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お疲れさまです

思うところがございまして。


今後は気張らずお気楽に更新して行くつもりです。
やはり、今まで多少なりとも無理矢理に頑張っていた部分がありましたので。


この時期、いろいろなことがあって、でも、それをやり過ごすことが辛くて、折り合いをつけるのが厳しくて、もう疲れてしまったんですよ。何かも投げ出したい気持ちなんです。
そんな気持ちなだけですけれどね。



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Pavement / Slanted And Enchanted (1992)

slantedenchanted
さあ、後ろ向きなエントリの始まりですよ。Pavementのアルバム、『Slanted And Enchanted』(1992)でございます。
期間限定の再結成からの集金ツアー、そして旧譜の再発という話題がなければ顧みる機会などなかったであろう、本当は何年か前に拡大版が発売されたのを機に振り返るべき1枚を取り上げてみます。


多分、最初にPavementを知ったのは雑誌で、でした。1990年代初めには半分以上がそんな調子で新しい音を見つけていましたので。相性の良さそうな書き手の記事を参考にしていました。そうでなければラジオを聴くか店頭で7インチ・シングルを漁っていたという訳です。


そんな風にして手に入れてすぐに気に入ったんですが、わざわざ来日公演を観に行くまでではなかったですしすでに大変な人気だった憶えがあります。名物ドラマーも目を惹きましたよね。


勿論、肝心の音の方も実にあの時期のあの雰囲気を醸し出していたからこその人気でしたっけ。当時、薮から棒に無気力だ何だと決めつけられ呼ばれていた訳ですけれども、自分の学生時代とも重なるところがありますね。大学の入学試験に通ってひと安心、目的達成とばかりに後は何をやるのでもなく無為に時間を過ごしていたようなものです。傍らにあった音楽たちを別にいたしまして。


決してPavementだけはなかったと思いますよ。ああいう倦怠感のようなものはどこにでも転がっていましたし。実際にはThe Velvet Undergroundから受けた影響があからさまに反映されているなと真っ先に感じました。そういった手合いは掃いて捨てるほどにいましたが、上手く演っている方でしょう。


もともとStephen MalkmusScott Kannbergのふたり切りでグループを立ち上げただけありまして、素人臭さ丸出しでちんまりした印象が目立ちますし、その下心や野心ややる気のなさですとか脱力した歌に稚拙で雑な演奏には好感すら持ちましたよ。
それでも、後になって発売されました初期音源をまとめた編集盤、『Westing (By Musket & Sextant)』(1993)の音の方が当然、未整理であります。


時折、きらりと光るメロディーの良さが垣間見えるのが憎いといったところですね。
M1「Summer Babe (Winter Version)」はと言いますと、ご存知の通りに希代の名曲に間違いないです。
打って変わって破れかぶれのぶっ飛び具合、捨て鉢にしか思えない「No Life Singed Her」などは痛快極まりないですね。


結局、本作と件の編集盤のみで充足してしまってそれきりでしたので、今回のどさくさに紛れて各アルバムを揃えてみようかという気になるかと思いましたが、そうでもなかったんです。そんなもんでした。


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Andrew Hill / Black Fire (1963)

blackfire
さしたる理由もないのですがひょんなことから聴いてみました、Andrew Hillの『Black Fire』(1963)です。


新主流派のピアニスト、でしたっけ。見識も聴き込みも圧倒的に足りていないので訳が判りません。判らないので判らないまま聴いていましたら腹痛もさっぱり治りません。今夜はあっさりと退却するのがよろしいようですね。


今まで聴いて来ましたハード・バップとは明らかに異なるジャズだということだけははっきりしました。それだけでも収穫あり、でしょうか。



His Master's Voice

HMV、「TSUTAYA」のCCCが買収へ 音楽小売り再編加速

「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は3月25日、CD/DVD販売店を運営するHMVジャパンから事業を取得することで基本合意したと発表した。6月末に最終契約を結ぶ方向で協議する。「HMV」ブランドは存続する予定。

 CCCはHMVのEC事業を評価し、HMVサイトのリコメンドサービスや顧客基盤などにCCCの会員基盤を組み合わせ、エンターテイメント分野のEC売り上げを約200億円上積みし、EC市場で一定のシェア確保を狙うとしている。

“HMV”ブランドを残すということにひと安心したこの報せ、TSUTAYAがHMVを買収するとのことです。
さる筋から業績悪化のために経営が危ないようなことを耳にしておりましたが、何とかこういう形での決着に落ち着くようですね。


