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ボートには無理がある

北京オリンピックも折り返しましたね。


選手の方々には力の限りに頑張っていただきたいものです。
私、chitlinも人生を折り返しましたし。


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Daniel Johnston / Yip / Jump Music (1989)

yip
ドキュメンタリー映画『The Devil And Daniel Johnston』(2005)まで公開されて更に知名度を上げたDaniel Johnstonを取り上げてみます。


1983年夏の宅録作品、『Yip / Jump Music』についてです。
前回のYo La Tengoとも共演を果たしていますしね、電話越しに。(!)
本盤収録のM3「Speeding Motorcycle」はそのオリジナルですよ。


クレジットには4月から5月にかけて書き上げたとありますね。1988年まではカセット・テープのみの販売だったのでしょうか。
2年前にはリマスター復刻まで為されましたけれど、その効果は未知数というかどこまで意味があるのでしょうね。


そのくらいに録って出しの録音環境、音質なのですけれども。録音(停止)ボタンを押す音がそのまま収録されているくらいなのですから。


ところが、本盤はそんなことを気にする暇のないほどの珠玉のメロディーで溢れ返っていますよ。
触れるものすべてが金に変わるかのようにDaniel Johnstonの手にかかると間違いなくポップ・ソングが出来上がるという寸法です。
そこにはただ歌を作って歌いたいという剥き出しの欲求があるだけです。
危ういまでの純粋さの成せる業、なのかも知れません。


結果としてカセット・テープでしか流通していなかったなんてことはちっとも問題ではありません。
むしろ、こういう音楽がきちんと世に出て、今でもどこかの誰かの胸に響いているかと思うと感極まってしまうのです。
そして、感謝の気持ちで一杯になってしまうのです。誰に対してということではないのですけれどね。


ギターを弾けば変に緊張感を強いる神経症的なコード。
しどろもどろなオルガン。
上ずって不安定極まりない歌声。
棒切れで何を叩きまくっているのか判らないパーカッション。
そのすべてが愛おしい究極の独り多重録音が、莫大な予算と時間をかけてでっち上げた完成させたレコードよりも風化に耐え得ることは言わずもがな、ということにしておいてください。



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フットボールの馬

さすがにこの組み合わせはいかがでしょうか。


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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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