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チャットモンチー / 耳鳴り (2006)

耳鳴り
チャットモンチーの1枚目のアルバム、『耳鳴り』(2006)をようやく聴いてみました。
3枚目のアルバム、告白』が発売される前にどうしても聴いておきたかったので、今さらながらですけれど。


まずは1曲目、M1「東京ハチミツオーケストラ」!
えーっと、“ハチミツオーケストラ”?“ミツバチのオーケストラ”じゃなくて何で“ ハチミツオーケストラ”なんだろと思ったのも束の間。
そんなことどうでも良くなって(本当はどうでも良くなくはないのですけれど)、何でしょうかねこの高揚感は。
憧れの大都会、東京に胸を膨らませたり不安を覚えたりとかという設定もひとまず小脇に抱えつつ。


心ウキウキ胸ワークワク。


そこにあるのはただのロック・ミュージックなだけで。
それ以上でもそれ以下でもなくてそれ以外の何ものでもなかったりして、今までになかったような爽快感が降って湧いたり何故だか涙腺が緩んで来たり。
上も下もズルッズル、後ろから前からグッショリです。


全編を通してギター、ベース・ギター、ドラムスとあとは歌だけのスッカスカでゴリゴリ、必要にして最低限の鋭い音の塊で胸の内側をえぐってくれちゃったりして。
特にM9「恋愛スピリッツ」なんかがそうですね。そのヒリヒリ感、この刺さり具合。
痛がゆいのを通り越して、単純に痛いよ重いよチャットモンチー


ただのロック・ミュージックのくせに、“ガンダム大地に立つ!!”くらいの衝撃度がありました、今でもあります。
ただのロック・ミュージックのくせにあまりにも歯切れが良くってまっすぐなもんだから、それがこんなに汚れて荒んだ身の自分にはとっても眩しくって、ただそれだけがやるせなくって手が届かなくって堪りません。


チャットモンチーはその最初からロックでと思ったら、本作以前にデビュー・ミニ・アルバムの『chatmonchy has come』(2005)があるのですね。
当然、出直します。


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ロボッツ

長編アニメ賞『ウォーリー』が受賞!「スティーブ・ジョブスに感謝したい」【第81回アカデミー賞】

第81回アカデミー長編アニメ賞は、映画『ウォーリー』となった。
『ウォーリー』のアンドリュー・スタントンは、「このキャラクターと仕事ができてうれしかった! プロジェクトに協力してくれたスティーブ・ジョブスに感謝したい。それから高校の先生にも!」と喜びを語った。

すでに旧聞に属する話ですけれど、おめでとうございます。
長編アニメ作品、『WALL E』がアカデミー賞授賞ということで。


コチラのように年末にフラッと観に行っていた訳ですけれども。
勿論、凄く内容も良かったです。愛の物語、“恋愛映画”でしたよ。


4月にはソフト化されて、その仕様も何種類もありますよ、と。Blu-ray Discもありまして。
もともとの映像もきれいなので迷ってしまいますね。



潜水士

「つみきのいえ」がオスカー/アカデミー賞

<第81回アカデミー賞授賞式>◇22日(日本時間23日)◇米カリフォルニア州ロサンゼルス・コダックシアター
短編アニメ映画賞が発表され、加藤久仁生監督(31)の「つみきのいえ」が受賞した。同部門では日本作品初受賞の快挙。

すでに旧聞に属する話ですけれど、おめでとうございます。
短編アニメ作品、『つみきのいえ』がアカデミー賞授賞ということで。


先日、行って参りました第12回文化庁メディア芸術祭でもこの『つみきのいえ』が上映されておりました。
やけに人だかりが出来ているなと思っていたのです。アカデミー賞にノミネートされていたことなどまるで知らなかったものでして。


これも結局、2回くらい観たことになるのですけれど、胸にジーンと来る素晴らしい作品ですよ、と。



MP3形式

浜崎あゆみさんの新アルバム、USBメモリで発売

エイベックス・マーケティングは、浜崎あゆみさんの新アルバム「NEXT LEVEL」を、USBメモリに収録して3月25日に発売する。
USBメモリでアルバムを発売するのは日本のメジャーアーティストで初という。限定生産(数量未定)で価格は6800円。

すでに旧聞に属する話ですけれど、浜崎あゆみの新譜発売情報です。
デビュー10周年記念だそうで。


こう言っては何ですけれど、浜崎あゆみを音楽だとは思ったことは特になく。
今さらながら気が付いたのが、“浜崎あゆみというジャンル”なのかということです。
それはそれでもの凄いことではありますよね。