EC事業が評価されているとのことですが、最近の捨て鉢になったかのようなオフ・セールには逆に心配になっていました。
実際のところ、タワーレコードやAmazonよりもHMVのネット通販を重宝していますし、それにこちとら自動車を購入することが出来るくらいにつぎ込んでいますので。



世界のクロサワ

本日、3月23日は映画監督、黒澤明の誕生日なんですね。


映画に関しては全然、明るくないので判らないことばかりですが、黒澤映画が『Star Wars』(1977)へ影響を与えたことくらいならば知っているという、その程度ございます。精進いたしまする。


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Duglas T. Stewart And Company / Frankenstein (1996)

duglas
今月のBMX BanditsDuglas T. Stewartのソロ・アルバム、『Frankenstein』(1996)です。
名義としてはDuglas T. Stewart And Companyでありますが、これはジャケット写真からして気合いを入れ過ぎですね。


Theme Park』(1996)から『Down At The Hop』(2003)までが結構、空いていたのでその間に録ったのかと思えば、そうでもなく。
唐突に発売されたソロ作品。どちらかと言えばカヴァー曲中心ですし、迎えた助っ人たちの数が多いものの人脈的にはBMX Banditsと共通する部分ばかりですので一聴して代わり映えはしない方ですが、音の使い方や作りには実験的な趣きが少し強いところもありまして、そういう意味では新鮮味がありますよね。


冒頭のM1「Unbreakable Heart」からとても優しくて柔らかい感触に癒されますね。この1曲だけでもDuglas T. Stewartの私生活が垣間見えるようなぬくもりが感じられるんです。手作り感覚が顕著ですね。


また、Brian Wilson作のM2「Hey Little Tomboy」やM5「Tones」、M11「Tones #2」を収録していることからもDuglas T. Stewartの趣味が全開なのが微笑ましいんですよね。何と言ってもBMX Banditsでは絶対に演らないことですからね。


M3「Daddy Daddy」は愛娘のRhonda Stewartちゃんによる独唱です、物怖じしないすでに堂に入った歌は聴きものですよ。
Star Wars』(1991)では「Yo Yo Song」という幼き日のDuglas T. Stewartが歌う姿が披露されているんですよね。この親にしてこの娘ありといったところでしょうか。


M7「Snow」はRandy Newmanの絶品カヴァーです。
これがもう素晴らしくて仕方ありません、原曲が素晴らしいので当たり前と言えば当たり前なんですけれどね。


Katrina Mitchellが歌うやけに神秘的なM8「Into The Moon」や少し変態的なM13「Title Track」なんかもBMX Banditsでは演らないようなものですね。


無音のM12「Gap (Ten Seconds Of Silence)」を含む全14曲、30分ちょっとという収録時間も気軽に聴くことの出来る長さです。
Vinyl Japanからの発売ですし何年も後には本当に貴重な1枚にあるんじゃないでしょうか。と言うものの、とっくに15年近くも経っているんですよね。まったく顧みられていないのは何とも残念なことです。


The Impressions / The Impressions (1963)

impressions
唐突にThe Impressionsの『The Impressions』(1963)を聴いております。
3人組になってからの初アルバムですね。


For Your Precious Love」(1958)などのヒットで知られるJerry Butler & The ImpressionsRhino Records盤ベストも持っていますし、それも勿論、悪くはないんですけれどひと皮剥けた感が大きいんですね、やはり。
そのJerry Butlerに独り立ちを食らったものの、今度はCurtis Mayfieldが中心となってM2「Gypsy Woman」をヒットさせた、と。それにしてもこれは名曲ですね。


そんな直後にRichard BrooksArthur Brooksの兄弟がグループから抜けつつ完成させたのが、この『The Impressions』だったようですね。ブラック・ミュージッくの世界ではありがちなメンバー交代劇かも知れませんが波瀾万丈ですね。
またまたシングル曲のM1「It's All Right」のヒットが手伝いましてシカゴ録音のアルバム自体も成功した、と。シカゴ・ソウルらしい軽やかで洗練された特徴がよく出ていますね。3人組でもばっちりと決まるコーラス・ワークに瑞々しいリズム感覚にも素晴らしいものがあります。


