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Turing Machine

本日、6月23日は数学者のAlan Mathison Turingの誕生日。生誕100周年となるそうです。


まったく無関係ではありますが、唐突に外付けHDDを故障させてしまった衝撃に打ちひしがれています。またもやバックアップをとっていなかった自責の念にも駆られています。
こんな辺境ブログの更新にも影響を及ぼすこともあり得る訳ですので悪しからずなんです。


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The G/9 Group / Brazil Now! (1968)

g9gruop
The G/9 Groupの『Brazil Now!』(1968)です。
旧ブログでの7年前の方はあまりにも内容がないので改めましてのエントリです。


幻の名盤という触れ込みでようやくCD化されたとかいう話なので興味半分で手を出してみた訳なんですが。カヴァー曲主体で取っ付き易いものばかりなので妙に安心した記憶があります。
Baden PowellEdu LoboJoão DonatoTom JobimMarcos ValleCaetano Veloso、果てはThe BeatlesCole Porterと列挙してみるだけでも大変な有名どころで占められていますので。


そんな原曲の良さだけが際立っているのでないのは勿論のこと、軽やかで洗練されたリズムに爽快な男女混声コーラスが絡むという何とも理想的なジャズ・ボッサ(←こういう物言いが適切かどうかは不明)です。
軽く聞き流しているだけでも有意義な時間を過ごしている気分を味わうことが出来るんですから不思議なものですね。


もともとの録音のせいなのかマスタリングが上手く行われていないのか判りませんが、音質はいまひとつという印象ではあります。そんなことはともかく。一陣の涼風が確かに吹き抜けたのでした。


The Damned / Damned, Damned, Damned (1977)

damned
The Damnedの『Damned, Damned, Damned - The Damned』(1977)を聴いてみました。『地獄に堕ちた野郎ども』という邦題のデビュー・アルバムですね。
きっかけは発売から35周年であることと先日、放送の『タモリ倶楽部』での「空耳アワー」です。


このThe Damned、パンクとしてシングル盤もアルバムもいちばん最初に発売した訳なんですが、現在でも活動中であることに驚きです。それもまたパンクな生き様なんでしょうか。
そんなことはともかく、Captain Sensibleによるベース・ギターに導かれて始まるM1「Neat Neat Neat」で魅せる切り込み具合が痛快ですね。単純に格好良いです。


1分にも満たないM5「Stab Your Back」、これが件の「空耳アワー」の中で採用されていまして。ほとんどサビだけしかないというのに連呼されるその“Stab Your Back”が“作業場”に聞こえるというもの。評価は手拭いでした。


1976年、パンクのシングルとして初めて発売されたシングル曲でもあるM7「New Rose」。そのB面に収められているのが「HelpThe Beatlesなのが何とも奇妙ではありますが、その勢い任せで向こう見ずなだけの姿勢には胸の空くような思いですね。


The Stoogesのカヴァー曲、M12「I Feel Alright」で締めくくられる30分ちょっと。若気の至りにしてはまとまりのある1枚だな、と。


たまに聴く分にはすんなりと受け入れることが出来るものですが、ただただ右から左へと通り過ぎてしまうのも否めないところです。それでも、こうして未だに聴いていられるのもNick Lowe制作に依るところが大きいんでしょうね、やはり。


Slim Harpo / The Best Of Slim Harpo (1992)

slimharpo
前回のAlex Chiltonのエントリのついでと言っては何ですけれども。Slim Harpoの『The Best Of Slim Harpo』(1992)です。
旧ブログからの転載です。


ルイジアナ・ブルースの旗手、Slim Harpoの活動をざっくりと俯瞰することが出来る編集盤です。


1950年代後半から活躍する彼の楽曲の数々が、ロック・バンドを組み始めたばかりのイギリスの若者たちに大きな影響を与えることとなりました。
実際にThe KinksThe Yardbirdsが彼のデビュー曲、M2「Got Love If You Want It」を、The Rolling StonesはそのB面曲のM3「I'm A King Bee」をそれぞれカヴァーしたほどです。


緩やかさを通り越し、弛緩し切ったそのひなびた枯れ具合が独特な味わいを醸し出し、1961年にはその路線の極致とも言えるM9「Rainin' In My Heart」をヒットさせています。
1964年にはM10「Still Rainin' In My Heart」という表題で唐突に再録音までして、さらに回転数を落したかのような緩さ加減を披露しています。


軽妙な歌い口とハーモニカと共に臭い立つようなスワンプ臭も彼の大きな特徴なのですが、1960年代後半ともなると時代の要請のためか、しこたまファンキーなM6「Tee-Ni-Nee-Ni-Nu」で懐の深さを示しています。



その影響力の強さと大きさ。改めてSlim Harpoの偉大さに気付かされますね。のらりくらりとしたニューオーリンズR&Bにほだされるのも良し、幾多の後輩たちの音を追ってみるも良しといったところです。


