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Oasis / Definitely Maybe (1994)

oasisdefinitelymaybe
映画、『Upside Down -The Creation Records Story-』(2010)におきまして結局はNoel Gallagherひとりが受け答えしているOasis。今回はOasisのデビュー・アルバム、『Definitely Maybe』(1994)です。
Creation Recordsらしくない音だとずっと思い込みつつ本作を聴き始めたのは割と最近のことです。それにグループ自身のジャケット写真というのも珍しい方ですね。


何となく聴き覚えのある歌声、そしてどこかで聴いたことのあるようなギター・リフ。判り易いです。
ジャケット写真にBurt Bacharachのポスターを写り込ませているだけありまして、とても豊かなメロディー・ラインが満載。親しみ易いです。
Whatever』(1994)とか『(What's the Story) Morning Glory?』(1995)とか『D'You Know What I Mean?』(1997)だけですっかりと満腹していたんです。そんなこともありましてこの『Definitely Maybe』をがっちりと聴いたことはなくとも何曲かは今まで何かしら耳にしていたので驚きはそれほど多くはないです。


M1「Rock 'n' Roll Star」、のっけから大胆極まりないですね。The Stone Rosesの「I Wanna Be Adored」とはまた別に訴求力がずば抜けて高い1曲、でしょうか。
またまた強気な内容のデビュー曲、M6「Supersonic」の方はどことなく抑制が効いていまして好ましいです。こうした自信過剰な側面もロック・ミュージック、ですよね。


そして、本命のM3「Live Forever」。素晴らしい歌ですね。名曲だとしか言えないですし。
太い眉毛から繰り出される永遠のメロディー、これに尽きますよね。


Oasis自体は勿論、そもそも当時のブリットポップなるものも良く判っていませんのでそういう意味では逆に新鮮な部分もない訳ではありません。ですけれども、代表曲たちがこれほどまでに強烈ですとほかの収録曲に対する印象が薄くなってしまうのは仕方のないことです。
とにもかくにも面白い内容のアルバムには違いないですね。


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北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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