また、Curtis Mayfieldが大車輪の活躍なんですよね。歌は勿論、収録曲のほとんどを手掛けていることからも一気に才能が開花して行ったんだなということが判りますし。シンガーでありソングライターでありギタリストでもあり。
後の社会派の姿を想像するのは難しいですけれど、この頑張りぶりからしましたらそれはもう革命的なことのような気がします。

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The Box Tops / The Best Of The Box Tops Soul Deep (1996)

boxtops
驚きの訃報です。Alex Chiltonがお亡くなりになってしまったというんです。インディー界隈最大の見本市と言われるSXSWBig Starとしての出演を控えていたとのことですし。享年59歳。無念ですね。


そんな訳で今夜はThe Box Topsの『The Best Of The Box Tops Soul Deep』(1996)を聴いたつもりになっています。Alex Chiltonにとってその長いキャリアの発端となったグループですね。1990年代半ばに再結成、活動中だとは初めて知りました。
Sundazed Musicから各アルバムがきっちりと再発されているものの、不遜ながらこのベスト盤で済ませているんです。いるんですが、棚のどこを探しても見当たりません。


仕方ないことですので以前に取り上げた編集盤を引っ張り出して凌いでおります。
M2「Neon Rainbow」が収録曲されている『Summer Of Love Volume 1: Turn In(Good Times & Love Vibrations)』(1992)でございます。
ソロ作品ですとやはり、ベスト盤CDか『1970』(1996)くらいしか持っていませんし。


このThe Box Topsに在籍時はAlex Chiltonがまだ10代後半という若さだったことに驚きますが、あのDan Pennに全面的に面倒を見てもらったり、お陰で「The Letter」というヒット曲に恵まれた訳ですよね。
勿論、Alex Chiltonの歌が印象的であるのも確かなことです。若さゆえの突っ張ったところもなくすでに落ち着き払った風格のようなものさえ漂わせています。これはその後のBig Starやソロ時代からはなかなか連想し難いのかも知れませんよ。最初からまた違った磁場の強さを備えていたようです。


件のDan Pennとしては軽めのブルーアイド・ソウルという路線を狙ったのがぴたりと合ったのか定かではありませんが、その割には重みすらある歌の力が炸裂しているとしか思えません。などと想像力を目一杯、働かせてみました。


そんなAlex Chiltonはグループ解散後にいったんソロ活動に移行したものの、失意のうちに故郷メンフィスへと出戻りまして。今度は新たにBig Star結成なんていう、後に強く影響された者たちにとっては結果オーライ的な流れが嬉しいんです。
最後に故人のご冥福をお祈りいたします。


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Teenage Fanclub / Neil Jung (Alternative Version) (1995)

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今月のTeenage Fanclubは『Neil Jung (Alternative Version)』(1995)です。
前回のエントリ、『Neil Jung』(1995)と同様に『Grand Prix』(1995)からのシングル・カットですね。引き続きシングル2種バラ売り作戦の第3弾の後半戦な訳です。在庫一掃ではないにしても、これは相当なものですね。


M1「Neil Jung (Alternative Version)」は別ヴァージョンというよりはまったくの別テイクですね。
若干、力の抜けた演奏のようですが、そこはNorman Blakeによる名曲ですしグループとしての状態もすこぶる良好であることが良く伝わって来る1曲ですよ。意外とあっさりと終わってしまうのが惜しいですけれども。


そんなNorman Blake作のM2「Traffic Jam」とRaymond McGinley作のM3「Hi-Fi」は残念ながら、これではやはりアルバム収録が適わないことに合点が行く出来なんですね。今ひとつ押し出しの弱さが残るということで。
聞こえは悪いですが、こういった捨て曲たちを根石にしつつ価値ある1曲を積み重ねて来た結果が傑作、『Grand Prix』に表れたはずなんです。


本盤最大の聴きどころは何と言いましてもM4「I Heard You Looking」、Yo La Tengoのカヴァー曲です。『Painful』(1993)収録の大名曲でもありますね。
延々と続くかのような(本当に続いて欲しい)このインストゥルメンタルをTeenage Fanclubが選んだということが嬉しいですよね。
抑えめではありますが安定感はありますし、割と原曲に忠実に演奏していますので、同様に胸に込み上げるものがありますね。やるせませんし堪りませんよ、これは。


π

本日は3月14日ということで何が何でも円周率の日ですよ。


円周率が3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288...という小数点以下35桁くらいまでが実用的だとかはどうでもよろしい訳ですが、今日はこれで気が紛れるんです。


