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今週のビックリドッキリメカ (48)

macmini2011
北沢オーストラリアが非常に気になるブツを久しぶりに取り上げてみる『今週のビックリドッキリメカ』のお時間です。


やれMacbook AirだiPad2だといつものようにたっぷりと悩んでいましたらAppleからまた新製品が発売されましたね。最新のIntelプロセッサとThunderboltというさらなる拡張性と速度が期待される次世代I/Oインターフェイスを搭載した新しいMacbook Air、そして新しいMac mini。


単なるライト・ユーザーの私、北沢オーストラリアとしてはMac miniのことが気になる訳です。先代からバッテリー内蔵型となり筐体が変更されましたが、今回はとうとう光学ドライヴが省かれてしまいました。
入門機としての役割も大きいデスクトップ機のMac miniが光学ドライヴを持たないということからもAppleがいかに本気なのかが伝わって来ますね。アプリケーションを欲しければMac App Storeで配信されていますし音楽を購入するならiTunes Storeでという環境がすでに整えられていますので。


さまざまなデータをネット上で管理するAppleの新しいクラウド・サービス、iCloudとの絡みのための露払いと想像しますが、そうは言いましても光学ドライヴがなければ不便ですよね。まだまだ音楽CDを購入することをやめられそうにないものですから。


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今週のスポットライト (48)

osx_lion
北沢オーストラリアが非常に気になることを久しぶりに取り上げてみる『今週のスポットライト』のお時間です。


Apple史上最高と謳われるOS X Lionが発売されました。もはやMacの文字が取り除かれていますね。Appleが新たな局面に向けて舵を切ったことが明白ですね。


250以上の新機能だとかSnow Leopardとの違いなどは実際に使用してみないと判然としないのは当然のこととしまして。手持ちのMac miniをアップグレードさせるのか、それともどうせならまたまた刷新されてしまったMac miniを購入するのかが悩みどころである訳です。相変わらずということですね。


そのほかにも新型iPhoneの発売を控えていますしさらに速くなったという新しいMacbook Airのことも気がかりですし、そのくせに当然、とても予算が追いつかないという始末。相変わらずです。


チャットモンチー / chatmonchy has come (2005)

chatmonchyhascome
チャットモンチーについてのエントリ、そのデビュー・アルバムから出直します、ようやく。『chatmonchy has come』(2005)、メジャー初のミニ・アルバムです。


M1「ハナノユメ」、『耳鳴り』(2006)とは別ミックスとのことですが基本的には違いがないように思います。タイアップ曲でもあるんですね、『saku saku』という番組だそうで。
骨太な音の作りはSUPERCARいしわたり淳治によるもの。納得ですね。


M2「DEMO、恋はサーカス」とM4「惚たる蛍」、M6「サラバ青春」の3曲は『チャットモンチーになりたい』(2004)という自主制作盤に収録されていたものを再録音。チャットモンチーらしさはその最初からだったんだなということが想像に難くはないですね。
まっすぐ過ぎるM5「夕日哀愁風車」も含めまして習作とはとても言えない出来上がりです。そのまま『耳鳴り』へと地続きとなっています。


先日、ドラマーの高橋久美子が9月いっぱいでグループから脱退する旨の発表がありましたね。哀しいことです。寂しいことです。残念なことです。やはり、この3人でチャットモンチーなんだという思いがあるじゃないですか。
本盤ではM1「ハナノユメ」とM6「サラバ青春」の詞を書いています。大変、重要な役割を担っている訳です。それにこの3人の演奏が好きなんですよ、やはり。


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rei harakami / lust (2005)

lust
rei harakamiの『lust』(2005)です。
まさかの訃報、驚きの急逝。しかも同年代なんですね。


極めて内容のないエントリながら旧ブログからの転載です。


発売された当初、行く先々のレコードショップで売切れを起こしていたので、購買意欲を煽られました。


折り込まれた過熱気味の解説にある通り彼の鳴らす音はコロコロとしており、まるで河原の石ころのように丸く研ぎ澄まされていて有機的な温かさを放射しています。


この作品に出会い、音楽を聴いて癒されることを覚えました。



もの凄く独特なんですよね、知る限りということで他所では本当に聴いたことの音の作り。ある種の天才なのではないかというのが贔屓の引き倒しでは済みそうにない才能に満ち溢れています。
それだけにその夭折が悔やまれます。合掌。





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Ride / Leave Them All Behind EP (1992)

leavethemallbehind
今回のRideは『Leave Them All Behind』(1992)です。
いつものことながらジャケット写真が素敵ですね。例によって旧ブログからの引用です。