ただより安いものはない

iPhone 3Gが「0円」で買えるキャンペーン、ソフトバンクモバイルが開始

ソフトバンクモバイルは2月25日、キャンペーンに申し込んだ顧客を対象にiPhone 3Gを実質負担額0円で販売すると発表した。月額980円の料金プラン「ホワイトプラン(i)」に加入し、2年契約することが条件で、端末が実質0円になるのは8Gバイトモデルを24回払いで購入した場合だ。
2月27日から5月31日までに申し込んだ新規加入者、もしくは機種変更者が対象。

また、キャンペーン加入者に対しては、パケット通信料定額サービスの上限を5985円から4410円に引き下げる。既存のiPhone 3Gユーザーでもキャンペーンに加入して2年契約を結べば、同じ料金体系が適用される。

アイフォーンについての衝撃的な報せですよ、と。
よほど売上が伸びていないのでしょうか、大胆なテコ入れですね。


それでも普通に読めば、新型アイフォーンの発売が間近なのだろうなというのが透けて見えますよね。
既存ユーザーが2年縛りにされたところで新型が出た日には困ったちゃんです。



Alexander Spence / Oar (1969)

oar
ついでと言っては何ですけれど、Moby GrapeのギタリストだったAlexander "Skip" Spenceのことも取り上げておきましょう。
もともとはQuicksilver Messenger Serviceの最初期メンバーだそうで、Jefferson Airplaneでのドラム担当は不本意なものだったのかも知れませんね。


Moby Grapeの『Wow』(1968)後に、トンパチな状態からやむを得ずグループを脱退。
それでもナッシュビルに飛んで本作、『Oar』(1969)を完成させたという経緯があります。


ひと言で申しましてとても陰鬱な内容です。ひたすら不気味ですし。
やはり、どこか病的ですよね。ぶっ壊れていますし。
異様な世界をひとりでに作り出してしまっています。
底なし沼でも覗き込んでいるかのような感覚で、そのつもりが自分の前頭葉の中で溺れているような。


ひょっとしたら、同格とも呼べそうなSyd Barrettの見た風景とそんなに変わりがないのかも知れないのですけれど、やはり違いがある訳ですよ。
Syd Barrettの紡ぎ出す奇天烈なメロディーには辛うじて骨格があるようなないような、ほとんど捻じ切れてしまったようなポップさが垣間見えますけれど。それが独特の幽玄の美を醸し出している訳ですよね。


それがAlexander Spenceの場合には妖しさも希薄ですし、ただただ骨抜きにされ視線も虚ろな状態で捨て置かれてしまっているような佇まいなのですよ。背筋も凍りつきますよ。
この戦慄、その危うさ。どちらかと言いますとNick Drakeのことも連想させますね。


商業的な意味など絶対に見出すことなど出来ず期待することも出来ないこの作品が、今では追加収録もてんこ盛りでSundazed Musicから復刻されて根強い支持を得ているというのですから、これまた愉快なものですね。


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Moby Grape / Wow (1968)

wow
随分前から再評価も著しいサンフランシスコ出身のサイケデリック・ロックのグループ、Moby Grapeを引き続き取り上げてみます。
2枚目のアルバム、『Wow』(1968)ですよ。


所謂、“サマー・オヴ・ラヴ”のど真ん中で盛り上がり損ねたという印象を何となく刷り込まれられていましたので、2枚組のベスト盤CDの『Vintage: The Very Best Of Moby Grape』(1993)くらいにしか手を出すことが出来ないでいたのですけれど、それで充分だったのかも知れないというのは飲み込んでおくことにします。


先のエントリのデビュー・アルバム、『Moby Grape』(1967)のSundazed Music盤CDと併せて思い切って購入してみました。廃盤状態でしたので焦っていた訳です。


どうしても目を惹くジャケット・デザインも手伝いまして、想像通りに彩り鮮やかな音像が際立ちますね。
清廉潔白にも聞こえて来る『Moby Grape』とは異なりまして、サイケデリックな要素が強くてぐっと派手な作りなのですよね。
時代を反映させたような仕掛けがそこかしこにさまざまに施されていまして、楽しみ方もいろいろといった具合です。


