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今週のビックリドッキリメカ (54)

GR
北沢オーストラリアが非常に気になるブツを久しぶりに取り上げてみる『今週のビックリドッキリメカ』のお時間です。


PENTAX RICHO IMAGINGの高級コンパクトデジタルカメラ、GRの発売が決定しましたね。その大雑把な特徴としては広角28mm相当、単焦点の新設計GR LENS(F2.8)に一眼レフのデジタルカメラにて普及しているAPS-Cサイズの大型イメージセンサー搭載。そして、操作面での顕著な追加機能としては親指AFボタンが挙げられます。厚くなったグリップも含めて質実剛健な外観は相変わらずですね。


開放F値が1.9のGR DIGITAL IVの後継機という訳なので、さらなる後継機ではF値がわずかでも小さくなると良いですね。


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今週のスポットライト (54)

twittermusic
北沢オーストラリアが非常に気になることを久しぶりに取り上げてみる『今週のスポットライト』のお時間です。


Twitterが音楽アプリケーションのTwitter #musicの提供を始めたそうですね。日本国内ではその利用が実現されていませんが。
何でも呟きに基づいて利用者が音楽を探す新しい方法、であるとか。今後、増やして行く再生可能な音源についてはAppleのiTunesほかであると。


手持ちの音盤については物理的な許容量をすでに超えているんですが好奇心だけは衰えることを知らずにいるのが私、北沢オーストラリアです。遅かれ早かれ、何れにしても是非とも利用してみたい次第です。


直送ももクロvol.8 平面革命「ももクロ 春の一大事 2013 西武ドーム大会」 〜星をつぐもも vol.2 Peach for the Stars〜

春の一大事』はまだまだ終わりではありません。4月14日開催の『ももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会 〜星をつぐもも vol.2 Peach for the Stars〜』をライブ・ビューイングの形で観て参りました。


前日の興奮が醒めやらぬ中、新宿にある映画館にて参戦です。
今回は定番の「Overture」から始まります。否が応でも盛り上がりますよね。そして、何といきなりの「黒い週末」。いきなりの生バンド。初っ端から心憎い選曲ではないですか。館内では身を捩らせるのが精一杯な訳ですが、再びヘッドバンギング。


以降、最新アルバムの『5TH DIMENSION』収録曲に混じって待望の「ピンキージョーンズ」、「PUSH」に「Believe」、大好きな「CONTRADICTION」、そして「D’の純情」を披露するという、前日とはまったく異なる選曲です。嬉しさもひとしおです。
ゲッダーン!」での最大の見せ場、百田夏菜子の最高の笑顔が会場を最高に沸かせましたよ。


次いで何の脈絡もなく松崎しげるが登場し「愛のメモリー」をフルコーラス、歌い上げるという暴挙素敵な演出。昨年の『サマーダイブ2012』の際に場外で同曲に耳を傾けていた時の記憶が鮮明に甦りましたよ。
そして、麦芽飲料のCFなどでお馴染みの「愛のボラーレ」をももいろクローバーZと一緒の歌い、何の告知もせずに引き上げて行きましたとさ。


告知と言えば、来月開催のOZZFEST JAPAN 2013の初日に出演決定とのこと。Ozzy Osbourneにしっかりと挨拶をしておく良い機会ですね。
また、ゲスト出演の広瀬香美と一緒に歌い終えた後にはその場で曲提供を直談判する場面もありました。


前日からは漏れた「行くぜっ!怪盗少女」ではDJとDOWNTOWN MOMOCLO BANDを従え、また「ワニとシャンプー」もようやく体験。
行くぜっ!怪盗少女」の生演奏にはどうにも馴染むことが出来なかったり、「ワニとシャンプー」で有安杏果が魅せて来た神懸かり的な歌い出しが影を潜めるなど、少し悔しく思うこともありましたが、「Wee-Tee-Wee-Tee」のほかに終盤では「空のカーテン」、「あの空へ向かって」、そして曲前の掛け合いが楽しい「コノウタ」まですべからく堪能することが出来ました。


ゲスト出演の坂本冬美とは「走れ!」などでまさかの共演を果たした訳なんですが、その持ち歌を改めて聞かされますとどうにもこうにも歌唱力の差が浮き彫りになるという当たり前の話になってしまいます。単に勢いに任せて押し切るのもライヴという場では有効であっても、そこで抑制を効かせることも歌手としての表現力、表現方法のはずです。
まだまだ、やるべきことがあるということですよね。


