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ソニータイマーをぶっとばせ

トリニトロン」テレビの歴史に幕=ブラウン管、今月末で生産終了-ソニー

1990年代後半から平面ブラウン管テレビ「ベガ」を大ヒットさせたソニーが、3月末で同社独自のブラウン管「トリニトロン」の生産を終了する。

ご苦労さまでございました。
ソニーの人気商品のひとつ、“トリニトロン”のテレビが終わりを迎えるというお報せです。


いよいよ時代は大型で薄型の画面へと本格的に移って行く訳ですね。
片や我が家ではその“トリニトロン”が現役でしっかりと頑張っておりますよ。


奥行きのある筐体の横っ面を覗きますと88年製というシールが貼られています。
そうです、今年で彼も成人式を祝うまでになりましたよ。
一時は微かな雑音を発していたこともあったのですが、今でも順調に働いています。


よくぞ頑張った、これからも我が家に正確な情報を届けてくれたまえっ。



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Osmar Milito / Viagem (1974)

viagem

久々にブラジル音楽、Bomba Recordsの紙ジャケットCDを取り上げてみましょう。


ピアニストにして編曲家であるOsmar Militoの1974年作、『Viagem』を聴いてみました。
これまた世界初CD化にして新規マスタリング、かもめのジャケット写真です。


確か去年購入したものだとばかり思っていたのですけれど、実際には2006年発売でして初めて聴いた先日まで放置しておりました。(←こんな手合いはしょっちゅうですけれど)


ストリングスの静謐な調べや緩やかなスキャットが舞い上がるという何とも優雅な様子に思わずうっとり、忙しい日々にまみれて荒み切った心を綺麗さっぱりと洗い流してくれます。


The Fifth Dimensionのカヴァー曲、M1「Up, Up and Away」から始まり、ともすれば単なるBGMとして聞き流すことも可能なようでいてOsmar Militoによる繊細な音の組み立てには油断も隙もあったものではありませんね。心なしかひとつずつの音が立っているような、そんなことを感じさせてくれます。


ブラジリアン・ソフトロックの要人と呼ばれているようですしそういう側面を否定する必要もないのでしょうけれど、そんな都合の良い記号に貶めるものではないだろうという思いが聴く度に湧き上がって来るのですよ。



プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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