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冒険家

本日、2月12日は植村直己さんの誕生日だということです。


情けないことにこの偉大なる大先輩のことをさっぱり存じ上げませんので、これを機会に著作や関連書籍に手を伸ばしてみようかというところであります。


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Belle And Sebastian / The Boy With The Alab Strap (1998)

boywitharabstrap
Belle And Sebastianの『The Boy With The Alab Strap』(1998)を聴いています。
順を追ってようやく辿り着いた3枚目のアルバムなんですが、何やらそれぞれ意味深なジャケット写真と表題なんですね。相当、話題になったはずだとは思うものの逆に食いつこうとしなかったのかも知れません。


のっけから物静かな印象のM1「It Could Have Been A Brilliant Career」に続くM2「Sleep The Clock Around」では意外なほどにさまざまな音が混じり合っているので聴くたびに新鮮な気分にさせてくれます。この立ち上がりには否でも応でも盛り上がりますね。


M3「Is It Wicked Not To Care?」ではIsobel Campbellが歌ったり中盤では若干の緊張感さえ覚えるM7「A Space Boy Dream」を放り込んだりといった変化球も窺える訳なんですが、例えば『If You're Feeling Sinister』(1996)と比べましても同じような基本路線ですよね。
ただし、これまでよりも内省的かつ繊細さが目立つ作りなんだと感じます。


聴き進めて行きましてももの凄く滋味溢れる内容ばかりなんですね。成功による取り巻く環境の変化に左右されることも浮き足立つこともなく着々と堅実に歩んでいるんだななんていう妄想も頭の中を過ります。


後半ではM8「Dirty Dream Number Two」のように表情豊かな側面が押し出されたものあるにせよ全体的に大人しくなってしまったと言いましょうか。それでもそのぐっと落ち着いた雰囲気の中にも芯の強さをしっかりと感じさせる音楽に仕上がっているので何度でも聴き続けてみたくなるんです。秘めたる想いが伝わって来るんですよね。



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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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