そこにはサイケデリックな意匠だけでなくねちっこいR&Bやブルースの泥臭さ、爽快なカントリーなど根こそぎ消化された胃袋の強さというか懐の深さを見せつけてくれますね。
Moby Grape』ともども、不意に注目される羽目になったはっぴいえんどへの影響力も垣間見えて来ることなど興味が尽きませんしね。


もの凄く聴き応えがありますし、面白い1枚です。



Moby Grape / Moby Grape (1967)

mobygrape
以前から再評価が著しい、サンフランシスコ出身のサイケデリック・ロックのグループ、Moby Grapeのことを取り上げてみます。
まずはデビュー・アルバムの『Moby Grape』(1967)ですよ。


所謂、“サマー・オヴ・ラヴ”の真っ只中で大活躍し損ねたという印象を植え付けられていましたので、ベスト盤くらいにしか手を出すことが出来ないでいたのです。
というところで数年前にSundazed Musicから追加収録曲を含む充実の復刻がなされたというのにぼんやりとしていましたら回収、そして廃盤という憂き目に。最悪の結末ですね。
権利関係でお咎めがあったのでしょうか、せっかくの復刻が本当にもったいです訳ですよ。


そこで、ここ最近の外国為替相場から良い機会だと腹を決めて奮発してしまいました。凄く値が張るものの、あるところにはしっかりとあるものなのですね、新品CDが。


Columbia Records盤を続々と復刻するLegacy Recordingsですらさじを投げた不遇盤を晴れて拾い上げてみますと、悔し涙を少しだけ流した目から鱗がどっさりと落ちましたよ。


M4「8:05」を筆頭に美しいコーラス・ワークがばっちりと決まるは時にブルース色も強いトリプル・ギターは唸りをあげるはで、グループとしてのまとまりが最高ですし力量も抜群ではありませんか。
収録曲も漏れなくかっちりと作り込まれているので安心して聴いていられますね。
Jefferson Airplaneの初代ドラマー、Skip Spenceがギタリストを務めていることから改めてどんなサイケデリック・ロックなのだろうかと楽しみにしていた訳ですよ。


かっちりと言えば、この最初のアルバムと同時に5枚ものシングル盤をこれまた同時に切っていたとかいう話を思い出したのでちょいと調べてみましたら。
本作の13曲中、その5枚のシングル盤に両面収録の10曲がダブるとのこと。これではコケるはずですよね、お可哀想に。


ついでに手持ちの2枚組ベスト盤CD、『Vintage: The Very Best Of Moby Grape』(1993)にも本作が漏れなく収録されていることも判明しまして。下調べが不足しておりました。
それにしても、以前にそのベスト盤を聴いているはずがさほど印象に残らなかったそのことの方が問題ですね。己の耳は節穴かと。



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ダニーのリマスター・パラダイス

Daniel Johnstonの諸作品、『1990』と『Artistic Vice』が昨年、デジタル・リマスターを施されたうえ未発表テイクなどまで追加収録されて再発されています。
先日、レコード・ショップを久し振りに訪れましてようやく知ったというところなのですよ。


それより前に『Yip / Jump Music』と『Continued Story / Hi How Are You』もまたデジタル・リマスターされ、こちらはデジパック仕様にて再発されていたことも店舗で知ったのでした。


スタジオ録音(簡易にせよ)の『1990』と『Artistic Vice』はまだしも、音質もへったくれもないような宅録の『Yip / Jump Music』と『Continued Story / Hi How Are You』をデジタル・リマスタリングしてどうよ、ということもありますけれど。


こういうことはやはり、ディスプレイの前に座っているだけでは逃してしまうことなのかも知れませんね。



Teenage Fanclub / Bandwagonesque (1991)

bandwagonesque
今月のTeenage Fanclubです。
DGCからも発売されたアルバム、『Bandwagonesque』(1991)。つまりメジャー・デビュー盤ですね。


このアルバムも世間が驚き、またCreation Recordsとしてもそれと知らずに大波に乗っていたあの1991年に発売された1枚です。
ほかに『ScreamadelicaPrimal Scream、『LovelessMy Bloody Valentine、『NowhereRide、『In The Presence Of GreatnessVelvet Crushなどの傑作が挙げられる訳ですけれど、やはりどうかしていますよ、これは。


冒頭から意外な選曲に思えるM1「The Concept」、そしてジャンクなM2「Satan」への流れがこれまた意表を突いて来る訳ですよ。最高の出だしですね。
次いで極上にして甘さたっぷりのM2「December」、ポップな反復横飛びのM4「What You Do To Me」へと連なるこの流れ。完璧です。


