今週のスポットライト (32)

私、北沢オーストラリアが勝手に気になるモノやコトを取り上げてみる『今週のスポットライト』のお時間です。
CUT12月号は『スタジオジブリ、その現在、過去、未来』と題したジブリ特集がメインです。
まずは宮崎駿監督が海外誌に語った自身の10作品について。そして、40,000字インタヴュー(2002年)の再録。
クリエイター、製作者の視点や心境というのはまったく判り得ないものですので、非常に興味深いです。やはり、想像以上に独特の突き抜けた感をお持ちの方であるということだけははっきりしますね。
また、面白いのがスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが語る宮崎駿の素顔とスタジオジブリ史というものです。
宮崎駿監督作品を世に出したがための仕掛人としての働きぶりや苦悩ぶり。作り手として超然とした宮崎駿監督にも数字が第一の映画会社側にも振り回されるは、そのかかわり合いの初めがサラリーマン(雑誌編集長)時代ということもありましてこの辺りがいちばん面白い訳です。
そうは言いましても、実際には立ち読みで済ませたのでした。
スポンサーサイト