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The Parade / Sunshine Girl The Complete Recordings (2008)

theparade
The Paradeの編集盤CD、『Sunshine Girl The Complete Recordings』(2008)です。
A&M Records設立50周年記念として国内盤CDが何枚も再発売されたばかりですね。The Paradeの当時は未発表に終わった同名アルバムもその中の1枚なんですが、本盤の方は文字通り決定版とも言える内容ですね。


何はともあれ1967年のヒット曲のM1「Sunshine Girl」、M22「Sunshine Girl (Mono 45)」に尽きます。めくるめくコーラスと何より明るくて爽やか極まりない曲調が本当に素敵なんですよね。
その存在を知った2度目の再発売の時に購入を見送っていましたら廃盤になってしまってそれきりだった訳です。のちに『Summer Of Love Volume 1: Turn In(Good Times & Love Vibrations)』(1992)というオムニバス盤で聴くことが出来るので気が済んでしまったのかも知れません。


M5「Kinda Wasted Without You」、M21「Kinda Wasted Without You (Mono Version)」はご存知、Roger Nichols & The Small Circle Of Friendsの同名アルバムにも収録されています。
Murray MacLeodが掛け持ちしていたためではありますが、手の届きそうにない洗練さのRoger Nichols & The Small Circle Of Friendsとは異なった親しみ易さのようなものを感じます。


この辺りの感触については全体的にも言えることなんですが、M8「Hallelujha Rocket」をはじめとして割と骨太なところがあることなどに起因するのではないかと。
ちなみにM9「She's Got The Magic」が「Good VibrationsThe Beach Boysに似通っているのはご愛嬌といったところでしょうか。


M15「Montage Mirror」以下が追加収録されたデモ音源や未発表曲などに当たります。やはり、アルバムとは毛色が違ったりするので省かれたのだと想像することが出来ますが仕上がりは良好なのでお得感が強いですね。
こんなにも素晴らしい音源をこうしてまとめて楽しむことが出来るなんていうのはありがたいことです、本当に。


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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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