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The Byrds / Mr. Tambourine Man (1965)

mrtambourineman
The Byrdsの『Mr. Tambourine Man』(1965)を。問答無用の名盤、フォーク・ロックの金字塔ですね
ここでの常連のTeenage Fanclubを始め、後進に与えたその影響力には計り知れないものがありますよね。大変にお世話になっております。


Bob Dylanのヒット曲というよりもThe Byrdsの代名詞と呼べるM1「Mr. Tambourine Man」から、もの凄くロマンティックな雰囲気が薫るM12「We'll Meet Again」まで実に初々しいフォーク・ロックの連続。
軽快なリズムと胸のすくような爽快なヴォーカル・ハーモニーが絡み合ったロック・ミュージックは、フォーク・リヴァイヴァルの果てとThe Beatlesという怪物的なブームとの邂逅にそのまま重なる訳ですよね。


件のTeenage FanclubがM1「Mr. Tambourine Man」とともにカヴァーしたM2「I'll Feel A Whole Lot Better」も勿論、名曲ではあるのですけれども。
中でもM4「You Won't Have to Cry」の並外れた素晴らしさと来ましたら。Roger McGuinnだけではなくオリジナル曲の作者としてのGene Clarkの働きにも注目ですね。


Sundazed MusicBob Irwinも関わった現行のCDにはこの12曲の本編以外に6曲が追加収録されていまして。
大好きなM2「I'll Feel A Whole Lot Better」、M4「You Won't Have to Cry」の別ヴァージョンのほかにも興味をそそられる音源ばかりです。


デビュー・シングルでもある不滅のM1「Mr. Tambourine Man」ではセッション・ミュージシャンに取って代わられている部分も多い訳ですけれども、アルバム自体ではグループとしてのThe Byrdsが頑張ってはいますよね。
そして、Roger McGuinnによって際限なく紡がれる12弦ギターの音色がチクチクと胸に突き刺さるんです。


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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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