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Alex Chilton / 19 Years : A Collection Of Alex Chilton (1991)

alexchilton19years
Alex Chiltonの『19 Years : A Collection Of Alex Chilton』(1991)を聴いてみました。
Big Starの名盤、『Third / Sister Lover』(1978)からの5曲を含む19曲で19年を振り返るというベスト盤CDです。ソロとしては1970年代末から1980年代後半にかけての録音なんですね。


ペダル・スティールの音色が際立つ代表曲の「Free Again」から実は発売へと漕ぎ着けるまでに4年もかかってしまった件のBig Star時代の音源を挟みましてM7「Bangkok」にM9「Like Flies On Sherbert」、M10「My Rival」と続けざまに異形のロックン・ロールが打ち鳴らされるのは圧巻ですね。


Alex Chiltonのこの歌声。業が深い、深過ぎるんです。
ブルーアイド・ソウルのThe Box Tops時代から連なる深淵とでも言いましょうか。


カヴァー曲も割と収録されていまして、M8「Can't Seem To Make You Mine」の場合はあのThe Seedsですし、粘るベース・ラインに導かれるM13「Tee Ni Nee Ni Noo / Tip On In」のメドレーはSlim Harpo、そしてM15「With A Girl Like You」はThe Troggsといった具合に多岐に渡るというよりも支離滅裂ですね。
おまけにGipsy Kings版をCM曲として頻繁に耳にするM16「Volare」まで演っているんですから。


こんな風に無茶なことを演りつつ、だからこそこっそりと熱烈な支持を得ていたAlex Chiltonもすでに存命ではないという事実。これまた何とももどかしいものですね。


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Mario Castro-Neves / Stop, Look & Listen (1977)

mariocastroneves
関東地方も梅雨入りいたしまして。そんな時にはラテン音楽を。Mario Castro-Nevesの『Stop, Look & Listen』(1977)です。
勿論、旧ブログからの転載です。


カナダのライブラリー・ミュージック専門のレーベルに埋もれていたという余りにも不遇な運命を辿ったのがこの『Stop, Look & Listen』です。


ホーン隊を従えたバックトラックもきちんと作り込まれ、様々なパーカッションが踊り、優雅な女性ヴォーカリストが彩りを添えます。


賑やかでいて極めて洗練されたMBPの数々を含みつつ、その魅力さえ超えて普遍的な輝きをも放っている訳です。
それもこれもMario Castro-Neves自身が手掛けた作曲、編曲そして咲き乱れるエレクトリック・ピアノの音色があってこそでしょう。


Sergio Mendes & Brazil '66に比肩しうる仕上がりと言えるのではないでしょうか。


Mario Castro-Nevesの自作曲の出来も勿論、秀逸なのですが全10曲中、4曲のカヴァーにおける解釈も際立ったものがあります。
Carpentersのヒット曲として有名な、胸躍るM4「All You Get From Love Is A Lovesong」や蕩けてしまいそうなM7「SummersoftStevie Wonderなどは白眉です。 


解説によるとカナダに渡ったMario Castro-Nevesが1975年に録音を済ませ、CTI Recordsからの発売を控えていたところその話が流れてしまったそうです。
そのままお蔵入りとなるも、1977年に僅かに作られた見本盤を元にCelesteがCD化を果たしたという代物です。


この手の音源の発掘には目を見張るものがあるCelesteには頭が上がらないほど素晴らしい内容の1枚です。



今回のエントリで何を言いたいかと申しますと。梅雨明けが待ち遠しいな、ということです。


The Impressions / Keep On Pushing (1964)

keeponpushing
The Impressionsのアルバム、『Keep On Pushing』を聴いてみました。
全12曲がCurtis Mayfield作なんですね。恐ろしいほどの才能の開花ではないでしょうか。


路線としては前作の『The Impressions』(1963)を継承していまして、ゴスペル色を湛えた品の良いシカゴ・ソウルであります。しかしながら、その奥ゆかしさの裏には高い志を窺うことが出来るというものです。


折からの公民権運動に連なることになる表題曲、M1「Keep On Pushing」をはじめとし決して声高に主張することなく裏声を使ってあくまでも心優しく語りかけて来る訳です。Curtis Mayfieldにしても早くも歌い手として頂点へ登り詰めている感が強いと。
M2「I've Been Trying」などにおいても顕著ですけれども、聴き手を包み込むようなその懐の深さ、器の大きさは貴重ですね。


特に前半はゆったりとした曲調で統一されているので結果的に心地良い流れなのが印象的です。
後半ではマーチのM7「Amen」に甘口のM9「I Thank Heaven」、軽快なノーザン・ソウルのヒット曲の「Talking About My Baby」などが入り乱れていますので雑多な感触がなきにしもあらずとは言えThe Impressionsというグループとしてのまとまりの良さやその力量が発揮されていることを感じることが出来ます。