後半戦もシングル曲、M6「Star Sign」に始まり懲りずに再びポップな反復横飛びのM7「Metal Baby」を浴びせ倒す。
BMX BanditsDouglas T. Stewartも大好きだというM10「Alcoholiday」にThe PastelsもカヴァーしたM11「Guiding Star」。もうお腹いっぱいです。


デビュー作との最大の違いは、何と言ってもGerald Loveの存在です。
その『A Catholic Education』(1990)では加入したてだったためか、ほとんど貢献していなかった作曲面で今回は大車輪の活躍を披露しておりますよ。
彼の功績なくして、その後のTeenage Fanclubはあり得ませんね。


このように普通に名曲がごろごろと転がっている中、いちばん好きなのがM9「Sidewinder」だったりします。
これは当時のドラマー、Brendan O 'HareGerald Loveとの共作ですけれどもこの地味に滋味溢れる名曲中の名曲もほとんどGerald Loveのお陰なのかもしれませんね。


これだけとびきりのメロディーに占められているにもかかわらず、最後はM12「Is This Music?」という少し無機質なインストゥルメンタルで締めくくられているのが何とも示唆的というか何かの皮肉のようなことになっている気がします。


音的には同じDon Flaming制作の『God Knows It's True』(1990)の延長線上にある歪み加減がほど良い感触ですよ。


あと、このジャケット・デザインが悲しいくらいに安っぽいのが堪りません。正直、もっとましなものがあるだろうと。
ブームの尻馬に乗って行けという表題とは意外と符号するにしても内容とはとても釣り合わないものだろうと、そんなところです。



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祭りだワッショイ

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タワーレコードのサイトで小さく綾瀬はるかさんの祭りが執り行われている模様です。


いったいどれにしたら良いものか・・・。



バレーでワッショイ

20090224182238
綾瀬はるかさん主演の映画、『おっぱいバレー』がいよいよ公開目前です
ね。

チケットを購入する際に、大いに困ること請け合いですよと。

今週のスポットライト (23)

ブラバレ
私、chitlinが勝手に赤丸急上昇でないモノやコトも敢えて取り上げてみる『今週のスポットライト』のお時間です。


“ラブホラーアトラクション”と銘打たれた映画『ブラッディバレンタイン3D』。
かのMy Bloody Valentine、彼らのグループ名の由来となったホラー映画のリメイク、でしょうか。ですよねきっと。
メンバーからはボロクソに貶されていたはずですけれど。


本作『ブラッディバレンタイン3D』と“haraKIRI”とのコラボTシャツなるものが絶賛発売中とのことですけれど。まったく欲しくありません。


こんなものよりも肝心の本家(←違うか)My Bloody Valentineの『Isn't Anything』と『Loveless』のリマスターCDというのが現在、発売されているのかどうなのか良く判りませんね。
前から告知されていたはずなのですけれども。
またですか。延期ですか、中止ですか。それとも・・・。


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今週のビックリドッキリメカ (23)

私、chitlinが勝手に赤丸急上昇のモノやコトやガジェットを選んで取り上げて行く『今週のビックリドッキリメカ』のお時間です。


最近、『セカイカメラ』なるものが目につくようになって来ましたので。


“セカイ系”関連か何かと怪しんでみたのですけれどまったくそんなことはなく。
アイフォーンに組み込んで(を通して)その辺を覗いてみますと景色とともに“エアタグ”なるものが浮遊しているのを確認することが出来ると。その“エアタグ”とはテキストや画像ほかからなるもので。


アイフォーンのユーザーがタギングして(貼り付けて)おいたそれらについての何かしらの情報を得られると。まとめるとそういう仕組みだそうです。


という現在、頓知・(トンチドット)が絶賛開発中のアプリケーションとのことです。
なかなか想像し難い代物のように思えますし実現も難しいと捉えられていたようですけれど、どうやら実用化に向けて着々と邁進中であると。


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Heavenly / Le Jardin De Heavenly (1992)

lejardin


みんな大好きHeavenly


そんな訳で今月のHeavenlyです。
実際に初めて購入して聴いたのがこの2枚目の『Le Jardin De Heavenly』(1992)、邦題『天国の庭』なのです。
日本盤CDは今は亡きQuattro Labelなるところからの発売でした。今となってはこれもバブル経済の残り香でしょうか。
国内盤化されてから少し間が空いたものの何度目かの来日公演にも初めて観に行きまして、そういう意味では遅れていた方でしたね。


