Velvet Crush / Ash And Earth (1991)

またもやVelvet Crushの登場です。
Bus Stop Records盤や『The Soul Crusher E.P.』(1991)からThe Modern Loversのカヴァー曲、「She Cracked」を省いただけ3曲入りの7インチ・シングルです。
Jad Fairの手による切り絵のジャケット・デザインも楽しいSeminal Twang Records盤です。
先日、ご案内したデビュー・シングルの『If Not True』(1990)とはやはり音の感触が違っていまして、直後のデビュー・アルバムである『In The Presence Of Greatness』(1991)と同様にMatthew Sweetが一枚噛んでいます。
というのも彼の自宅で録音されたという訳でして、それでもこの程度の音質であれば何も問題ございません。むしろ大成功と言えるのではないでしょうか。
Matthew Sweet自身も演奏に加わっての生々しい音像が青臭い楽曲と噛み合い渾然一体となっている様は、狭苦しいギターポップという枠組みを軽々と飛び越えていまして胸が空くような気持ちにさせてくれます。
大好きです、(あの頃の)Velvet Crush。
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