The Creation / We Are Paintermen (1967)

映画、『Upside Down -The Creation Records Story-』(2010)の中で語られていたどうか、Creation RecordsはThe Creationというグループに因んで名付けされたと。終いには『Power Surge』(1999)というアルバムをCreation Recordsから発売してしまうんですよね。結成から33年ですよ。
今回はそんなThe Creationの『We Are Paintermen』(1967)というベスト盤です。
旧ブログからの転載です。
余程売れなかったのでしょうか。本国イギリスではアルバムを発表するまでに至らなかったカルトなモッド・バンドのThe Creationですが、ネオ・モッズ勢やAlan McGee主宰のCreation Records関連に顕著なように、脈々と影響を与え続けてきました。
本作は人気のあったドイツで作られたアルバムを基に、未発表テイクやThe Mark Four時代の音源を含む大量のボーナス・トラックが追加された編集盤です。
The CapitolsのM1「Cool Jerk」、Bob DylanのM4「Like A Rolling Stone」、定番のM11「Hey Joe」といったカヴァー曲のほかに自作のM2「Making Time」、M7「Try And Stop Me」、M9「Biff Bang Pow」、M12「Painter Man」、M14「Sylvette」などが目立ちます。
そんな佳作揃いの中、凶暴なギター音が唸りを上げるM13(US Version)」に止めを刺します。
さすがに『Nuggets II: Original Artyfacts From The British Empire And Beyond, 1964–1969』という濃厚極まりない特大編集盤の1曲目にM2「Making Time」が収録されているだけありまして、その破壊力には凄まじいものがありますね。
そう言えばRideが「How Does It Feel To Feel」をカヴァーしているんですね。
スポンサーサイト