どちらにせよ、まさに運命の1枚です。
清らかでその愛くるしいポップ・ソングの連続。好きです、Heavenly。大好きです。
結局、弟ドラマーの死という悲しい出来事が引き金となってグループが解散しましてもHeavenlyのシングル盤やアルバム群は一生ものです。
つまりは単純に未だに引き摺っているだけとも言えるのですけれど。


国内盤CDには追加収録が4曲(2枚目のシングル、『Our Love Is Heavenly』(1991)と続く『So Little Deserve』(1992))、いちばん手に入り易いK Records盤CDには『So Little Deserve』のみ追加といった具合ですけれど、本家Sarah Records盤にはたったの8曲とやはり物足りなさを感じてしまいます。
それでも、メリハリもきちんと備わっておりますし、M5「C Is the Heavenly Option」という最大の山場が待ち構えておりますので飽きの来ない構成なのです。


そして、本作から参加のCathy Rogersが奏でるキーボードのお陰でグループとしての演奏にも幅が出て来ましたし彩り豊かとなりまして、思わず胸がときめく冒頭のM1「Starshy」からしてこれまでの彼女らとは段違いの成長ぶりを窺うことが出来ます。
1作目の『Heavenly VS. Satan』(1991)と比べましても、はるかに録音が良くて演奏自体もしっかりとしたものになっています。各曲とも抜かりなく粒が揃い、確実に進歩している訳ですよ。


コーラスも出来るは音に厚みが出るは弾みもつくはで、Robert Purseyをきちんと練習に参加させる対策として恋人のCathy Rogersに加入してもらった甲斐がありましたね。
前身のTalulah Gosh時代にもバック・ヴォーカルにほかの女の子が居ましたけれども、以前よりもずっと丁寧に歌うAmelia Fletcherの姿にうつつを抜かしてみたり猫の目のように変わる乙女心の機微を読み取ろうとしてみたりと聴く方も楽しくなってしまって仕方ありません。


やはり、中でもはにかみ度も最高のM5「C Is The Heavenly Option」が何と言っても大好きです。
我らの歌姫、Amelia Fletcherがアメリカのインディー界の総大将、K Records主宰のCalvin Johnsonとのデュエットを華麗に披露。(実際には郵便でテープのやり取りをしたのかも知れませんし、ライヴではCathy Rogersが代役を務めとりますよ)
このふたりの掛け合いがもう最高なのです。
とにかくにも、夢のような共演にこちらとしても盛り上がらない訳がありません。


小さなことが原因で仲違いしたとしても、選択肢“C”を選べば何事も結果オーライという恋愛指南の極上ポップ。テーマがごくごく身近なことだけに単なる痴話喧嘩と言われればそれまでなのですけれどね。(このようなやり取りは随分とご無沙汰ですし)
Amelia FletcherCalvin Johnsonが絶妙に入れ替わり立ち替わり細かい工夫も凝らされていますので、思わず鼻の穴も膨らんでしまうというものです。
終盤で畳み掛けて来る大サビにこれまた胸キュン必至です。


弟ドラマー、Mathew Fletcherは相変わらず大胆かつ力強い演奏で走り気味なものの、全体的な演奏にしても小川のせせらぎのようで決して出しゃばらない要所を押さえているのが素敵ですね。
ギターの音色が本当に小鳥のさえずりのようなM7「And The Birds Aren't Singing」に続きまして。止めは必殺の乙女パンク、M8「Sort Of Mine」にてきれいに締めくくり。


茶目っ気あり、軽いわがままありの可憐なギターポップもまさにAmelia Fletcher姫あってのこと、とまで言うのは持ち上げ過ぎでしょうか。
とにかく最高です。Heavenlyの『Le Jardin De Heavenly』はここに永久不滅のポップ・アルバムとして結実しているのです。


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BMX Bandits / Come Clean (1991)

comeclean
今月のBMX Banditsです。
2枚目のアルバム、『Star Wars』(1991)と同時期のシングル盤の『Come Clean』(1991)です。


Creation recordsに移る一歩手前、メンバー的にもいちばん充実しつつこれでも華さえあるという最良の時期ですね。
Superstar結成前夜のJoe McAlindenTeenage FanclubNorman Blake、そして無職(!)だったというEugene Kellyまで正式メンバーとして加入していますからね、この時期の来日公演をいち度でも観ておけば良かったと後悔しきりなのです。


