ももいろクローバーZ / 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 (2012)

引き続きももいろクローバーZのシングル、『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』(2012)です。
生意気にも手に入れてしまった初回限定盤には「DNA狂詩曲」が収録されていません。
表題曲のM1「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」、5分超えのスペース・オペラ風ですけれどもめりはりがしっかりとあってとても格好良いですね。好きです。ももいろクローバーZの歌と踊りも含めて文句なしです。
シャッフル・ビートに乗せられて元MegadethのMarty Friedmanによる叙情的なリード・ギターが全編に渡り鳴り響いていることなども聴きどころですね。
M2「LOST CHILD」、これには凄く驚かされました。『バトルアンドロマンス』(2011)収録の「CONTRADICTION」と同じ系統に聴こえるものの、さらにももいろクローバーZなりのテクノ・ミュージックとしての深化が見受けられるこちらもインストゥルメンタル版のM4「LOST CHILD (off vocal ver.)」の方がむしろ聴き応えあるという代物なんです。
もっとも、ある意味でこんなに激しい1曲をライヴにおいて生歌で演り切るんですから末恐ろしいことではあります。カップリング曲でさえ侮ることが出来ない、しかもももいろクローバーZの歌がない方が良いかも知れないというのは如何なものかと。もはや洒落になりそうにないのでこの辺で切り上げます。
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