Rideにとって2枚目のアルバム『Going Blank Again』(1992)に先駆けて発売された、3曲入りのEP盤です。


M1「Leave Them All Behind」はデビュー・アルバム、『Nowhere』(1990)や『Today Forever EP』(1991)の延長線上にある轟音ギターが吹きすさぶ、サイケデリック風味も香しい1曲です。
たわむようなベースラインが重たいグルーヴを叩きつけ、けたたましいドラムスの弾け具合をも含めて大きなうねりにひと飲みされそうな長尺曲です。癖になります。


M2「Chrome Waves」は件の『Going Blank Again』に収録されている同曲のヴァージョン違いに当たります。個人的にはどちらも印象が弱いです。


M3「Grasshopper」は10分以上に渡る、ライヴの場で映えそうな勢いに任せただけのような感もあるインストゥルメンタル曲です。身を任せていますとその心地よさに溺れて呆けた心境に陥ります。
Teenage Fanclubの『King』(1991)に通じる音の感触ですが、こちらの方が骨太です。



尺がたっぷりとあるM1「Leave Them All Behind」にはラジオ番組用の編集ヴァージョンもありますが物足りないのは確実ですよね。



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モビール

今日はアメリカの彫刻家、Alexander Calderの誕生日なんですってね。


ジュエリーをも手掛けているそうでとても興味深いもんです。


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メンデルの法則

本日は遺伝学の祖、Gregor Johann Mendelの誕生日だそうですね。


我々世代ですとメンデルの法則よりも伊藤政則著『セーソクの法則』の方に馴染みがありますよね、というのは冗談です。


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Yo La Tengo / Yo La Tengo Is Murdering The Classics (2006)

YoLaTengoMurderingClassics
Yo La Tengoの企画盤、『Yo La Tengo Is Murdering The Classics』ですよ、と。
運営難に陥ったWFMUというラジオ局を救うべくリクエスト大会を開催、内容はカヴァー曲ばかりというその生演奏の数々をまとめた代物です。


意表を突かれるどころかあり得ない選曲ですよね。解釈としては勿論、Yo La Tengo流に料理してあるにせよファンキーなR&Bからパンク、ガール・ポップにプログレッシヴ・ロックと多岐に渡るこの有りさまは甚だしいこと極まりません。
さらりと尺を短くぶつ切りに。大雑把なところも細やかに凝ったところもありつつ、表題の通りに陵辱の限りを尽くしているではないですか。


M1「Tighten UpArchie Bell And The DrellsとM22「RoundaboutYesが同居していたりM9「Ding Dang / Interplanetary MusicThe Beach Boys / Sun Raというメドレーなんてどう考えても変態ですよ、どうかしています。
それでも、これもYo La Tengoなんだと言われればどうにか納得することも出来るんですが、この逸脱の仕方には肝を冷やしてしまう訳ですよ、やはり。


思わず嬉しいのがM10「Captain LouNRBQですね。アメリカ随一のバー・バンドを楽しくカヴァー。最高です。


そして、先祖帰りとも言えるM11「Oh! Sweet Nuthin'The Velvet UndergroundとM13「RoadrunnerThe Modern Loversなどのある意味で直球なカヴァーは本当に興味深いところですね。


もし仮にJimi Hendrixなんかにも挑戦してもらえますとさらに面白いことになりそうです。
無茶なリクエストを振るにしてもそれに応えるにしても真剣にふざけているのが支離滅裂ながら微笑ましいです。


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今週の土曜日に休日出勤しなければなりませんのでこの祝日、結局はチャラになってしまうんです。しかも、その土曜日のための準備が結構、詰まっていますのでこの祝日が逆にありがたくないということに。


・・・侘しいものがありますね。


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のあのわ / Hi! How Are You? (2011)

HiHowAreYou
先日の『Have A Good Day!』(2011)に引き続きましてのあのわの『Hi! How Are You?』(2011)を聴いています。5曲入りです。


1曲目が件のワンコイン・シングル収録のタイアップ曲と同一の「Have A Good Day!」なので訳が判りません。どういう売り出し方なんでしょうね、こういうことがまかり通るなんて。


そして、別の意味で驚かされるのがM2「Namida, Porori」ですよ。我が耳を疑いました。どこのアイドル歌謡なんだと思いました、今でも思います。音が大甘です、まるで別グループかのようです。
これは新曲なのでしょうか、それとも以前からの持ち歌なのでしょうか。一切は謎ですね。