ごくごく素直なメロディー・ラインが乾いた心に沁みる表題曲、M1「Come Clean」はシングル曲として無難なものです。
終盤に登場し急降下してみせるストリングスの調べも効果的ですね。


続くアルバム、『Star Wars』にも言えることなのですけれど、今まで以上に音質が良いのでようやく録音環境が大幅に改善されたのだろうと想像がつきますね。
その代わりと言っては何ですけれど、音の作りが平板なので奥行きというものがあまり感じられません。楽曲はこれまで通りに粒揃いなだけに、いつ聴いてみましてもこの点は残念なところです。


M2「Retitled」は以前にコチラで軽く触れたことがあるThe Boy Hairdressersの「The Assumption As An Elevator」を再録音したものです。
お互いに兄弟バンドのような間柄ですし、思いのほかしっくり来ていまして自然な流れなのかも知れませんよ。
その澄んだ歌声はJoe McAlindenのものでしょうか。


M3「Let Mother Nature Be Your Guide」については『C86』(1990)のテイクをそのまま再収録という不思議な選曲です。


M4「Come Clean - Jumping On Someone Else's Funky Train Mix」は、CD版『Star Wars』のいちばん最後にも追加収録されているのですけれど。
これがですね、文字通りに蛇足としか言いようのない代物です。
実はM2「Retitled」も『Star Wars』に収録されているので、ますます本盤を持つことの意味を見出せなかったりするのですよ。




今週のスポットライト (22)

少年メリケンサック
私、chitlinが勝手に赤丸急上昇なモノやコトを選んで取り上げて行く『今週のスポットライト』のお時間です。


汚らしい中年パンク・バンドとギリギリなOLとの心の触れ合いを描いたかどうかは不明な映画『少年メリケンサック』が公開目前です。
公式サイトはコチラです。


主演の宮凬あおいさんがパンクになんかホントはこれっぽっちも関心がなさそうなところが逆に良いですね。


14日(土)が公開初日とのことですけれど。
その頃私、chitlinはと言えば仙台へと高飛びこともあろうに休出出張という苦行の最中なのです。


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今週のビックリドッキリメカ (22)

kindle2
私、chitlinが勝手に赤丸急上昇のモノやコトやガジェットを選んで取り上げて行く『今週のビックリドッキリメカ』のお時間です。


このカテゴリの記念すべき第2回目がAmazon.com謹製の携帯電子ブック端末、『Kindle』でした。
今回はその後継機、その名も『Kindle 2』を簡単にご紹介です。
Amazon.comの販売ページはコチラです。


メモリ容量が2Gバイト、書籍1,500冊以上をPC経由不要で本体に保存可能、薄さ10mm未満、バッテリー持続時間の延長、テキスト読み上げ機能追加などなど。


そういった改善された点もさることながら、気になるところは紙媒体としての新聞との兼ね合いでしょうか。
この先このような電子版が台頭して行った結果、びしょ濡れになった革靴に突っ込む新聞紙がなくなってしまうなんてこともあり得そうです。


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進化論

本日はかのCharles Robert Darwin の誕生日、なのですね。
特に今年は誕生200周年とのこと。


改めまして、想像をはるかに超える偉人です。



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Blossom Dearie / Whisper For You (1997)

whisperforyou
参りました。訃報です。
Blossom Dearieがお亡くなりになってしましました。享年82歳、ご自宅にて安らかに逝ってしまわれたと思われるのがせめてもの救いでしょうか。
ご冥福をお祈りしたします。


初めて購入して聴いてみたのが『Whisper For You』(1997)という日本企画の編集盤でした。
貴重なFontana Records時代の『That's Just The Way I Want To Be』(1970)とVerve Records時代の『Give Him The Ooh-La-La』(1958)というアルバムの抱き合わせ盤CDなのですけれど、小西康陽が一枚噛んでいるだけあってただでは済まない1枚なのですよ。


前半に当たるロンドン録音の『That's Just The Way I Want To Be』にはM4「Hey John」(John Lennonのことですね)やM5「Sweet George Fame」、そしてM7「Dusty Springfield」など表題を眺めるだけでも興味深いオリジナル曲が並んでいまして何とも印象的なのです。
M12「I Like Londn In The Rain」などは思いのほかにグルーヴィーなので殊更に嬉しくなってしまいますし。


