The Greatest Johnny Otis Show / The Greatest Johnny Otis Show (1998)

先日、お亡くなりになられたJohnny Otisが大活躍の『The Greatest Johnny Otis Show』(1998)というCDです。
同じAce Recordsからは新しい編集盤も発売されるんですよね。
1940年代後半から1950年代いっぱいまでが全盛期と言って良いのでしょうか。歌い手であり演奏者であるだけでなく、作曲や編曲もこなしながら本盤のように自身の一座を率いてまとめたりと当時のR&B芸人としても最高位に君臨していた訳なんですね。才能というは恐ろしいものです。
実際に聴いてみましてもとても猥雑で生命力が溢れんばかりのR&Bの雨あられ。この躍動感を浴びせられたらひとたまりもありません。
それに加えてR&Bの音楽としての楽しさは勿論のことなんですが、芸能としてのブラック・ミュージックの本懐を思う存分に味わうことが出来ると言っても過言ではありません。想像以上に奥深いものがあるんですよ。
1週間前にエントリしたEtta Jamesを見い出したのが Johnny Otisだったという話ではありませんか。何とも数奇な運命ですね。
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