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Shoop Shoop: Southern Doo Wop Vol.1 (1995)

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Shoop Shoop: Southern Doo Wop Vol.1』(1995)を聴いてみました。
先日の『Located In The Record Center Of The South』(1998)に引き続きまして、復刻専門のAce RecordsExcello Recordsの音源を駆使してまとめ上げた編集盤、そのドゥーワップ編です。


ドゥーワップと言えばですよ。時は1950年代、舞台は大都会、ニューヨークというのが定番である訳ですけれども。当然の如く多少の時差はあれど、しっかりと南部にも根付いていたんですね。
The Gladiolasをはじめ、The MarigoldsKing KroonersThe Peacheroosといった辺りを軸として構成されている本盤には泥臭くもあり、とても賑やかで魅惑的なドゥーワップがたっぷりと詰め込まれています。


まずは活気に満ちたM1「Shoop ShoopThe GladiolasにM2「Love You-Love You-Love YouThe Marigolds、M3「Won't You Let Me KnowKing Kroonersが先陣を切りまして、返す刀でそのKing Kroonersがゆったりとした曲調のM4「Now That She's Gone」でうっとりです。
非常に良い流れ、そして珠玉の名作ですね。


珠玉の名作が続きます。The Gladiolasが放つ代表曲のM6「Little Darlin'」、最高ですよね。洗練さに欠ける部分は確かにあるかも知れませんが、それを上回る勢いや気概が聴く者の心を必ずや鷲掴み、です。
このThe Gladiolas、件の『Located In The Record Center Of The South』ではM16「Sweetheart Please Don't Go」を未発表曲として収録していることに今さら来が付きましたよ。1956年発売のバラードですので、これはAce Recordsの勘違いなんでしょう、きっと。


未発表ヴァージョンのM17「School Daze」と未発表曲のM18「Playboy Lover」では完全なア・カペラでじっくりと聴かせるKing Krooners、この連中は本当に相当な実力の持ち主ですね。これまた未発表曲だというM9「Pretty Little Girl」も素晴らしい出来映えですし、M10「Memoirs」ではKing Krooners & Little Ricoとして実に情緒豊かに歌い上げているんです。
さすがに第2弾の『Krooning: Southern Doo Wop Vol.2』(1996)でも何曲も収録されている素晴らしいグループですね、侮れません。


最後になってやっと登場するThe Meloairesにつきましては関連のNasco Recordsからの出張収録なんですが、締めくくりに相応しい夢見るようなバラードのM24「Indebted To You」が良く映えますね。未発表のM23「Don't Ever Get Married」も賑やかで伸びやかで溌剌とした1曲です。


再びドゥーワップと言えばですよ。しっとりと、そしてゆったりとした曲調を想像しがちではありますが、ここではむしろ南部訛り丸出しで騒がしく、楽しく歌うことこそが信条のようですよ。
全24曲、どれもこれも荒々しさに溢れるもののヴォーカル・グループとして完成された姿が刻まれていることは確かです。


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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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