そんなBlossom Dearieと言えば、とろけてしまいそうなその舌足らずな歌とスキャットがいちばんの魅力な訳でして、まさに夢見心地。
勿論、『Give Him The Ooh-La-La』におきましてもキュートでチャーミングそのもの。
それがジャズ・ヴォーカルとしては異端であるのかも知れませんね。
それでも、そんなことはお構いなしに彼女の可愛らしい歌声に首ったけなのです。


地元のニューヨークでは最近までクラブ出演していたそうですので、可愛らしいおばあちゃま代表としてまだまだ絶賛活躍中であったと。
それとは反比例に、周囲にBlossom Dearieを知る者は皆無だったりするのですけれども、多くの音楽ファンに愛され続けて来たことに違いはないはずです。そして、これからも。


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ギョーレツー

20090212190945
せっかくの甘党の私、chitlinには関係ないようです。

小さいことを気にせずにワウ・ペダルでも踏んでおきます。
ワカチコワカチコ~

伊能図

本日は伊能忠敬の誕生日、です。


測量家以前は商人としても切れ者だったようですね。



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Stereolab / Jenny Ondioline (1993)

jenny
今月のStereolabです。
Elektra Recordsと契約したお陰で世界的にも名が知られるようになった(その割には長過ぎて訳の判らない表題の)アルバム、『Transient Random-Noise Bursts With Announcements』 (1993)。
それと同時に発売された(と思われる)4曲入りEP、『Jenny Ondioline』(1993)のご紹介です。


手持ちはCDなのですけれども改めて確認してみますと、彼ら自身が立ち上げたレーベルであるDuophonic Ultra High Frequency Disksからの初リリースなのですね。
この時期のそのロゴ・マークは恐ろしいくらいに格好良かったのですよ。勿論、音の方も脂が乗っていまして充実し切ってしますし、知名度とともに人気も尻上がりにといった状況でしたね。


表題曲のM1「Jenny Ondioline」は件の『Transient Random Noise Bursts With Announcements』 にも収録されてはいるのですけれど。
大胆にも半分以下に端折られていまして、そういう意味ではシングル・ヴァージョンと言えるのですけれど、もともとが18分もあるNeu!丸出しで実験的な長尺曲ですからね。このM1「Jenny Ondioline」自体、そもそもシングル向けではまったくないのですよ。


どういう意図なのかさっぱり判りませんけれど、世界進出の裏でこんなことをやってのけるなんて素敵で不敵過ぎです。


M2「Fruition」については“Psycho James Bond”なんて説明がなされているだけあって、そうした奇妙な雰囲気も濃厚なのですけれど、普通ならばお蔵入りのような出来だと思うのは気のせいでしょうか。


Stereolabの場合、とりあえず一応の形にして出してしまえ的な変な勢いがあるような。でなきゃ、アルバム未収録曲があんなにも増えないはずなのではと。
そんな1曲です。


M3「Golden Ball」も『Transient Random Noise Bursts With Announcements』収録版とは異なり、少しばかりしょぼい出来なのです。
これはこれで重厚な響きが特徴的だったりするのですけれど、相対的に何だか当たり障りのない仕上がりに終わっています。
アルバムを聴いて驚け、ということでしょうか。


最後のM4「French Disco」は嬉しい収録ですね。
のちの編集盤、『Refried Ectoplasm Switched On, Vol. 2』(1995)収録の再録シングル・ヴァージョン(『French Disko』)のオリジナルに当たるそうです。
疾走感はそのままに、音の厚みも装飾もこちらの方が好みだったりしますよ。



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赤丸急上昇

googlejapan
Google Japanのホームページが新しくされていますね。
Google Japan独自の“Google 急上昇ワード”という機能が目玉のようです。


必要な情報だけを単に検索するだけではなく、世間の動きを検索キーワードで表示し、出会い頭の情報を楽しむべくサービス、だそうです。


ブログパーツもあるので貼付けてみましたよ。
(最近、App Storeが表示されなくなってしまいました・・・。)


3W×2

Radiohead豪華リイシュー盤!

