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周回遅れ

ここ何年も読み続けているレコード・コレクター誌なのではありますけれど、惰性で購読している訳でないにしても最近は目を通していませんでした。


しかも、昨年発売の1月号からです。
いくら多忙だったとは言え、正月休みには体が空いていたはずなのですが。
単純に情報収集の手段としてインターネットに比重が傾いた結果なのでしょう、間違いなく。


現在、発売中の2月号の特集は毎年恒例のリイシュー・ベストテンですからね。
昨年を振り返ってみる良い機会です。
言い換えますと買い逃しを点検するということです。
つまりは無駄遣いまっしぐらということでもあります。


これではいつまでも懐具合が厳しい訳ですよ。



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五十路

lego

50th Anniversary Of The LEGO Brick


おめでとうございます。



先週の土曜日の朝刊とともに配達されていたものですから今さらな訳ですけれども、生活情報週間紙という名目なのでそれはそれで良しといたしまして、いつもの通りに某紙を眺めておりましたら。


一面の『何でもランキング』の今回のテーマが“キッチン発の節約術 買う量減らし使い切る”ということで様々な節約方法が挙げられています。


曰く、「自炊を増やす」
苦手なところですので、逆に憧れてしまいますね。


曰く、「食材を余すことなく使い切る」
環境問題に対して意識的で結構なことですね。


曰く、「家計簿をつけて出金を管理」
経済観念がしっかりしてして頼もしいことですね。


欄外には付随する特集も掲載されていまして。
つまり、食品や台所用品に限定しないとっておきの節約術の数々が挙げられていました。


そんな中で「トイレは外で済ませる」(女性・30代)って、あんた、いったいどんなだっ!



続々・たっちゃん

やかしてしまいました。


帰りがけに蛍光灯を購入したものの、電車の網棚に置き忘れてしまいました。


それと言うのもたっちゃんの操作に夢中になっていたからです。
音楽を聴きながら、ほかの作業を出来るという当たり前と言えば当たり前のことを確認していまして。
必要以上に嬉しくなりまして、すっかりその気になって弄くり回していたという訳です。


こんなにあからさまに忘れ物をしたことが初めてでしたので、駅員に説明するにもしどろもどろで自分でも可笑しいくらいでした。
普段から手ぶらで行動していることも災いしましたね。
引き続き、捜索中であります。


未だ見ぬ我が“メロウZクリア”よ、何処へ・・・。



1/29追記 指名手配中の蛍光灯は結局、出て来ませんでした・・・。

10%

ブログ開設10人に1人・07年11月1354万件

個人がインターネット上で手軽に情報発信できるブログ(日記風の簡易型ホームページ)の国内開設数が急増し、1300万件を突破した。日本人の10人に1人が「私のブログ」を持っている計算だ。

朝刊にも掲載されていました。
本当なのかなという感想です。
少なくとも周囲にブログをやっている知人、友人というのは居りません。


実際には、(ありがたいことに)リンク先さま方との寄り合いにでも参加しない限りお会いする機会などないのですよ。


有力な情報発信手段になったとみて、ブログへの広告配信など販売促進に活用する動きも企業の間に広がってきた。

クチコミの代替と捉えらるとしても。
さもしい輩がのこのことやって来てしゃぶり尽くそうという姿が目に浮かぶのですけれど、その前にそれほど影響力を持つブログなんていくつあるのでしょうか。




Alex Chilton / 1970 (1996)

1970

驚愕の未発表音源集とはまさにAlex Chiltonによるこの『1970』(1996)のことでしょう。


The Letter」(1967)の大ヒットも束の間、そのThe Box Topsが尻すぼみに終わった失意の末に地元Memphisで1970年に録音したのが本盤、『1970』の13曲だったという話です。


解説によりますとどこから発売すべきか逡巡しているうちにお蔵入りの憂き目に遭ったということですけれど、考えられない事態ですね、これは。
その間、25年も忘れ去られていたなんてまったく呑気な話ですよ。


後にTeenage FanclubThe Posiesへと影響を与えたBig Starのポップな側面などお首にも出さない土臭くも埃っぽい音ばかりです。
初期のBig Starばりのギターポップなどを期待してしまいますと痛い目に遭います。


音の作りについては近年の作品に近いのでしょうか、これが即ちスワンプ・ロックなのかブルーアイド・ソウルなのかどうかは脇に置くとして、25年という時間の重みやらAlex Chilton本人の持つ業の深さにどうしても思いを馳せてしまって、何とも奇妙な心境にならざるを得ません。


想像を超えるほどに骨太でやさぐれたM6「All I Really Want Is Money」から憧憬を綴ったM7「I Wish I Could Meet Elvis」への切り返しなどは実に対照的でして、R&Bやファンク、カントリーをも飲み込む資質には感心するばかりです。


インストゥルメンタル曲のM12「Funky National」ではそのファンキーさが前面に出されているだけありまして、逆回転ギターの音が差し込まれつつあっさりと尻切れとんぼで終わってしまうのが非常に残念ではありますね。


と思いきや続く最終曲、M13「Sugar Sugar/I Got The Feelin'(Heavy Medley)」の怒濤のメドレーが素晴らしい出来映えなのです。


M11「Jumpin' Jack FlashThe Rolling Stonesですら充分にいなたいのですけれども、副題に違わぬドシャメシャなカヴァー2連発があまりにも強烈過ぎます。
コテコテならぬヨレヨレでヘロヘロなファンクが一閃、高揚感どころかズブズブと底なし沼に引き摺り込まれるような感覚に陥ります。


必要以上に神格化されている節も確かにありますけれども、こういうことをやられてしまいますとそれも無理はないことだろうと思わず納得です。


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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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