The House Of Love / 1986-88 The Creation Recordings (2001)

映画、『Upside Down -The Creation Records Story-』(2010)の中でそれなりに時間が割かれていましたThe House Of Love。10年前に発売された編集盤の『1986-88 The Creation Recordings』(2001)です。文字通りにCreation Records時代を総括した内容です。
今も当時もそれほど馴染みのないグループです、実は。入手困難な本盤にしても昨年になってからようやく購入しました。
このThe House Of Loveと言えばやはりM11「Shine On」ではないですか。大ヒット曲ですよね。誰もが名曲だと認めるところですよね。ただし、これまで耳にしていたのがFontana Records版なのかと気付いたのできちんとCreation Records版の方を押さえておきたくなりまして。
さすがに飛び抜けて素晴らしいですよね、そのM11「Shine On」が。音の質感がずっと生々しく感じますし、深みもあるように思います。これはまさに丼飯、何杯でもいけるという類いの1曲ですね。
逆にほかの収録曲がまったく言って良いほどに印象に残らないんです。しっくりと来ないんです。仕方がないことですが、高値で入手した甲斐が損なわれるような気持ちになります。それに女性ヴォーカルも期待したほどでもなかったりしまして。
辛うじてM21「Destroy The Heart」が面白いくらいですね。
そんな訳でもともと聴いて来なかったことも災いしまして、こうしてこの『1986-88 The Creation Recordings』に接してみましても何の感慨もあるはずがなく、改めてのめり込むということもないんですね、はい。あえてCreation Recordsらしくもないなとも思ったりします。
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