レディオヘッド初のコレクターズ・エディション!レア・トラックを集めたディスク2がついた2枚組、決定盤!
●コレクターズ・エディションはレア音源を収録したボーナスCDが付いた2枚組
●スペシャル・エディションはレア音源を収録したボーナスCDが付いた2枚組のコレクターズ・エディション+ボーナスDVDが付いた2CD+DVDの3枚組。初回生産限定盤です。

Radioheadの初期3作、『Pablo Honey』と『The Bends』と『OK Computer』が“クォーターパウンダー”級の質量で以て浴びせ倒すように再発されますよ、という報せです。


昨年のRadioheadの来日公演を観ているものの、未だに1枚たりともアルバムを持っていないのですけれど。
今回ばかりは好都合ですね。


ボーナスCDもボーナスDVDにしても詳細はこれからですし発売日まで時間があるので、じっくりと検討してみます。



NO Tシャツ, NO ライフ

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先日、注文を済ませておきました『およげ!たいやきくん×TOWER RECORDS』Tシャツほかが届きましたよ。


せっかくの半額セールですので、ヒマでモテないプロレスファン向けにモンスター軍生産工場で開発された『NO ハッスル, NO ライフ』Tシャツ(リストバンド付き)を2種、購入してみたのは良かったものの。


肝心の『およげ!たいやきくん×TOWER RECORDS』Tシャツ(写真左)については、コチラの通りと言えばそうなのですけれど、輪郭だけのプリントというのは地味過ぎますね。
生地が黄色だとまた違うのでしょうけれど。
位置も脇腹ですし・・・。
寝巻き代わりに着ることにしましょう、この際。



今週のスポットライト (21)

capriciousrobot
私、chitlinが勝手に赤丸急上昇なモノやコトを選んで取り上げて行く『今週のスポットライト』のお時間です。


第12回文化庁メディア芸術祭が2月4日(水)から2月15日(日)まで開催されています。
先日、会場の国立新美術館へと出向いてみましたよ。
コチラの通り“アート”、“エンターテインメント”、“アニメーション”、そして“マンガ”という4部門に分けられていまして、メディア芸術の創造と発展のための催しですね。
コチラは関連サイトです。


新進気鋭のさまざまな作品に触れつつ、メインシアターなどで数々の映像作品を観覧していまして。
その中で計らずともハマってしまったのが、『きまぐれロボット』(2007)でした。


言わずと知れた星新一原作のショートショートが映画化されたことなど当時は知らなかったのですが、DVD化されることを知りまして。
Corneliusが担当したサウンドトラックCDが追加されるからといっても購入を迷っていたのです。
ところがこの本編がやたらと面白いので2.5回も観てしましましたよ。これで腹が決まりましたね。


大変に刺激的で有意義な1日を過ごすことが出来ました。
入場は無料ですので、お時間の許す方は行かれてみてはいかかでしょうか。



今週のビックリドッキリメカ (21)

gachapinpc
私、chitlinが勝手に赤丸急上昇のモノやコトやガジェットを選んでは垂れ流してみる『今週のビックリドッキリメカ』のお時間です。


バンダイネットワークスが『ひらけ!ポンキッキ』の永遠の人気キャラクター、ガチャピンとムックをモチーフにしたノートPCを販売してしまいますよ、というお話です。


工人舎のミニノートPCを基にし、筐体は目に突き刺さるかのように鮮やかな黄緑のカラーリング、そして真っ赤な専用ケースが付属するとのこと。
ガチャピンとムックの生誕35周年(初耳です)を記念した完全受注生産の期間限定商品ということで、まさしく嗜好品。
やはり、『ひらけ!ポンキッキ』を観て育った20~30代の男女に的を絞っての企画であることは明らかですね。


システム効果音にガチャピンとムックの声を設定可能であるほか、主な仕様としてはモニタが8.9インチ、OSはWindows XPでワンセグチューナー搭載など。
これはVAIO Type Pの強力なライバル出現といったところでしょうか。
本当に欲しくなって来ましたよ。ご注文はコチラで。


コーヒーとケーキ

20090206194106
やっとのことで辿り着きました、スターバックスの六本木 ウエストウォークラウンジ店。

おすすめのコーヒーロールケーキをいただきます!

@TOWER.JP/TOWER MOBILEのみの限定販売となっております

最大50%オフ! タワレコ・コラボグッズSale

お宝満載!!大人気のコラボグッズが30%~50%オフ このチャンスを絶対にお見逃しなく!!


タワーレコードの通信販売サイト、@TOWER.JP/TOWER MOBILEにてTシャツなどのセールが実施されていますね。
1月22日(木)から2月26日(木)という期間限定です。


『およげ!たいやきくん×TOWER RECORDS』Tシャツなんかは実際に欲しいと思っていましたので、この際に買い求めてみようかと。


蛇足ながら、Tシャツと言いますと。
新日本プロレスのあの“ライオンマーク”のTシャツを狙っています。
ちょいと調べてみましたら、今どきですとファンシーな色使いのモノもあると判りましたので。



プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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