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Velocity Girl (1993)

velocitygirl
Velocity Girlの1993年にSlumberland Recordsから発売された編集盤CDです。特に表題はないようです。6曲入りです。


直後にSub Popへと栄転して行くVelocity Girl。そのグループ名は勿論、Primal ScreamのシングルのB面曲からなんですが、強く影響を受けているようでもなさそうです。歌はともかく、演奏の方はいかにも1990年代初頭を感じさせる勢い任せのものです。
学生バンドが学生向けに演っているような印象は変わらずに、その初期音源集を20年後にも聴いていられるなんて。


それもこれもひとえにM3「Forgotten Favorite」に理由があります。ほかの収録曲が悪い訳で社決してないんですが、この1曲には適いません。
何なんでしょうか、胸の中を一気に駆け抜けるこの爽快感は。痛快ですね。この手の向こう見ずは大歓迎です。若気の至りで大いに結構です。


最後に骨太なアコースティック版も収められているM1「I Don't Care If You Go」もM4「Why Should I Be Nice To You?」もM5「Not At All」にしても先代の女性ヴォーカルがより甘いのもご愛嬌。
イギリスやスコットランド、そしてアメリカの若い連中が1980年代末の下積みを経て花開かせた“あの頃”。そんな音を色濃く反映させた響きが確かにここにもあるんです。


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Luiz Bonfa & Maria Toledo / Braziliana (1965)

braziliana
Luiz BonfaLuiz Bonfa & Maria Toledoという連名アルバム、『Braziliana』(1965)ですよ、と。
相も変わらず旧ブログからの転載ですよ、と。


映画『黒いオルフェ』の挿入歌として有名な「カーニヴァルの朝」と「オルフェのサンバ」の作者であるLuiz Bonfaと当時の奥方であったMaria Toledoとのデュオ作、『Braziliana』(1965)を聴いてみました。


本日の清々しい天候に気を良くして、何かボサ・ノヴァでもということから引っ張り出してみました。


夫妻の名義でのアメリカ録音であると同時に全曲彼らの手による1枚でもあります。
黒いオルフェ』云々という枕詞も不要なのかも知れませんが、そのM3「Samba De Orfeu」が本作にも収録されています。


と言いつつも未だ体系的なことには明るくないのでして、ボサ・ノヴァの系譜にあってこのLuiz BonfaGarotoJoão Gilbertoとの中間に位置するギタリストであることを解説を読んで初めて知ることとなりました。


この超絶技巧のギタリストのボサ・ギターを存分に堪能することが出来る訳でして、さざ波のように細やかなギターの調べに思わず聞き惚れてしまうばかりです。


それに加えて、Maria Toledoの清楚な歌声やスキャットが色とりどりに舞い上がっては消え行く様子に今度はうっとりするばかりです。


楽曲によってはストリングスやピアノ、ドラムスなどが入りますが、それでも最小限の音数でありまして簡素の極みと言えます。
これぞ生粋のボサ・ノヴァといった塩梅です。


そのストリングスの滑らかさと相俟って、ふたりの仲睦まじさがこちらにも伝わって来ます。



夕方に雨が降ってしまったものの本日も過ごし易い天候でして。Luiz BonfaのCDならば、あともう1枚は持っているはずですのでまたの機会に、です。


Lee Dorsey / Yes We Can (1970)

yeswecan
Lee Dorseyの『Yes We Can』(1970)です。
ニューオーリンズのR&B、ファンクと言えば外すことの出来ないアルバムです。


大手のPolydor Recordsからの発売なんですよね。実際にどのくらい売れたのかどうかはともかく、指揮を執るのは旧知のAllen Toussaint、言わずと知れた大物ですね。M8「Games People PlayJoe South以外は全曲、そのAllen Toussaintが手掛けています。
そして、脇を固めるのはThe Metersの面々。これで悪かろうはずがないという代物ですよ。


改めて聴いてみまして思わず感心してしまいました。ホーンの音色も眩しいM3「Tear, Tears, And More Tears」のような華やかなものもあるんですが、アルバム全体としてはとても風通しの良い簡潔な作りにもかかわらずずっしりと重みがあるんですよね。ニューオーリンズらしい独特の臭みもそのままに余裕たっぷりの乗りも最高ではないですか。
Lee Dorseyの軽妙な歌い口も渋いです。これぞファンキーですよね。


シングル曲にして表題曲のM1「 Yes We Can, Part 1」につきまして、せっかくのM6「 Yes We Can, Part 2」が本作のB面頭に置かれているために活かされていないことは残念ですね。


それから、国内盤の紙ジャケット仕様CDには同時期の音源が追加収録されていることを初めて知りましたよ。それが今ではもう廃盤というのが惜しいですね、やはり。


プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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