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甘ジャイアントコーン

ジャイアントコーン2010
春になるとジャイアントコーンですよ、今年でもう3年目ですね。


今回も綾瀬はるかさんがジャイアントコーンを食べ尽くします。


・・・完璧だ。


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The Flaming Lips / Clouds Taste Metallic (1995)

cloudtastemetallic
今回のThe Flaming Lipsは『Clouds Taste Metallic』(1995)です。
ノリノリになって聴いていましたので、地震には気が付きませんでした。


1曲目の「The Abandoned Hospital Ship」から軽やかな鍵盤が踊っていたりしまして、いつもと様子が違うなというのが判るんですけれど。どうやったってWayne Coyneの歌はヘロヘロですし、すぐに歪みに歪んだギターの音色が切り込んで来まして。スネア・ドラムの音が大きいのは相変わらずですね、微笑ましいくらいです。
と思いきや終盤に向かってチャイムが鳴り響くという意外な展開が待っていましたよ。


アルバム1枚を通して突っ走る疾走感が感じられるのは次のM2「Psychiatric Explorations Of The Fetus With Needles」やM8「Kim's Watermelon Gun」くらいなのは良しとしまして。
前作の『Transmissions From The Satellite Heart』(1993)と地続きなのはこのひしゃげた音像から納得ですし、シングル曲のM4「This Here Giraffe」の飄々とした佇まいも独特なんですよね。


じわりと効いて来ますね、これは。病み付きになりそうです。いや、なりますね。新発見ですね、確実に病み付きになりますよ。
とにかく気持ちイイ!


例えば美しいコーラスが入る意外と滋味深いことこのうえない「They Punctured My Yolk」、それに柔らかくほぐれてとろりと熟したM12「Evil Will Prevail」での盛り上げ方は後の作風に通じるものがありそうですよ。
前代未聞、壮大にふざけ通した4枚組のあの『Zaireeka』(1997)を経まして『The Soft Bulletin』(1999)で突然変異的に大化けした訳ではなさそうですよ。


最後は『Providing Needles For Your Balloons』(1994)にも収録されたものとは大して変わらないヴァージョン違いの「Bad Days (Aurally Excited Version)」。
相変わらずほんわかのんびり、そして、またしてもスネア・ドラムの音が大きくてと。


見直しました、惚れ直しました。どちらかと言いますと今まで決して贔屓にしていたアルバムではなかったんですが、一気に名盤の殿堂入りに決定でございます。
くよくよしている時に聴いてみるのも正解ですね。


The Rolling Stones / England's Newest Hit Makers (1964)

rs
この春、The Rolling Stonesの『Exile On Main St.』(1972)がスーパー・デラックス・エディション(国内盤は2SHM-CD+2LP+1DVD)などの体裁で再発されるとのことで。
これに便乗しましてデビュー・アルバムの『England's Newest Hit Makers』(1964)を取り上げてみます。


誰もが不本意だと感じているとは思うんですが、相変わらずアメリカ編集版の形でカタログ化され続ける、そんな仕様に黙って従ってCDを聴いている訳です。それでも、B面に当たる後半についてはもともとの曲順と変わらないんですね。
ということで、あとはこのジャケット・デザインが何とも不粋ですよね、立ち姿がビシッと決まっているだけに。


自作曲は全12曲中、「Tell Me (You're Coming Back)」のみという具合なんですね。
あとはカヴァー、というかコピーというか。とにもかくにもR&Bに対する素直な憧憬が丸見えですし、真摯に取り組む様子が伝わって来ます。
流石にM7「I'm A King BeeSlim HarpoやM12「Walking The DogRufus Thomasなどではオリジナルのような臭みに決定的に欠ける訳ですけれども。何せ元が強烈過ぎますからね。


とりあえず、急がば回れではないですけれどこうして着実に基礎体力を蓄えておくことが無駄ではなかったと『Exile On Main St.』で判る寸法、だったのかも知れませんよね。と無理矢理に〆てみました。


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海中散歩

phototheater
アイフォーンに『photo theater ~海中散歩~』という有料のアプリケーションを追加してみました。
美しい水中写真とBGMで海洋生物や海中の様子を満喫することができます。


普段なら絶対に体験することの出来ない世界ですので興奮度が違いますね。あとは逆に頭の中をからっぽにしてリラックスすることも出来ますよ。


ドラ尽くし

ドラアプリ
今更ですけれども。映画の『ドラえもん』が30周年を迎えるということで16種類のアプリケーションが無料で発売されました。
期間限定ということもありますのでアイフォーンに追加してみました。