そして、アンコールでは『5TH DIMENSION』からリード・トラックでもある「Neo STARGATE」を皮切りに「宙飛ぶ!お座敷列車」、「灰とダイヤモンド」というある意味で集約的な選曲。
最後の最後にはDOWNTOWN MOMOCLO BANDとともに「Chai Maxx」で大盛り上がりでした。2Days公演でひとまとめのようなセット・リストにも文句なしです。


またまた、本編終了後のライブ・ビューイング向けの中継内容が途方もなく強烈でして。すべてを笑い飛ばすその底知れぬ心意気。永久保存です、いただきました。


本当に楽しかったんです。掛け値なしに楽しい4時間半でした。感謝という言葉しか見当たりません。言うなれば人生の一大事です。最高の5人です。


ももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会 〜星をつぐもも vol.1 Peach for the Stars〜

ももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会 〜星をつぐもも vol.1 Peach for the Stars〜』を観て参りました。4月13日、2Days公演の初日のことですね。


まずはその前に新しいアルバム、『5TH DIMENSION』(2013)の発売翌日の夜のことです。
帰宅途中ではたと気が付きました、聞き覚えのある音楽が流されていることに。車道から離れて耳を澄ませると今度は「宙飛ぶ!お座敷列車」だとはっきりと判りました。いくら新譜の発売直後だからとは言え、どこのどいつがこんなに寒い中を窓を開けて大音量でと思いつつ、一方でイベントでも開催中なのかと奇異に感じました。何だか気持ちが昂り、もっと静かな場所へと足を急がせました。
案の定、「僕らのセンチュリー」が西武ドーム方面から聞こえて来るではないですか。間違いなくリハーサルの音です。疑念は確信へと変わり、目前の堤防へと駆け上がりましたよ。風向きのせいか、珍しくその日にははっきりと聞こえて来ました。次いで「Z伝説〜終わりなき革命〜」ですよ、これは堪りません。ももいろクローバーZが実際に歌っているんですから。


時折、寒空にレーザー照射が飛び交うのを眺めながらじっと耳を傾けていました。以降、「5 The POWER」から「ゲッダーン!」、「灰とダイヤモンド」の歌い出しを聴くことが出来ました。
どうしようもなく貴重な体験でしたね。


さて、肝心の『春の一大事』です。午前10時から物販開始と聞いていたので旧友と連れ立って早めに西武ドームへ向けて出発した訳なんですが、開始時間がとっくに前倒しされていましてすでに長蛇の列が。強い日差しの元、約3時間をかけてユニフォームとタオルを購入。辛かったです。


さて、『春の一大事』の本番です。購入したてのユニフォームを着込みつつ開場時間を過ぎて入場すると約3万人収容の会場の客席は大方、埋まっていました。唖然としながらアリーナ席へと降りて行きました。そうです、初参戦にして運良くセンターステージ横のかぶりつきだったんです。それだけで開演前からとても興奮しましたよ。


さて、いよいよ春の一大事』の始まりです。ライブ・ビューイングながら約1ヶ月前に参戦した『ももいろクローバーZ JAPAN TOUR 2013 「5th Dimension」』という春のツアー時とはまったくの別物なんだと大掛かりなステージ・セットから判りました。
Carmina Buranaの冒頭の部分が流されまして、すぐさま盛り上がります。最新アルバムの『5TH DIMENSION』の1曲目、「Neo STARGATE」です。迫力が違いますね。次いでMVでは地続きになっている「BIRTH Ø BIRTH」です。思わず気持ちが上がります。
そして、旧友がこれで嵌まったという「サラバ、愛しき悲しみたちよ」、年末年始辺りから急に好きになった「DNA狂詩曲」と続くんですが、これらついては何と生バンドの演奏によるものだったんです。嬉しいのを通り越してとても驚きました。


DOWNTOWN MOMOCLO BANDと紹介されたそのバンドは鍵盤に2人、金管が4人、パーカッションにコーラス隊も含む10名以上という万全の態勢。参りました。件の春ツアーでは『5TH DIMENSION』収録曲にしても、全編に渡って従来通りの運営でしたので。
5TH DIMENSION』発売にあたって謳われた“次元上昇”とはこういう意味でもあったのかと茫然自失です。先回りしてしまいますが、本編の後半でゲストとして登場した南こうせつとの共演、もっと言ってしまうと翌日の『ももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会 〜星をつぐもも vol.2 Peach for the Stars〜』での坂本冬美との共演の際にもこのDOWNTOWN MOMOCLO BANDが活躍した訳なんです。
仮想ディストピア」やヘッドバンギング必至の「黒い週末」といった激しい演奏からフォーク、演歌までこなすということで相当、腕の立つ面々が集められているはずです。


