こどもの日
祝日制定の経緯として“こどもの人格を重んじる”ことなどが挙げられますが、例えば『子どもの権利運動』のように具体的なものは20世紀に入ってからのものなので割と最近のことですよね。それでも、なお虐げられ続けている子どもが世界中に居るかと思うと胸が痛みますね。
ぱんややーん〜!
ラウンジ感覚溢れるお洒落なピアノ・トリオ作品、『José Roberto Trio』(1965)を聴いてしっぽりとしてみましょうか。
ポップで可愛らしいジャケット・デザインからは想像することの出来ないほど小気味よく端正で切れのある演奏ながら、鬼気迫る緊張感などからはほど遠い非常にゆったりとした雰囲気を楽しむことが出来ますよ。
まさしく気品溢れるピアノ演奏が際立つJosé Roberto Bertramiのことをちょいと調べてみましたら。
“街も深い眠りに入り、今日もまた1日が終わろうとしています”というFM番組『クロスオーバーイレブン』のテーマ、「Fly Over The Horizon」でお馴染みのAzymuthというグループで後に名を上げたとのことです。
何とはなしに聞き流してしまうことも出来ますので、ともすれば気が付かないでいたとしても不思議ではないのですけれど、Manfredo Fest作のM3「Impulso」などでは目まぐるしくテンポを変えては駆け抜ける好曲なのです。
これはただ者ではないなと即座に感じさせます。
一方、M2「Dá-Me」やM10「Flor Da Manhã」などではヴィブラフォンの音色も鮮やかなのですけれども、こうなりますと一体誰が演奏しているのだろうという疑問も浮かび上がって来ますけれどね。
本盤も“Paradise Masters”という復刻シリーズからの1枚なのでして、相変わらず毎度のように嬉しい驚きをもたらしてくれますよ。