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Teenage Fanclub / Hang On (1993)

hangon
今月のTeenage Fanclubは『Hang On』(1993)、ヨーロッパ盤CDシングルです。
ラジオ番組出演の際のライヴ音源が目玉でして、今のところ本盤でしか聴くことの出来ないものがほとんどですよ。


M1「Hang On (Radio Edit)」は、もともとあったイントロの「20th Century Boy」の部分をばっさりと切り落としてアウトロのさわりをほんの少しだけ忍ばせたヴァージョンです。
若干、尺が長いのでラジオ番組対策という訳ですね。


M2「Hang On」は『Thirteen』(1993)収録のアルバム・ヴァージョンです。
イントロは先の通り、T. Rexの「20th Century Boy」のそれにそっくりで、アウトロはAssociationの人気曲、「Windy」からの引用ですね。
ただし、挟み込まれた根幹の部分ではそれはもう極上のメロディーが保証されていますよ。Gerald Love作です。
ずばり、名曲です。


アルバム、『Thirteen』収録の公式テイクと比較しても遜色のない仕上がりのM3「120 Minutes (Live At NOSVARA Radio)」は切ないメランコリックな感情表現に成功している1曲です。
合い口の良くないRaymond McGinely作だったりするので、ようやくホッとすることが出来る曲でもありますね。


M4「Four Strong Winds (Live At NOSVARA Radio)」はカントリー歌手、Bobby Bareのカヴァーでございます。
ハーモニーの重なり具合が絶品です。口笛もイイ味出していますよ。
周囲のスコットランド勢や同世代のグループ(例えばブリットポップだとか?)と比較してみてもTeenage Fanclubの場合には基礎体力がしっかりしていますので、本当にこういったカヴァーを演らせたらピカイチですね。


最後のM5「Hang On (Live At NOSVARA Radio)」が格別に素晴らしいです。主にピアノをバックにした大変に美しいライヴ・テイクです。
20th Century Boy」と「Windy」という名曲で挟んだ安直さもどこ吹く風、いちばん美味しい部分のみしっとりじっくり聴かせてくれます。
この1曲のために本盤の存在価値があろうというものです、はっきりと。



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噛んで候 その十九

噛んだ、というより言葉が出て来なかったケースですね。


『クールなんとかです』


ネクタイを着用していないのを取引先から指摘されて答えてみたものの、いかにテキトーに返事をしているのかということを思い知りましたよ。


もっとも、普段から胸のボタンの隙間からワイシャツの内側に捩じ込んでいるくらいですので、クールビズだの無関係にネクタイなどいらんのです。エラい人にはそれが判らんのです。



プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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