏ん張りどころのはずなんですけれども。


再び持ち歌に戻りまして「ピンキージョーンズ」、「CONTRADICTION」、「ゲッダーン!」と続きます。胡散臭い異国情緒が溢れる「ピンキージョーンズ」で唸りまくるベースラインも聴きものでしたが、「ゲッダーン!」の洒落た仕上がりもこれまた絶品でした。


かつらから衣装まで完全装備の佐々木彩夏が「Rock'n Rouge松田聖子を無難にこなした後には高城れに百田夏菜子、そして玉井詩織の生え抜き3人が「星空のディスタンスTHE ALFEEを披露。これはある意味において傑作でしたね。高城れにの独壇場かと思いきや、玉井詩織に見事に持って行かれてしまうという始末。この場面での玉井詩織の演技は今回の最大の見どころだったはずです。


そして、有安杏果によるひとり「永遠のトリニティーてんかすトリオも見ものでした。『3B junior Live Final “俺の藤井” 2014』以来、観る機会が滅多にないであろう1曲ですので、これはとても貴重な時間でしたよ。


ノーサイド松任谷由実を挟んで歌も演奏も難しいという「Z女戦争」へと突入です。そりゃあ、そうですよね。やくしまるえつこ作詞・作曲には本当に驚きましたもん。


待望のアンコールでは先ずは何故だか再び​辛島美登里を呼び込んでの「宙飛ぶ​!​お座敷列車」、このちぐはぐさがももいろクローバーZさしさと言えるでしょうか。
そして、生声での「オレンジノート」に感激させられ「いつか君が」と「灰とダイヤモンド」で締め括ってくれました。


どう好意的に見ても歌が演奏に追いついていない場面の連続でしたが、ももいろクローバーZにとって大変、貴重な体験となったはずですし、出した儲けをこういった機会に惜しみなくバンドにつぎ込むことなど他所では難しいことでしょうから是非とも今後の活動に活かして欲しいものですよね。
プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

カレンダー
01 | 2014/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
TFC (36)
MBV (8)
BMX (24)
リンク
ブログ内検索
小さな天気予報

-天気予報コム- -FC2-
RSSフィード