これを機会にDOWNTOWN MOMOCLO BANDとの活動が本格的に稼働するとなるとももいろクローバーZ自身の更なる飛躍を期待することが出来ますよね。生バンドを導入することによって表現の幅を広げることが出来るということはこの大会で実証済みですし、ライヴならではの躍動感や醍醐味、ライヴとしての完成度も段違いのはずです。


太陽とえくぼ百田夏菜子に「だってあーりんなんだもーん☆佐々木彩夏、「涙目のアリス玉井詩織、そして「事務所にもっと推され隊事務所に推され隊というソロ曲とユニット曲にも狂喜乱舞したほかに途中で挟み込まれた「上球物語 -Carpe diem-」のタイアップ決定の報せやサムライロックオーケストラによる演舞では休憩代わりの熱冷ましにはなりました。


Z女戦争」、「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」といった大作シングル曲とともに「キミノアト」や「BIONIC CHERRY」も欠かすことなく。
宙飛ぶ!お座敷列車」と「僕らのセンチュリー」ではアリーナ席とスタンド席との間を移動式ステージを駆使して走り抜けるという演出も。


大好きなカヴァー曲、「ツヨクツヨク」では本家のmihimaru GTと、南こうせつとは「あの素晴らしい愛をもう一度」と「スターダストセレナーデ」まで一緒に歌うという贅沢さ。とっくのとうに満腹です。鉄柵に身体を寄せながらの応援にも熱が入りましたし。


まだまだ終わりません。終盤に来て「ももクロのニッポン万歳!」、「オレンジノート」、そして感動の「灰とダイヤモンド」で締め括りです。
もう何も言うことがなかったです。凶暴極まりない「黒い週末」からしっとりと聴かせる「月と銀紙飛行船」の流れは前半の見どころのひとつでしたし、「Z伝説〜終わりなき革命〜」に「5 The POWER」、「ゲッダーン!」の3曲はまさに事前に耳にしたリハーサル通りの曲順ということでひとりほくそ笑むばかり。


勿論、まだまだ終わりません。アンコールでの1曲目が待望の「Overture」。何と言ってもこれがなくては始まりませんよね。そして、今度は生演奏の「Chai Maxx」ですよ。ひと溜まりもなかったですね、これには。盛り上がらない訳がないじゃないですか。ステージ上の火柱の熱さもしっかりと伝わって来ました。
スタンド席を駆け抜けた「ミライボウル」では本当は通常の踊りを観たかったんですが、それも良しとしましょう。
走れ!」、そして「労働讃歌」で再びDOWNTOWN MOMOCLO BANDと合流して大円団を迎えます。本当に素晴らしかったです。少し延長された「走れ!」の出だしには何とも言えない胸騒ぎを覚えましたし、「労働讃歌」では生バンドならではの盛り上がりも最高潮に達した訳です。


行くぜっ!怪盗少女」が抜けていたものの、あの小さな5人がここまでやってくれるのかという4時間半。これ以上、何も望むものはありません。「Neo STARGATE」と「神田川」が同居するという極めて特異な空間を成立させるのもももいろクローバーZならではでしょうし。いくつか緩慢な箇所も目立ちはしましたが、これだけ規模が大きくなると無理からぬことでしょう。
あの5人の意気込み、それぞれが胸に秘めた想いなどの言葉では言い尽くせないものを受け止めることが出来たのでないかと思っています。特に今回は鉄柵越しにももいろクローバーZの面々の懸命さは勿論のこと、運営陣や取材陣の苦労を目の当たりにすることもありました。ひとつの大会を成功させるために莫大な金額をかけ、多数の人員を割いていることを想像するのは容易ですが観客と一体となってライヴを成功させること、楽しむことを文字通りに肌で感じるに至りました。