決して悪い意味ではなくお子さまが喜びそうなM3「Pee-Kaa-Boo」と本作ではまだのあのわらしさが光るM4「Everynight」。この辺りは繰り返し聴き込んでしまいますね。素敵な瞬間です。


最後のM5「Calling」もタイアップ曲だそうです。切なくて情緒的なところがありまして胸に訴えて来るものがありますね。中途半端なミニ・アルバムだと舐めてかかっていたことを後悔しとります。


ますますポップで明快な側面が強まって神秘的な要素が激減という流れがのあのわにとって最善なのかどうか、ということも含めまして目を離すことが出来ない存在ではあります。


Chicago Radio Soul (1996)

chicagoradiosoul
先日の『Chess Uptown Soul』(1996)に引き続き『Chicago Radio Soul』(1996)という編集盤です。もしも当時のラジオ番組を再現してみたらという主旨でしょうか。
またまたChess Records音源並びにその傍系のArgo RecordsChecker Records音源が利用されています。


Fontella Bassのヒット曲であるM1「Rescue Me」、そして彼女とBobby McClureとのデュエット曲の「Don't Mess Up A Good Thing」で幕開けです。
貫禄のMitty Collier、迫力のEtta Jamesとは対照的にJackie RossJo Ann Garrettの可憐さというのはやはり、ラジオ向きということなのでしょうか。初耳だったThe Gemsが結構な実力者なのは発見ですね、気に入っています。


M25「A Love Reputation」のDenise LaSalleChess Recordsに録音していることも初めて知ったりしました。
とにもかくにも女性陣が充実しておりますね。


ここでも端正な歌を聴かせるTony Clarkeやらヴォーカル・グループの面白さが伝わって来るThe Radiantsといういつもの面々のほかに大きな体に似合わず細やかに歌い上げるBilly Stewartですよ、やはり。果てしなく歌が巧いのは相変わらすですね。素晴らしいのひと言です。


本盤の全26曲もシカゴ・ソウルらしい軽快さに溢れてはいるんですが、同じくらいの時期にCurtis Mayfieldが手掛けた、例えばMajor LanceThe FascinationsThe Five Stairstepsなどと比べてしまうと垢抜けなさが目立つ形ですね。良く言えばほのぼのとしている訳ですよ。それはそれで好感を持つことが出来ます。


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雷帝

聖ワシリイ大聖堂・・・。


イヴァン4世によって建てられて今年で450周年とのことでまったく知りませんでしたが、大層なものなんすね。


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Big Surf (1991)

bigsurf
Big Surf』(1991)というオムニバス盤を聴いてみました。
いくらか不適切な内容、設定かとも思いましたが本日は梅雨明けから間髪入れずに青空が広がりましたので。


サーフ・ミュージックと言えばサキソフォンいななきと水に濡れたような質感を醸し出すギター・インストゥルメンタルな訳ですが、ここまで限りなく類型的であったりしますと食傷ですね、はっきりと。古典だとしても普段はろくに顧みられない有象無象の若者たちの盛りのついた音から伝わる熱量は大変なものではあるんですけれども・・・。


とか何とか言いましても初っ端のM1「Pipeline」からとにかく目出たい選曲の連続なんですよね。いちばん有名どころのThe Lively Onesの場合、大定番にして大名曲のM11「Misirlou」だけでなくM5「Surf Rider」やM15「Surf Beat」、M31「Rik-A-Tik」での歯切れの良さが光りますね。
あとは特にM18「High Tide (Tranquilizer)」での切れ味の鋭さはさすがです。


M9「Impact」やらM25「Fore LauderdaleThe Impactsもなかなかに面白いので興味深いところですね。
ほかにもM6「Exotic」などのThe Sentinalsも含めてどれもこれも猥雑な生命力に満ち溢れていまして、若気の至りも気持ちの良いものでもあるんですよね。


そんな中でThe Centurionsが気になりました。気骨をある音でどんどん攻め立てるところが良いですね。M30「Intoxica」などがむしゃらなだけではない格好良さが目立ちます。
単独盤CDも発売されているようなので尚更に注目です。


サーフ・ミュージックの有名曲、古典がどっさりと32曲。いかにもAce Recordsらしい質量ですね。


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のあのわ / Have A Good Day! (2011)

haveagoodday
のあのわの『Have A Good Day!』(2011)です。
合計3曲入りの所謂、ワンコイン・シングルという代物です。


タイアップ曲のM1「Have A Good Day!」、眩しいですね。いかにも初夏にぴったりの胸躍る1曲ではありませんか。今まで以上にポップに振れ過ぎていることが気になると言えば気になりますけども。いずれにしても上出来ですので良しとしましょう。
また、M3「Have A Good Day! (Instrumental)」を聴きますとYukkoの声がいかに個性的なものなのかすぐに判りますね。