内訳は以下の通りです。案の定、まだひとつも試してさえいないんです。
『ドラ電卓』『ドラ電池計』『ドラ時計』『ドラタイマー』『ドラじゃん』『未来の国から』『タイムふろしき』『きせかえカメラ』『ぞうとおじさん』『山奥村の怪事件』『のび太ののび太』『通り抜けフープ』『もしもボックス』『四次元ポケット』『ぼくミニドラえもん』『深夜の町は海の底』


Stereolab / Dots And Loops (1997)

dostandloops
今月のStereolabは『Dots And Loops』(1997)です。
先行シングルの『Miss Modular』(1997)を含むアルバムですね。


どちらかと言いますと今までの割りと直線的な作りから全体的により込み入った、より複雑で明るい作品として仕上げられていますよ。
具体的にはやはり、リズム面での変化が著しいですね。極めて複雑で有機的に絡み合う様々なパーカッションの乱れ打ちがひと際目立ちますし、メロディー志向では決してないようです。M2「Miss Modular」のポップさがむしろ浮いているほどです。


前作の『Emperor Tomato Ketchup』(1996)におきましてもひと皮剥けた感がありましたが、これまでのギターバンド然とした音の括りにはもはや収まり切らない冒険的な試みが満載のはずです。
奇抜なラウンジ感覚もより一層、盛り込まれていまして酩酊感も2割増しでしょう。


ただし、思ったよりもメリハリに欠けるんですね。冒頭のM1「Brakhage」から密度の高い演奏が心地良いのですが、聴き進めて行くうちに彷徨ってしまうんですよね、幸か不幸か。それがStereolabの意図するところではなくても自然と聴き入ってしまっているということなのか何なのか。イタリア映画のサウンドトラックを貪るように聴いていたらしいので、多分に影響されているということあるんでしょうか。
実際には相当、面白いことを演っているんだろうなとは思いつつも、うっかりとしていますと曲間も判らずに聞き流してしまうくらいなんです。


それにしてもこの様変わり、大変身を遂げたかのように見えますけどれども。実際にこの時期の来日公演を観に行ったのですが、今までの持ち歌との違和感はまったくありませんでしたね。初めてのStereolab観戦にもかかわらず、いつもの彼らじゃないかなんて勘違いもしたくらいです。
Tim Ganeと当時のシンセサイザー担当とで二人羽織のような連弾を披露したりしたこともありましたね、本作収録曲だったはずですがさっぱり憶えておりませんです。
それはさておきまして、あの時は自分たちの世界、磁場を築いていたんでしょうね。堂々としていたもんですし。


そんな訳でStereolabに対する興味も本作でひと区切りというのが本当のところだったりします。1年に1枚の割合で何かしら発売されていましたので律儀に購入してはいましたが、手のひらを返すように醒めて行ったのでした。


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今週のビックリドッキリメカ (38)

applekeyboardus
私、北沢オーストラリアが勝手にモノやコトやガジェットを選んで取り上げて行く『今週のビックリドッキリメカ』のお時間です。


一身上の都合でコンピュータのキーボードを新調いたしました。大袈裟ですね。
新しくなったApple Keyboard (JIS)から単純にApple Keyboard (US)へと買い替えてみたんです。薄い形状もキーストロークも気に入っていますし過不足のない優れたキーボードだった訳ですが、きちんと正しく入力するにはUS版の方が理に適っているのではないかと考えまして。


それだけでは芸がありませんのでテンキーのない機種を選んで更に省スペースとなりましたよ。テンキー以外にも省かれたキーがあるので、新たにショートカットキーを鋭意、習得中ですけれども。
売り切れ中のワイヤレスにはこだわりがないですし(実際にはほかのケーブルが見苦しい訳ですが)、満足しております。


今週のスポットライト (38)

アバター
私、北沢オーストラリアにとって赤丸急上昇中のモノやコトを取り上げてみる『今週のスポットライト』のお時間です。


先月末になってようやく映画『アバター』を観て参りました。3D映画としてあちこちで話題になっていましたので、初めてラゾーナ川崎まで足を運んだ訳です。
結果、わざわざIMAXデジタルシアターでの鑑賞が大正解でした。臨場感が尋常ではありませんでしたよ。


物語自体は単純な方でして、娯楽作品としてとても良く出来ています。テーマも普遍的です。絆、思いやり、心と心を通わせ突き動かす熱い気持ち。
長時間だけありまして伏線もきっちりと回収、展開も判り易いです。


