
トロンボーン奏者の
J.J. Johnson率いる
Jay Jay Johnson 5のライヴ盤、『
Live At Cafe Bohemia 1957』のご紹介です。
偶然にもとある店頭にて見掛けた本CDなのですけれども、999枚の限定盤という文字に煽られまして転ばぬ先の杖と申しましょうか、後悔するよりはましだと踏みまして購入したのが一昨年のことです。
月日が経つのは速いものです。
解説によりますと、元々のアナログ盤は350枚限定の1978年発売、表題の通りの名門ジャズクラブでのライヴ録音にして放送用の音源とのことです。
音質については想像していたよりも悪いとは感じられませんし、何しろ手に汗握る臨場感が段違いです。
ピアノに名盤請負人の
Tommy Flanagan、ドラムスには
Elvin Jonesを配しましてありきたりな言葉を使ってしまえば、悪い訳がないという内容なのです。
勿論、
J.J. Johnson本人の熱のこもった演奏も聴き応え充分ですよ。
ラテンのリズムで彩ったM6「
Old Devil Moon」などが特に印象的だったりする、素晴らしい演奏が記録された実況中継盤です。