ちなみに本盤でのジャケット写真を飾っているのがタイアップ先のCMに出演する蒼井優である訳なんですけれども。周囲でも好感度が高いことが判明しています。それでも一向にそそられないんです。


M2「いいよ」はゆったりと、そしてしっとりしたカップリング曲です。歌詞の中で“ぼく”という一人称が使われていること、つまり女性に“ぼく”だなんて言葉を使われると無性に胸が高鳴ってしまうのおかしなことでしょうか。はい、おかしいですね。


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Teenage Fanclub / A Catholic Education (1990)

catholiceducation
今月のTeenage Fanclubは『A Catholic Education』(1990)です。ようやくデビュー・アルバムまで遡って参りました。感慨深いですね。
例によって旧ブログからの転載です。


今回はグラスゴー青年団の筆頭と呼べるTeenage Fanclubのファースト・アルバム、『A Catholic Education』(1990)の登場です。


このアルバムの準備ために家財道具を売り払ったという話もあるとかで、The PastelsStephen Pastelの手引きでPaperhouse Recordsとの契約に漕ぎ着けたものの、インディーの台所事情が偲ばれますね。
そのくせ、アナログ盤は見開きのダブル・ジャケットなんですよ。何が描かれているのかさっぱり見当がつかないデザインなのに。


全体的に音がこもっていて音質は芳しくないですし、同曲のヴァージョン違い(のようなもの)を収録しているために水増し感を拭えなくもないんです。


初っ端は、いきなりインストゥルメンタル曲でヴァージョン違いもあるM1「Heavy Metal」で始まるという当時のグラスゴー界隈のギターポップとしても意表を突くものです。
表題に違わず重たくて、深く沈み込むようなギターのリフレインが活かされています。


問答無用の名曲であるM2「Everything Flows」が含まれているにしても、轟音ギターに相反するポップな面を持ち合わせていながら収録曲はどれも磨けば光るだろうというくらいの出来映えでして、下手をしたら本アルバム1枚で消えて行ってもおかしくないんじゃないかと感じてしまいます。


ただ、やはりヴァージョン違いのM3「Catholic Education」で見せるユニーク(のように思える)な一面や随所に溢れ出るヘロヘロ具合には思わず頬が緩みます。憎めないもんです。


そして、何よりも痛感したのはベーシストとして参加したGerald Loveの存在です。
彼の自作曲が際立つ『Bandwagonesque』(1991)を先に聴いていたこともあるので、余計にそう感じてしまいます。
本作のすぐ後のシングル「God Knows It's True」(1991)から本格的に自作曲が持ち込まれて来たことによって、ようやくグループとしての本領発揮と言えるようになったんじゃないでしょうか。


本作の収録曲では、Gerald Love参加のM12「Everybody's Fool」以外はNorman Blake主体(前身のThe Boy Hairdressers時代のストック曲もあるでしょう)のために若干一本調子であることは否めませんし、習作の域を出ないものが多いのではないかと感じられるんです。
大横綱級の名盤『Bandwagonesque』以降、Gerald Love抜きではTeenage Fanclub自体が成り立たないことを見て取れます。


否定的なことも書いてしまいましたが、相変わらず大好きなアルバムに違いはありません。



そんな訳でTeenage Fanclubに関する一連のエントリもこれでひと段落です。
年齢的にも兄貴分のような彼らにはいつでも勇気を与えられていますが、これからもそうなんだろうなと勝手に思っています。こちらとしては感謝しかありません。


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Cathy Young / A Spoonful Of Cathy Young (1969)

cathyyoung
Cathy Youngの『A Spoonful Of Cathy Young』(1969)というアルバムを聴いてみました。
これはまさにジャケット写真に釣られて購入したCDなんですけれど、Mapleという聞き慣れないところからの再発盤です。そもそもの発売元のMainstream RecordsというのがあのAlice Clarkと同じレーベルなのかは判りません。


M1「Spoonful」はHowlin' Wolfで有名なWillie Dixon作のカヴァーな訳なんです。のっけから胃もたれを起こしそうな5分がとても印象的でオルガンの音が渦巻く中で一心不乱に歌われる重苦しいこの1曲がとにかく目立つんですよね。
確かに強烈なんですが、アルバムを聴き進めてみますと思った以上に表現力に長けていて表現の振り幅の大きさも判って来ます。