その代わりに大迫力の3D画面に集中することが出来るんです。それはもうもの凄い情報量です。画面の中に、もっと言ってしまえば物語の中に取り込まれているような錯覚を起こしてしまいます。


今年初めての映画館での鑑賞、そして、それは体験でした。


The Kinks / The Kink Kontroversy (1965)

kontroversy
今回のThe Kinksは『The Kink Kontroversy』(1965)です。
3作目のアルバムでして、所謂、キンキー・サウンドが確立されまして尚かつ新しい局面に向かおうとする途上にある1枚と言えるのでしょうか。


いきなり荒々しい電化ブルースのM1「Milk Cow Blues」で切り込んでから叙情的なM2「Ring The Bells」へと移り替わるなど今回も一筋縄では行かないような雰囲気なんですね。


これまでの集大成とは言わないまでも、いかにもビート・バンドらしいM4「When I See That Girl Of Mine」、ヒット曲のM6「Till The End Of The Day」とそのB面曲のM9「Where Have All The Good Times Gone」、Ray Daviesならではの妙味のある作家性を窺うことの出来るM8「I'm On An Island」など盛り沢山なんですね。


特に大好きなM6「Till The End Of The Day」はBig Star少年ナイフにもカヴァーされていますね。


各曲がそれぞれ太い芯を持っていまして、どれもこれも魅力に溢れていますよね。
それから、Nicky Hopkinsが大活躍しています、転がるピアノの音色がとても印象的なんです。


現行盤CDでは追加収録曲も充実していまして。これまたヒットを記録したM13「Dedicated Follower Of Fashion」の収録が嬉しいです。
一方で未発表だった別テイクのM16「Dedicated Follower Of Fashion」の場合はヴォーカルとその他がはっきりと別れたステレオ版なので聴き辛さがありますしバック・コーラスも入っていませんので、あまりありがたくないかも知れません。


初期のThe Kinksの諸作の中ではこの『The Kink Kontroversy』がいちばん好みです。本作のお陰でやかましいだけのビート・バンドの枠には収まり切らない魅力に気付かされ、どんどんハマって行くことが出来たんだと思います。


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四季

本日はAntonio Lucio Vivaldiの誕生日。バロック末期の大作曲家あると。


結局、今の今ままでクラシック音楽に縁がないのですが、今後のこともさっぱり判りませんねぇ。


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The Carousel / Strawberry Fayre (1989)

strawberryfayre
みんな大好きHeavenly
しつこいですけれども、まだまだ終わりではなかったのです。


HeavenlyにはThe Carouselという姉妹グループがありまして。Talulah Goshを抜けたElizabeth PriceRazorcutsGregory Websterと一緒に始めた訳です。
そんなThe Carouselの12インチ・シングル、『Strawberry Fayre』(1989)です。何年も前に無理をして購入した盤です。


表題曲のM1「Strawberry Fayre」からして綺羅を競う1曲なんですよ、これが。目から鱗の美しさです。
終盤にはHeavenlyAmelia Fletcherによるリコーダーの音色がたなびくという効果的な演出も。役得ですね。


ほかのM2「Evergreen」もM3「Halfpennies And Farthings」、M4「September Come Again」にしてもですね。翳りがあったりまばゆいばかりに輝いていたりと、それはもう天国の庭で鳴らされているような音楽なんですよ。


Gregory Websterが奏でる繊細な12弦ギターの音色にElizabeth Priceの囁くように歌われる端麗なメロディー。心が安らぎます。夢見心地なんです。


ただし、ひとつだけ決定的な致命傷があるんです。Elizabeth Priceによる拙くも儚い歌に息継ぎが目立つんです。これがあまりにも酷いんです。
そもそもの話、もともとは素人に毛が生えたような程度のものですので仕方のない面が確かにあります。それにしても惜しいです、本当に。


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おにゃのこ

ひな祭りということで職場ではKIHACHIの「キハチトライフルロール」というケーキが女性社員に振る舞われておりました。


甘党の私、北沢オーストラリアはただ指をくわえてその光景を眺めていましたとさ。


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Doodle 4 Google

Google 主催のDoodle 4 Googleというデザインコンテストのグランプリが決定したんですね。そう言えば『めざましテレビ』で受賞者インタヴューも放送されていました。


コンテストのテーマは「私の好きな日本」、おめでとうございました。


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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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