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ももいろクローバー / 行くぜっ!怪盗少女 (2010)

怪盗少女
メジャー・デビューを果たしたももいろクローバーのシングル、『行くぜっ!怪盗少女』(2010)です。
何故だか発売元のユニバーサル ミュージックとはこの1枚のみに終わったものの、この期に及んで新装再発されるということなので念願の紅白歌合戦出場が内定したのかも知れません。


まずは詞曲に加え編曲も手掛けた前山田健一の才覚が発揮された表題曲のM1「行くぜっ!怪盗少女」。せわしないテンポに取って付けたようなサビ、奇抜な音使いといった具合に典型的なデスクトップ・ミュージックですけれども、その出来上がりは言わずもがな。堂々の代表曲です。


歌い出しに新加入の有安杏果を持って来るのは正解で頭ひとつ抜けた歌唱力でグループを引っ張って行っていますよね。そして、普段は低音の鼻声ゆえにラップを担当しているという早見あかりによる“狙い撃ち”という部分は何とも衝撃的です。そんな訳でグループ内の均衡という面でも早見あかりの脱退というのは本当に惜しいことだと敢えて言っておきます。


因みにももいろクローバーを知ったきっかけはこのM1「行くぜっ!怪盗少女」で百田夏菜子が終盤のサビ前に行うエビ反りジャンプの画像でした。


M2「走れ!」は一聴してPerfumeのようなカップリング曲です。得も言われぬ既視感、この辺りは絶妙な線です。実際のところ、M4「走れ! Off Vocal Ver.」にしても充分に聴くに耐える作りです。


それから映画、『モテキ』(2011)の挿入歌でもあるんですが観た当時には何も響かなかったのが本当に不可解なほどに大好きな1曲となりました。
歌詞の内容としてはストーカー行為寸前のようにも解釈可能な気がしないでもないんですが、その反面、極めて優等生的なものですので中年男性にとっては何度とのなく気恥ずかしい心境に陥らされるものです。まさに弱っている時のアイドル・ソングは危険、ですね。


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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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