それからももいろクローバーZの展望について思いを馳せることしきり。先は短いようで長いかと思えば結局は短いものです。今後の可能性に確かなものを感じましたので、より一層の活躍を祈るばかりです。
とか何とか余計なことを考えながら、感謝の気持ちを胸に会場を後にしたんです。追い出しにCorneliusの「Star Fruits Surf Rider」などが流されていました、“星をつぐもも”だけに。


ももいろクローバーZ / 5TH DIMENSION (2013)

5thdimension
ももいろクローバーZの新しいアルバム、『5TH DIMENSION』(2013)です。
顔をドリアンマスクで覆い隠したジャケット写真の初回盤限定Aには『ももいろ夜ばなし第一夜『白秋』第一部 2012年11月17日 @ZEPP TOKYO』というライヴ音源CDが追加されています。未聴ですけれども。


既発シングル曲の4つも含めて、『ももいろクローバーZ JAPAN TOUR 2013 「5th Dimension」』の一環として行われた先月の名古屋の日本ガイシホールでのライブ・ビューイングにて全収録曲を体験済みという訳なんですが、これまたももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会 〜星をつぐもも vol.1 Peach for the Stars〜を間近に控えて大慌てで聴き込む羽目に。


荘厳な歌声を響かせるCarmina Buranaの冒頭の部分に導かれて始まるM1「Neo STARGATE」。逸早くMVが特設サイトにて公開されました。
その重苦しい雰囲気、そして曲調はアイドル歌謡の枠を軽く飛び越えている訳ですが、唸りを上げるベース・ラインには思わず痺れてしまいますし、抑制の効いた平歌から打って変わってどんどんと上昇気流に乗るようなサビには光るものがあります。曲調と言えば、盛んにダブステップのことが挙げられていますがその辺りについてはちっとも判りません。


次いで『ももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会 〜星をつぐもも vol.1 Peach for the Stars〜』中にタイアップ決定が発表されたM2「仮想ディストピア」。とても勢いが良いのでそこには納得ではあるんですが何か決定的なものが不足しているような気がしてなりません。


ラップを取り入れたM4「5 the Power」は音の鳴りが最高ですしサビでの盛り上がり方が異常です。
軽妙なM6「ゲッダーン!」はいかにもライヴの場で盛り上がるような作りです。


M8「月と銀紙飛行船」はですね、何と実機のメロトロンの美しい旋律から始まる壮大な1曲です。ど真ん中に挿し込まれた5人それぞれの独白が徐々にひとつに重なり合うところがとても印象に残ります。


M9「BIRTH Ø BIRTH」、こちらもMVが特設サイトにて相次いで公開されたシングル向けの1曲です。今までになく大人びた曲調には驚かされますし、突き抜けるようなサビへの繋がりには少なからず違和感がありますね。
浮遊感のあるベース・ラインが隠し味かなとも思いました。


続くM10「上球物語 -Carpe diem-」。ラテン語の“Carpe Diem”とは “Sieze The Day”、さしずめ“今を生きろ”という意味ですね。曲調にしてもももいろクローバーZの5人にぴたりと合う明るさ。尻上がりに盛り上がる作りにも感心しきりです。


ひたすら楽しげなM11「宙飛ぶ!お座敷列車」を聴くと「完全無欠のロックンローラーアラジンや「ツッパリHigh School Rock'n Roll (登校編)横浜銀蝿をどうしても連想してしまうのは世代のためでしょうか。


有終の美を飾るM13「灰とダイヤモンド」。作曲の前山田健一による渾身の1曲だと思えるので彼による歌詞がどのようなものだったのか非常に気になったりします。
ももいろクローバーZが置かれた現状を著したじっくりと聴かせる名曲ではないでしょうか。


本作を聴いていつも思うことは全方位的に野心に満ち溢れていること、そして生き急いでいるという印象です。キングレコードのディレクターが与える“半歩先の課題”が効いているとも感じます。
収録曲によってはももいろクローバーZの5人の歌い分けに無理を感じさせる場面が見受けられたり、グループ内での力量の差を感じさせられることも事実です。


また、発売前から考えていたことなんですが、M12「サラバ、愛しき悲しみたちよ」はまだしも、M3「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」にM5「労働讃歌」、そしてM7「Z女戦争」についてはそれぞれの印象が強烈過ぎるが故に本作に収録することがそぐわないのではないかと。衣装の面で5色を排するという大変な冒険をやってのけるほどですから、アルバム未収録という英断があっても良かったのではないかと思います。今でも強い違和感が残ったままです。


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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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