清楚な側面すら窺える「Misfit Matilda」が続くかと思えば次は何とも男前なM3「This Life」というこの序盤で改めて意表を突かれてしまいますね、まさかの展開ですので。初めて聴いてみた時にはそれほどピンと来なかったんですが不思議なもんです。


その後もピアノが轟くM4「Everyone's A Dealer」、情景的なM5「Circus」にM6「Mr. Moth」という流れではM1「Spoonful」と同じくらいかそれ以上に狂い咲くような歌声が耳に突き刺さります。


この『A Spoonful Of Cathy Young』、アシッド・フォークだという触れ込みなんですけれど目一杯の酩酊感を醸し出すM7「Colour That Lightning」なども含めてしっかりとロックしているんですよ。実際に聴いてみないことには判らないですからね。
その溢れんばかりの禍々しさには目を見張るものがあり過ぎですし予想をはるかに超える拾いものでした。


Chess Uptown Soul (1996)

chessuptownsoul
先日の『Just Keep On Dance』(1996)に引き続き『Chess Uptown Soul』(1996)という編集盤です。
本盤の切り口は何はともあれ洗練された都会的なソウル・ミュージックですね。例によってChess Records音源並びにその傍系のArgo RecordsCadet RecordsChecker Records音源がふんだんに利用されています。


まずはM1「The Entertainer」のTony Clarke、M2「Love Ain't Nothin'」のJohnny NashにM4「Oh What A Feeling」のJames Phelpsと錚々たる顔ぶれ。M3「Jerk And Twine」でのJackie Rossは子供声にしか聴こえないのが珍しいことくらいに全般的に歌の巧さが光る人選、編集であることがすぐに判りますね。


そして、M6「Sitting In The Park」のBilly StewartとM10「I Won't Need You」のGene Chandlerですよ。この辺りはまさにシカゴ・ソウルの粋と言えるのではないでしょうか。
特にBilly Stewartがべら棒です。『Chess Club Rhythm & Soul』(1996)で軽く触れた通りの美声に巧さですよ。それこそKent Recordsからの単独盤を待ち続けているんですけれども見込みが薄いようです。


グループではThe Knight BrothersのM7「Temptation 'Bout To Get Me」も相当な名唱なんですがM11「Wear It On Our FaceThe Dellsがとても秀逸ですね。モダン・ソウルと呼ばれるようなものとはまた違った斬新さが備わっています。


後半では同じKent Recordsから単独盤が発売されたEddie & ErnieのM17「I Believe She Will」ではデュオならではの趣きを楽しむことが出来ますし、有名どころのMitty CollierSugar Pie DesantoFontella Bassといった女性陣がどれも素晴らしい出来映えなんです。


本盤には未発表曲の類いがいっさい含まれていませんので余計に選曲の妙味が目立ちます。
ブルースの本場にひっそりと咲き誇る都会のソウル・ミュージックにも味わい深いものがありますね。


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Windflower / Windflower (1974)

windflower
Windflowerの同名アルバム、『Windflower』(1974)を聴いてみました。
アラスカの男女7人組の唯一作といったことくらいしか知りません。


実直な歌声と繊細なアコースティック・ギターをはじめとしまして粛々と紡がれる端正な音の数々、ピアノやリコーダーのおかげでフォーク・ロックという枠組みを飛び越えて胸に迫るものがあります。派手さや浮いたところのないとても誠実で落ち着いた風情が好感度を持ち上げますね。


やはり自主制作らしい音質なのはさておきまして、自主制作らしからぬ緻密な音作りであることも事実なんですよね、これは。
有象無象のグループがフォーク・ロックなるものに取り組んでは敢えなく散って行ったり単純な類型に収まってしまうことが大部分のはずが、このWindflowerならではの音を確立した感ははっきりしていると思う訳です。


コーラス・ワークが眩しいM1「Headed For The Country」やM5「Marriage Of Two Minds」の晴れがましさ。女性ヴォーカルが妖しく揺れるM4「Remover Of Difficulties」。
それから、7分近いM7「Wind Dance」などはジャズ風味が満載のために特に聴き応えがありますね。


男女ヴォーカルの強みが活かされているM8「Back To The Calling Of Home」とM9「Song Celestial」の美しさには思わず打ち震えてしまいます。崇高さというか神聖視に近いものを自分でも意識する瞬間でもあります。


プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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